2015.4.21

“母の日”に人間ドックをプレゼントするという選択

それぞれどんな検査がある? 組み合わせ方は?

20~60代まで、年齢に関わらずがんのリスクを抱える女性は、定期的に検査を受ける必要がある。特に、がんになる前の状態を把握できる、乳がん、子宮頸がんの検査は、どんなに忙しくても年に一度は受けるべきだ。

乳がんの検査は、マンモグラフィとエコーの2種類。できれば初回は両方を受け、乳腺の見え方や遺伝的要素などから、翌年からの検査内容を医師に判断してもらうといい。年齢や身体の状態、また保険適応の有無によって、エコーのみ、マンモグラフィのみなど、どちらかに絞っていい場合や時期があるので、それも相談してみよう。

子宮がんとは、子宮頸がんと子宮体がんの総称だ。子宮頸がんは若年層から各年代をとおして一定数の罹患者が存在する。検査は、子宮入口の細胞を採取するものが一般的で、比較的時間がかからないため、女性のがんの検査のなかでは気軽と言える。

子宮内部に発生する子宮体がんは、女性のがんの検査に含まれていないことが多い。不正出血などの症状があって初めて、検査の必要性が出てくるとされているからだ。発症年齢は閉経後に増加する傾向にある。卵巣や子宮体部の状態は、子宮頸がんの検査(細胞診)のみでは確認できない。30代後半からは、乳がんと子宮頸がんの検査に経膣エコーの検査を加え、子宮内部の状態をチェックしておこう。経膣エコー検査は、がんだけでなく子宮筋腫や子宮内膜症の有無、卵巣の腫れなども把握できるので、健康管理としてもおすすめだ。

乳がんや子宮がんの検査は、お手頃価格

乳がんや子宮がんの検査は、人間ドックの中でも、比較的お手頃な金額で受けられるプランがそろっている。乳がんと子宮がんの検査を組み合わせたものは「レディースドック」とも呼ばれ、なかには、1万円程度で受けられる医療施設も。それぞれの精度をより上げるための検査や、卵巣がんの検査などの項目が増えればもちろん価格は上がっていくが、組み合わせ方の自由度が高いのも魅力だ。

次ページでは、医療施設とレディースドックのプランを紹介>>>

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Colorda編集部