[広告]愛知県周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 浜松PET診断センター (静岡県 浜松市浜北区)
9,980円~220,000円(税込)
静岡県 浜松市浜北区
新浜松駅 / 浜北駅 / 浜松駅
静岡県浜松市浜北区平口5000浜松ホトニクス中央研究所内
愛知県に隣接する浜松市でPETがん検診累計実施数が30,000件を超える画像診断専門施設です。 総合コースではPET、CT、MRIなどの検査を組み合わせ、約4時間で全身をスクリーニング、結果は当日に医師から説明します。 病院受診が必要な場合には通院しやすい総合病院をご紹介しますので、愛知県からのご受診も可能です。 全身PETがん検診/画像診断専門施設/日本核医学会PET核医学認定医在籍/完全予約制
愛知県一宮市中町1-3-5
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一宮市は愛知県の北西部、濃尾平野のほぼ中央にあり、名古屋市と岐阜市の中間に位置しています。1921年の市制施行によって誕生し、以降も近隣町村との合併を経て市域を拡大。2005年には旧一宮市、尾西市、葉栗郡木曽川町が合併し、現在の市域となりました。尾張の国で最初に参拝する「一の宮(真清田神社)」の門前町であったことが地名の由来といわれています。日本一広い国営公園「国営木曽三川公園」のひとつ「138タワーパーク」は、一宮市のランドマークとして地域の人々に親しまれています。
一宮市における2021年10月現在の人口は約38.3万人(住民基本台帳による)です。「一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略」によれば、一宮市の人口は戦後から1980年頃まで急増したのち緩やかな増加傾向に変わり、2012年に約38.7万人でピークを迎え、現在は緩やかな人口減少局面に入っています。なお、日本全体のピークは2008年、愛知県の人口は2019年まで増加が続いていましたが、2020年に初めて減少に転じました(いずれも推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、一宮市の人口は2045年には約33.7万人に減少すると推計されています。
2021年10月現在における65歳以上の高齢者人口は約10.4万人で、高齢化率は27.1%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、一宮市の高齢化率は日本全体よりはやや低いと言えます。しかし多くの地方自治体同様、総人口に対する高齢者の割合は増加し続けています。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。
2021年11月現在、一宮市の健康寿命は公表されていません。2015年に厚生労働省が発表した一宮市の平均寿命は下記の通りです。参考として、愛知県の平均寿命と健康寿命、およびその差である「不健康である期間」を表にまとめました(カッコ内は全国平均)。不健康である期間が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
一宮市 | 参考:愛知県 | |||
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平均寿命※2015年 | 平均寿命※2015年 | 健康寿命※2016年 | 不健康である期間 | |
男性 | 80.9歳(80.8歳) | 81.1歳(80.8歳) | 73.06歳(72.14歳) | 8.04年(8.66年) |
女性 | 87.1歳(87.0歳) | 86.9歳(87.0歳) | 76.32歳(74.79歳) | 10.58年(12.21年) |
2015年の一宮市の平均寿命を全国平均と比較すると、男女ともに0.1歳上回っています。愛知県の平均寿命との比較では、男性が0.2歳短く、女性は0.2歳長い結果となっており、男女ともおおむね平均値であると言えます。
一宮市では2017年3月策定の「第2次健康日本21いちのみや計画」の中で「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」を目標に掲げ、市民一人ひとりが健康に暮らせるための行動変容をうながすとともに、健康づくりに取り組む環境を整備し、市全体で健康づくりの取り組みを進めていくとしています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、一宮市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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一宮市※2019年 | 悪性新生物(がん)28.3% | 心疾患13.5% | 老衰10.6% | 脳血管疾患7.0% | 肺炎6.3% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
一宮市の死因順位は日本全体と同じです。ポイント数をみると、1位のがんは日本全体を1.0ポイント、3位の老衰は1.8ポイント上回っています。三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)の合計は日本全体が50%であるのに対し、一宮市は48.8%です。生活習慣病の発症や重症化の予防には、生活習慣の改善とともに定期的な健(検)診が大切です。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
一宮市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、一宮市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
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胃がん | 問診、胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | ・バリウム:40歳以上・胃カメラ:50歳以上 | ・バリウム:年1回・胃カメラ:2年に1回 | ・バリウム:2,000円・胃カメラ:3,000円 |
子宮頸がん | 問診、視診、内診、子宮頸部細胞診 | 20歳以上女性 | 年1回 | 1,000円 |
肺がん | 問診、胸部X線検査、喀痰検査※喀痰検査は医師が必要と認めた方に実施 | 40歳以上 | 年1回 | 無料※喀痰検査は1,000円 |
乳がん | 問診、視触診、マンモグラフィ | 40歳以上女性 | 2年に1回 | 1,000円 |
大腸がん | 便潜血反応検査 | 40歳以上 | 年1回 | 500円 |
