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2016.12.5

忘年会シーズン到来!! 飲み会続きでも太らない3つの方法


いよいよ年末に向けて、楽しい飲み会シーズン到来ですね。忘年会にクリスマス、そして新年会…お付き合いは大切ですが、この時期に急激に脂肪をためてしまう人も多いはず。今日は「飲み会続きでも太らない3つの方法」をご紹介いたします。

1. 温かいお酒を飲む

乾杯の定番といえばビール。乾いた喉にあの苦さと冷たさがたまらないですね。ですが、ビールのような冷たいお酒を飲み続けると、身体はどんどん冷えていきます。

人間の体は、冷えてくると体温を高くして健康な状態に戻ろうという機能が自然に働き、結果食欲が増します。なので、ビールやワイン、氷のはいった冷たいカクテルを飲み続けると、特に脂っこいおつまみがたくさん食べたくなって食欲が止まらなくなるのです。

カロリーの高いおつまみベスト3

1位 フライドポテト     [460kcal]
2位 フライドチキン     [400kcal]
3位 ピザ(2ピース)     [400kcal]

人気の高いメニューはカロリーが高く脂肪分もたっぷり。これらの料理をたくさん食べないためには、温かいアルコールを選びましょう。

おすすめのホットアルコール

1位 日本酒
2位 焼酎のお湯割り(梅干し入りがベスト)
3位 ホット赤ワイン

日本酒がおすすめな理由は、お肌の調子が良くなるから。日本酒の原料に含まれるコウジ酸には、シミやほくろの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあるため、適度に飲めば美白効果も期待できます。また、保湿効果があるので翌朝お肌がしっとり潤います。お酒を飲み過ぎないためには、お酒を1杯のんだら次にホットウーロン茶を1杯飲む、というようにお酒の量を自分でコントロールしてみて下さいね。

2. 食べ合わせに気をつける

1年間頑張ってきたダイエットも12月でパーに…なんてことにならないために、バランスの良い食べ合わせを覚えておきましょう。食べ物には、体に負担になる食べ物とならない食べ物があります。オーガニック・マクロでは「中和」という考え方があり、負担になる食べ物、主に動物性食品を植物性食品の野菜を一緒に食べることでバランスを保ちます。

バランス食べ合わせ法

牛肉     ⇒ じゃがいも
豚肉     ⇒ しょうが
卵・鶏肉   ⇒ ねぎ、しいたけ
甲殻類・貝類 ⇒ レモン・酢
白身の魚   ⇒ 大根おろし
赤身の魚   ⇒ わさびおろし
てんぷら   ⇒ 大根おろし
揚げ物    ⇒ 大根おろし・レモン汁
白米・もち  ⇒ 梅干し

メニューを自分で選べるときには、上記の組み合わせになっている料理を選びましょう。例えば豚肉を食べるときは「生姜焼き」、やきとりだったら「ネギマ」がいいですね。また、覚えるのが面倒な人は、肉や魚や魚介類、脂っこい物を食べたらその3倍の野菜を食べればOK!ということを頭に入れて食べてみてください。メニューに野菜がないときには、その翌朝にゆでたり蒸したりした野菜をたっぷり食べて、2食でバランスをとるようにすれば、上手に中和することが出来ますよ。

そしてもうひとつ。いつもより噛む回数を増やしてみてください。よく噛むことで、胃腸への負担が軽くなり食事の量も自然にコントロール出来ます。噛んでいる間はおしゃべりができないので、自然と人の話に耳を傾けることになります。そして人は、自分の話をよく聞いてくれる人に好感を持ちます。今年の宴会は自分のことを人に話すより、ダイエットをかねてよく噛みながら聞き役にまわり、良好な人間関係を築いてみませんか? 悩んでいた人間関係から解放されるかもしれませんよ。

笑顔で美味しそうに食べて、相手の目をみつめながらその人の話に耳を傾けてみましょう。もしかしたら宴会のあとに、素敵なお誘いがあるかもしれません。今年は盛り上げ役は他の人にお任せして、聞き役に回って「ダイエット」と「恋」の両方をゲットしてみてはいかがでしょうか? 実は昨年、この方法を生徒さんに伝授したところ、みごと意中の人を射止めることに成功したとのことです。是非ぜひ一度お試しくださいね。

3. 帰宅後と翌朝にきちんとリセット

宴会でお酒を飲み過ぎてしまった方は、帰宅後に梅干しを食べてから寝るようにしましょう。おうちに三年番茶がある場合は、梅しょう番茶を作って飲むことをおすすめします。

梅しょう番茶のつくり方

材料
梅干し   1個
三年番茶  200cc
しょうゆ  適量

作り方
マグカップに全ての材料を入れ、箸やフォークで梅干しをつぶしながらよくかき混ぜて、熱いうちに飲む。

心臓に疾患のない方はお風呂に入って、取りすぎた塩分やアルコール分を抜いてから寝ると、翌朝スッキリと目覚めることができます。ただし、飲み過ぎたときは梅干しや梅しょう番茶を飲んで、お風呂には入らずすぐに寝てくださいね。

忘年会やクリスマス会は好きな仲間と美味しく楽しく集う、すてきな時間。ダイエットのことばかり気にかけて心から楽しめないなんて、とっても勿体ないことなので、「飲み会続きでも太らない3つの方法」を実践して、思い出に残る時間を過ごしてくださいね。

文/マクロビオティック料理教室G-veggie はりまや 佳子

ライタープロフィール
1963年東京生まれ、大田区在住。
武蔵野女子大学(現武蔵野大学)短期大学部家政科卒。建設会社受付嬢、英会話学校マネジャー、船井総合研究所勤務、うどん屋女将を経て、1993年より出版社に勤務。書店営業ののち単行本編集者となる。家族が西洋医学では完治できない重篤な病に冒され、療養のために10年前からマクロビオティックを実践し始める。2005年に退職後、米国クシ・インスティテュートに留学し、キャリアトレーニングプログラム・レベルⅢを卒業。インストラクターの資格を取得。2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在10年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。2012年10月30日にキレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。

『オーガニック大好き!はりまや佳子』ブログ


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Colorda編集部