[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 泉ガーデン桜十字クリニック (東京都 港区)
28,380円~80,000円(税込)
東京都 港区
六本木一丁目駅 / 神谷町駅
東京都港区六本木1-6-3泉ガーデンウィングB1
六本木一丁目駅直結の好立地。アクセス抜群のクリニックで専門医による内視鏡検査が受けられます。検査の流れを徹底的に考証し、充実した検査と短い待ち時間を両立しております。 また、桜十字グループのノウハウを共有して良質なサービスをお届けします。
広告 【脳と身体の健康プラザ】林脳神経外科メディカルクリニック (東京都 杉並区)
5,000円~155,520円(税込)
東京都 杉並区
南阿佐ケ谷駅 / 阿佐ケ谷駅
東京都杉並区阿佐谷南1-9-2Goodビル B1F・1F
3テスラMRIとマルチスライスCTで健康と長寿をサポートしております。検査画像の診断は医師のダブルチェック、女性専用フロアも完備しております。また婦人科検査は女性医師・女性技師が対応させて頂いております。
東京都世田谷区玉川3-15-1曽根ビル5F
11月 | 12月 | 1月 |
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世田谷区は東京都の特別区です。1932年に行われた特別区の区域拡大により誕生しました。特別区とは、東京都にある23の区のことをいい、地方自治法に基づき定められています。その後世田谷区は、1936年に北多摩群であった千歳・砧村(きぬたむら)と合併して現在の面積となりました。当時の人口は約21.1万人程でしたが、現在では東京23区で最も人口の多い住宅都市へと発展しました。
2021年10月現在の人口は約91.8万人(住民基本台帳による)です。国勢調査によれば、世田谷区の人口は現在も増加し続けています。なお、日本全体のピークは2008年で、東京都全体では人口増加が続いています(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所によれば、世田谷区の人口は2035年の約92.7万人をピークに減少すると推計されています。2021年7月現在における65歳以上の高齢者人口は約18.6万人で、高齢化率は20.2%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、世田谷区の高齢化率は全国と比べると進んでおらず、東京23区の中でも9番目に低い値となっています。しかし多くの地方自治体同様、高齢者の人口は増加し続けています。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。
下記は、世田谷区の平均寿命と65歳健康寿命、65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都の平均)。65歳平均障害期間とは、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの期間の平均期間であり、長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
65歳健康寿命※2019年 | 65歳平均障害期間※2019年 | 【参考】平均寿命※2015年 | |
---|---|---|---|
男性 | 83.40歳(82.93歳) | 2.03年(1.73年) | 82.8歳(81.1歳) |
女性 | 85.90歳(86.02歳) | 3.98年(3.53年) | 88.5歳(87.3歳) |
2019年現在の65歳健康寿命は、男性83.40歳、女性85.90歳で、これは東京都23区のうち男性7位、女性14位です。東京都の平均と比較すると、男性の65歳健康寿命は長く、女性は短い結果になっています。また65歳平均障害期間においては、男女いずれも東京都の平均より長くなっています。「健康せたがやプラン(第二次)後期」では、「区民が生涯にわたり健やかでこころ豊かに暮らすことができる地域社会の実現」を基本理念として、健康づくりに関する取り組みを記載しています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、世田谷区と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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世田谷区※2019年 | 悪性新生物(がん)28.2% | 心疾患14.9% | 老衰11.0% | 脳血管疾患7.1% | 肺炎6.1% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
世田谷区の死因順位は日本全体と同じです。ポイント数では、1位のがんや3位の老衰が日本全体を上回っていますが、4位の脳血管疾患や5位の肺炎は下回っています。3位の老衰は、日本全体よりも2.2ポイント高いことから、世田谷区では老衰で亡くなる人が日本全体より多い傾向にあると言えます。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
世田谷区が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、世田谷区独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん | 問診、胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | ・バリウム40歳以上・胃カメラ50歳以上 | 年1回※胃カメラとバリウムは同一年度内に両方受診不可 | ・バリウム1,000円・胃カメラ1,500円 |
