[広告]大阪府周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 桜十字グランフロント大阪クリニック (大阪府 大阪市北区)
8,800円~69,850円(税込)
大阪府 大阪市北区
北新地駅 / 大阪梅田駅 / 大阪駅 / 東梅田駅 / 梅田駅 / 西梅田駅
大阪府大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪北館6階
2023年春グランフロント大阪内リニューアルオープン。大阪駅直結の好アクセスに加え、東京、福岡で健診施設を運営する桜十字グループの大阪施設。 ホテルのような心安らぐ空間で充実の健診サービスを。
広告 聖授会OCAT予防医療センター (大阪府 大阪市浪速区)
94,050円~676,000円(税込)
大阪府 大阪市浪速区
なんば駅 / 大阪難波駅 / 難波駅 / JR難波駅
大阪府大阪市浪速区湊町1-4-1OCATビル地下3階
JR難波駅直結。PET2台、PET-CT1台を有し、全身の検査を行うことが可能。再検査、精密検査が必要な場合は併設の診療所や内視鏡センターにてフォロー。
大阪府大阪市北区梅田2-1-18富士ビル2階・3階
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5-1ルシアスビル16F
大阪府守口市外島町5番55号
大阪府大阪市旭区新森7-10-28
大阪府大阪市中央区城見1-4-1ホテルニューオータニ大阪4F
大阪府大阪市此花区西九条5-4-8
大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ9F
大阪府大阪市淀川区十三本町1-1-9
大阪府大阪市福島区玉川2-12-16
大阪府大阪市中央区南船場2-1-3フェニックス南船場3階
大阪府箕面市船場西3-6-32箕面船場クリニックビル302号室
大阪府吹田市豊津町1-21エサカ中央ビル5F
大阪府大阪市浪速区難波中1丁目6-8Osaka Metroなんばビル3階
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43あべのハルカス21階
大阪府寝屋川市川勝町8-2
大阪府我孫子西2丁目11-21
大阪府宮之阪2丁目20-1
大阪府大阪市西区北堀江2丁目1番11号久我ビル北館2階
大阪府福島区吉野1-22-18
大阪府茨木市中津町5-3
大阪府大阪市北区茶屋町19-19アプローズタワー(阪急茶屋町ビルディング)7階
大阪府枚方市楠葉花園町11-3ファインシティくずは1階
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-4-3心斎橋オーパ11階
大阪府大阪市中央区城見2-2-22マルイトOBPビル1階
大阪府茨木市双葉町10-1茨木東阪急ビル1F
大阪府大阪市福島区海老江2-1-36
大阪府大阪市東成区大今里1-23-12
大阪府中央区大手前1-5-34
大阪府大阪府堺市西区鳳東町4-401-1
大阪府大阪市西成区南津守7-14-32ファンクスビル1F
大阪府大阪市西区京町堀1-9-9
大阪府大阪市平野区瓜破西 2-7-49ニューロータスライフ1階
大阪府西本町1-7-19ワイダ本町ビル1F
大阪府富田林市向陽台1-3-36
大阪府大阪市西区江之子島2-1-54
大阪府枚方市楠葉花園町14-1京阪くずは駅ビル2階
大阪府茨木市新庄町13-15
大阪府大阪市住之江区北加賀屋2-11-8北加賀屋千島ビル1階
大阪府大阪市都島区都島南通2-8-9
大阪府大阪市天王寺区東高津町7-11大阪府教育会館5F
目次[非表示]
枚方市は大阪府の北東部に位置する市です。1947年の市制施行で誕生し、1955年に津田町と合併、現在の市域となりました。合併当時は人口約6万人でしたが、現在では約40万人の都市へと発展しました。枚方市の西側を流れる淀川は、古くから大阪や京都、瀬戸内海を結ぶ交通路としての役割を果たし、現在でも観光船が運行しています。
2021年12月1日現在の人口は約39.8万人(住民基本台帳による)です。枚方市の人口は2009年まで増加傾向にありましたが、その後はゆるやかな減少傾向にあります。なお、日本全体の人口ピークは2008年、大阪府の人口ピークは2010年です(いずれも推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、枚方市の人口は2045年には約31.5万人に減少するとされています。
2021年12月1日現在における65歳以上の高齢者人口は約11.4万人で、高齢化率は28.7%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、枚方市の高齢化率は全国と同水準であると言えます。多くの地方自治体同様、今後も高齢化の進行が予想されます。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。枚方市では、要介護2以上になるまでの期間を健康寿命としており、大阪府が介護保険事業状況報告等のデータに基づき算出した値を使用しています。
下記は、枚方市の健康寿命の推移です(カッコ内は全国平均)。
2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 78.94(78.73) | 79.19(79.22) | 78.84(79.41) | 79.97(79.6) | 80.26(79.8) |
女性 | 82.67(83.21) | 83.08(83.64) | 82.09(83.74) | 83.54(84.0) | 83.42(84.0) |
枚方市の健康寿命は、2014年から2018年にかけて男女ともに延びています。全国平均との比較では、女性はいずれの年においても全国平均を下回っていますが、男性は2017年、2018年は全国平均を上回っており、男性の健康寿命の延伸は順調であると言えます。