前立腺がん | PSA検査(血液検査) | 50歳以上で5歳刻みの節目年齢の男性 | 5年に1回 | 1,500円 |
一宮市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。特徴として、子宮頸がんの受診間隔は国の指針より多い年1回、指針にはない前立腺がん検診の実施が挙げられます。
一宮市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。
種類 | 対象者※年齢は当該年度4月1日時点で判定 | 無料になる検査項目 |
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子宮頸がん | 20歳女性 | 問診、視診、内診、子宮頸部細胞診 |
乳がん | 40歳女性 | 問診、視触診、マンモグラフィ |
対象の方には5月上旬に市からクーポン券が送付されます。肺がん検診は無料クーポンはありませんが、40歳以上の方は無料で受診できます。
また、次の方は無料でがん検診を受診できます。 ・後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方 ・生活保護世帯の方 ・市民税非課税世帯の方(世帯全員の方が非課税)
生活保護世帯の方、市民税非課税世帯の方は受診前に手続きが必要です。詳細は一宮市サイトや一宮市役所などでご確認ください。
下記は、一宮市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 17.1% | 31.1% | 41.6% | 29.8% | 33.3% |
2016年度 | 11.7% | 13.3% | 15.4% | 13.9% | 11.0% |
2017年度 | 10.7% | 13.0% | 14.0% | 12.3% | 9.8% |
2018年度 | 9.8% | 13.0% | 13.3% | 12.0% | 9.2% |
2019年度 | 8.8% | 13.6% | 12.4% | 12.4% | 8.5% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
一宮市のがん検診受診率は、胃がん・肺がん・大腸がん検診はほとんどの年度で日本全体を上回っています。とくに肺がん検診の受診率が比較的高い要因のひとつとして、肺がん検診が無料であること(「3-2.一宮市のがん検診」参照)も関わっていると考えられます。一方、婦人科系疾患である子宮頸がん・乳がん検診は2015年度を除き日本全体の受診率を下回っています。
日本全体のデータにおいて、2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去、国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、一宮市では次のような取り組みを行っています。
・無料の肝炎ウイルス検査の実施 肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなり得るB型・C型肝炎ウイルスの検査を、市内の協力医療機関にて実施。対象者はこれまでに肝炎ウイルス検査をしたことがない40歳以上の方。費用は無料。
・受動喫煙防止対策助成金 喫煙は肺がんをはじめとするさまざまながんの原因となる。一宮市では受動喫煙防止のため、中小企業事業主が受動喫煙防止対策を実施するために必要な経費のうち、一定の基準を満たす各種喫煙室等の設置などにかかる工費、設備費、備品費、機械装置費などの経費に対して助成する制度を取り入れている。
一宮市では25~39歳の国民健康保険加入者を対象に人間ドックを実施しています。検査費用の一部を一宮市国民健康保険が負担するため、通常より少ない費用で受診できます。内容は下記の通りです。
【対象者】 下記すべての条件に当てはまる方 ・25~39歳の方 ・受診日に一宮市国民健康保険の加入者の方 ・一宮市が医療機関から受診結果を受け取ることに同意する方
【検診内容】 問診等(問診・身体計測・血圧測定・視力測定・腹囲計測)、血液検査(血液一般・生化学・血清学・※希望者のみ:C型肝炎)、尿検査、呼吸器系検査、消化器系検査、心電図、腹部超音波検査、血糖検査、眼科的検査、大腸・肺がん検査、(女性のみ)子宮頸がん検査
【自己負担額】 10,000円
留意事項は以下の通りです。 ・定員制、先着400名 ・検査項目の一部を辞退しても自己負担額に変更なし。また、検査項目の変更・追加にかかる料金は受診者の負担
詳細は一宮市サイトでご確認ください。
「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。
審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。
全国で390以上の施設が認定されており、このうち一宮市内の機能評価認定施設は2021年11月現在で2施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。
一宮市では健康寿命の延伸と健康格差の縮小のためにさまざまな取り組みを行っています。その一部を紹介します。
・いちのみや健康マイレージ事業 2015年4月から愛知県と協働で開始した健康ポイント事業。日頃の生活習慣改善に向けた取り組み、健(検)診の受診や健康講座などへの参加によりポイントが付与される。一定のポイントをためると、愛知県内の協力店で特典を受けられる「まいかカード」への交換や、カタログギフト、おこめギフト券、図書カードなどの景品が当たる抽選に参加できる。
・健康づくり講座・教室の開催 市民が楽しく健康づくりに取り組めるよう、健康に関するさまざまなテーマで講座や教室を実施している。医師や歯科医師による「いきいき健康づくり講座」、保健師による健康講話と健康づくりリーダーによる運動実技を行う「すっきり!運動教室」、管理栄養士による食事バランスやテーマごとの食事のポイントが学べる「からだにやさしい栄養教室」などがあり、参加すると「いちのみや健康マイレージ」のポイントが獲得できる。受講料は基本的には無料だが、栄養教室の材料費等で実費負担あり。また、講座内容に応じて年齢や性別等の参加条件を設ける場合がある。
・節目歯周病検診 歯周病は糖尿病をはじめとした全身疾患と深く関連しているとして、むし歯や歯周病の発症を予防、全身の健康を保つことを目的に歯周病検診を実施している。対象者は30~80歳の5歳刻みの年齢の方。検査内容は一般歯科健康診査、歯周病診査で、費用は無料。
・無料の結核検診の実施 16~39歳の方を対象に、結核検診を実施している。目的は結核の有無を調べることであるが、肺がん検診と同じ胸部X線撮影(直接法)を行うため、肺がんの早期発見にもつながるケースもある。費用は無料。
※本記事は2021年11月時点の情報を元に作成しています。