子宮頸がん | 問診、視診、子宮頸部細胞診、内診※必要な方には、子宮体部がん検診も実施 | 20歳以上女性 | 2年に1回 | 800円※子宮体部がん検診は別途 1,000円 |
肺がん | 問診、胸部X線検査、喀痰検査※喀痰検査は50歳以上で喫煙指数600以上の方 | 40歳以上 | 年1回 | 100円※喀痰検査実施者は別途 500円 |
乳がん | 問診、視触診、マンモグラフィ | 40歳以上女性 | 2年に1回 | 1,000円 |
大腸がん | 便潜血検査 | 40歳以上 | 年1回 | 200円 |
前立腺がん | 血液検査(PSA値) | 60歳以上男性 | 生涯に1度 | 600円 |
口腔がん | 問診、視触診※必要な方には、細胞診検査も実施 | 61・66・71歳の方以 | - | 700円 |
世田谷区のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。国の指針にはない取り組みとして、子宮がん検診では必要な方に子宮体部がんの検診も実施していることや、前立腺がん検診と口腔がん検診の実施が挙げられます。
世田谷区では、現在がん検診の無料クーポンを配布していません。
ただし次の方は、無料でがん検診を受診することができます。 ・住民税非課税世帯 ・生活保護受給者
下記は、世田谷区が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 3.1% | 17.9% | 6.2% | 19.9% | 7.8% |
2016年度 | 6.1% | 14.8% | 5.7% | 17.7% | 6.9% |
2017年度 | 4.9% | 16.5% | 6.5% | 18.5% | 8.0% |
2018年度 | 5.9% | 16.8% | 6.4% | 18.7% | 6.6% |
2019年度 | 7.0% | 17.0% | 5.6% | 18.4% | 5.9% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
世田谷区のがん検診受診率は、日本全体とほぼ同様の値となっています。胃がん検診では、2015年度に日本全体より大きく下回っていたものの、年々増加する傾向がみられます。しかしながら、肺がん検診や大腸がん検診は年々低下している傾向にあります。
日本全体のデータにおいて、2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、世田谷区では次のような取り組みを行っています。胃がんのなりやすさを判定する胃がんリスク検査、がんに関する正しい知識を普及啓発するための講演会などがあります。
・胃がんリスク(ABC)検査 胃がん検診のほかに、採血のみで将来胃がんになりやすいかどうかを判定する検査を実施。対象年齢は、40・45・50・60・70歳の世田谷区民で、生涯に1度のみ自己負担額800円で受診できる。
・B型、C型肝炎ウイルス検診 肝炎ウイルスに感染すると、気づかないうちに肝臓の炎症が進み、肝臓がんに進行する場合がある。世田谷区では、過去に区の肝炎ウイルス検診を受けたことがない方を対象に、1回に限り無料で検診を実施している。
・世田谷区がん講演会 区民などを対象に、がんに関する正しい知識の普及、啓発のためのがん講演会を開催。2020年度の講演会テーマは大腸がんについてであり、YouTubeの世田谷区オフィシャルチャンネルで配信された。
世田谷区では、人間ドックの補助や助成は行っていません。
「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。
審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった人間ドックの健診施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。
日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で410以上の施設が認定されています。2023年8月現在、世田谷区には人間ドック機能評価認定施設はなく、近隣の渋谷区に5施設、目黒区に1施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。
世田谷区では、「区民が生涯にわたり健やかでこころ豊かに暮らすことができる地域社会の実現」を目指して、さまざまな取り組みを行っています。区民の自主的な健康活動をサポートする「健康せたがやプラス1」、自宅での生活習慣の改善をサポートする「お家でトライ」、中高年世代の健康づくりなどを目的とした団体「せたがや生涯現役ネットワーク」などがあります。
・「健康せたがやプラス1」の推進 「何かひとつ、健康に良いことを生活の中に加えていく」ことを目指した取り組み。具体的には、自身が行う健康活動を発表する動画コンテスト、健康活動の例を掲載した健康カタログやウォーキングマップの作成などを行っている。
・個別サポートによる生活習慣改善実践「お家でトライ」 血糖値がやや高めな方を対象に、世田谷区保健センターが電話で個別にサポートするサービス。食事や運動に関する資料を送付し、電話相談で血糖状況や生活習慣の振り返り、目標設定とプラン作成などを行っている。
・中高年の地域活動を促す「せたがや生涯現役ネットワーク」 中高年世代の区民を対象とした、健康づくり、環境、福祉、趣味、仲間づくりなどの団体。定年退職された方も自分に合った団体を選んで、地域での活動に参加できるようになっている。
※本記事は2021年10月時点の情報を元に作成しています。