大腸がん検診費用の相場
大腸がん大腸がん検診の費用の相場と銘打っていますが、
ここではまずは主な大腸がん検診の種類と合わせて検診費用を説明します。
まずは「便潜血検査」でチェック!
まず最も簡単な検査が「便潜血検査」、いわゆる検便です。
便の中に血液が混ざっていないかを調べる検査で、
大腸がんの可能性があるかどうかをふるいにかけるための検査です。
一般的な方法は、1日分または2日分の便を自分自身で採取して提出し検査します。
この検査は自治体などから補助が出る場合も少なくなく、無料で受けられることもあります。
健康診断を実施する機関でも行っており、補助が出ない場合でも1,000〜2,000円で受診することが可能です。
「便潜血検査」は、
- 大腸がん
- 大腸ポリープ
- 消化器官系がん
の早期発見に有効です。
便潜血検査で「陽性」だった場合は、精密検査を!
たとえ検査結果が「陽性」だったとしても、100%大腸がんであるというわけではありません。
ただ、大腸がんは症状が出にくいため、結果が「陽性」の場合は、精密検査である「大腸内視鏡検査」を受けておくことが大切です。
この「大腸内視鏡検査」はお尻の穴から内視鏡と呼ばれるカメラを入れて直接大腸を検査します。
「大腸内視鏡検査」は「便潜血検査」などで異常が見つかった場合は健康保険が適用となり、3割負担で6,000〜9,000円ほどで受診することが可能となっています。
さらに大腸内で異常な組織が見つかり組織検査を行った場合などは、これも健康保険が適用となり、3割負担で10,000〜16,000円くらいが費用の相場となっています。
※保険適用外での「大腸内視鏡検査」
便潜血検査や、PET検査等で大腸内視鏡検査を医師から勧められていない場合は、
保険適用外となり、約2~3万円での費用となります。
便潜血検査・大腸内視鏡検査以外の検査方法
○ PET-CT検査
多くのがん診断を一度にできることで知られるPET-CT検査も、大腸がんに有効です。
ただ全身のガンを検査することが可能なPET-CT検査は、10万円程度と高額なため、
大腸以外にも心配な部位がある方はオススメであると言えます。
○ S状結腸内視鏡検査
大腸がんのできやすい場所である、S状結腸と直腸を検査します。
健康保険3割負担の場合、3,000円程度です。
○ 注腸検査(大腸バリウム検査)
かつては大腸検査の主要検査でした。おしりからバリウムを入れ、検査するものです。
ただ、苦痛が大きい割に、早期がんの発見が出来ない等、弱点が多く今では内視鏡検査に取って代わっています。
検査費用は健康保険3割負担の場合、4,000円程度です。
検査費用まとめ
検査方法 | 費用 |
---|---|
便潜血検査 | 無料~2,000円程度 |
大腸内視鏡検査 | 6,000~16,000円程度(保険適用)/2~3万円(保険適用外) |
PET-CT検査 | 10万円程度 |
S状結腸内視鏡検査 | 3,000円程度(保険適用) |
注腸検査 | 4,000円(保険適用) |
「便潜血検査」で「陰性」だからといって100%大腸がんでないとも言えません。
定期的な健康診断を受けていた方はほぼ問題はないと思います。
また、これまで一度も大腸の検査を受けたことがないという方は、まずは「便潜血検査」を受診されるのがいいでしょう。
MRSOでは便潜血検査はもちろん。内視鏡検査なども行える医療機関も登録されていますので、検査を受ける前の指標としてご利用ください。
マーソでよく見られている大腸の検査プラン
最寄り駅 | 板橋・西巣鴨・庚申塚 |
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プラン | 大腸がん検査(3D-CT仮想内視鏡検査) |
費用 | 35,000円 |
何度もテレビ取材を受けている今人気の施設です。
そのため、予約枠が早めに埋まってしまう傾向があります。
最新の3D検査で大腸がんの早期発見!短時間で検査可能です。
マーソは全プラン最適条件保証
最寄り駅 | 渋谷 |
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プラン | 楽な大腸内視鏡検査コース |
費用 | 25,000円(税込) |
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