枚方市では「第2次枚方市健康増進計画」を策定し、健康で安心していきいきと暮らすことができるまち「健康医療都市ひらかた」を目指すことを明記しています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、枚方市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
枚方市※2019年 | 悪性新生物(がん)29.1% | 心疾患18.5% | 肺炎7.7% | 老衰7.1% | 脳血管疾患6.6% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
枚方市の死因順位は日本全体と異なり、肺炎が3位と高くなっています。ポイント数では、1位のがん、2位の心疾患、3位の肺炎が日本全体を上回っており、1位のがんは1.8ポイント上回っています。この要因のひとつとして、枚方市のがん検診受診率が日本全体より低い傾向にあることも関わっていると考えられます(「4-1.枚方市のがん検診受診率の現状」参照)。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
枚方市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、枚方市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん | 問診、胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | ・バリウム:35歳以上・胃カメラ:50歳以上 | ・バリウム:年1回・胃カメラ:2年に1回 | 2,000円(個別のみ) |
子宮頸がん | 問診、視診、内診、子宮頸部細胞診 | 20歳以上女性 | 年1回 | 500円(個別のみ) |
肺がん | 問診、胸部X線検査 | 40歳以上 | 年1回 | 300円(個別のみ) |
乳がん | 問診、マンモグラフィ | 40歳以上女性 | 2年に1回 | 1,000円(個別のみ) |
大腸がん | 問診、便潜血反応検査 | 40歳以上 | 年1回 | 300円(個別のみ) |
前立腺がん | 問診、血液検査(PSA値) | 50歳以上男性 | 年1回 | 500円(個別のみ) |
枚方市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。胃がん検診の胃部X線検査(バリウム)は指針よりも5歳若い35歳から実施されています。また、子宮頸がん検診においても指針より多い年1回実施され、指針にはない前立腺がん検診が実施されています。
枚方市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。
種類 | 対象者 | 無料になる検査項目 |
---|---|---|
子宮頸がん | 20~40歳の5歳刻み年齢の女性 | 問診、視診、内診、子宮頸部細胞診 |
乳がん | 40~60歳の5歳刻み年齢の女性 | 問診、マンモグラフィ |
大腸がん | 40~70歳の5歳刻み年齢 | 問診、免疫学的便潜血反応検査 |
無料クーポン券配布対象者が、クーポン券が届く前に「枚方市の検診」を受診した場合、医療機関へ支払った自己負担金が返金されます。人間ドックや保険診療で検査された費用は返金対象外です。
また、次の方は事前申請により、無料でがん検診を受診することができます。 ・生活保護受給者の方・市民税非課税世帯の方 ・中国残留邦人等支援給付者の方
下記は、2015年度から2019年度の枚方市の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 6.2% | 34.2% | 19.6% | 30.2% | 22.4% |
2016年度 | 4.4% | 16.6% | 7.7% | 16.0% | 8.3% |
2017年度 | 4.2% | 16.4% | 7.1% | 14.2% | 7.7% |
2018年度 | 4.4% | 16.9% | 6.8% | 13.7% | 7.7% |
2019年度 | 4.0% | 17.0% | 6.1% | 13.7% | 7.1% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
枚方市のがん検診受診率は、ほとんどの検診で日本全体を下回っています。子宮頸がん検診のみ日本全体と同水準であり、2017年度から2019年度にかけての受診率には上昇傾向もみられます。しかしながら、肺がん検診や乳がん検診、大腸がん検診の受診率は年々低下傾向にあり、これは日本全体においても同様の傾向です。
2016年度から一部の受診率が顕著に減少している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、枚方市では次のような取り組みを行っています。肝炎ウイルス検診の無料クーポン券配布やピロリ菌検査、禁煙に成功した方へ禁煙治療費の補助などがあります。
・肝炎ウイルス検診の無料クーポン券の配布 肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなり得る肝炎ウイルスへの感染を防ぐため、肝炎ウイルス検査の無料クーポンを配布している。対象者は、過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない、40〜70歳の5歳刻みの年齢の方。無料クーポン券が届く前に「枚方市の肝炎ウイルス検診」を受けた場合は、自己負担金が返金される。
・ピロリ菌検査の実施 胃がんにつながるリスクがあるピロリ菌の感染の有無を調べる血液検査を500円で実施している。対象者は、35〜60歳で、過去に枚方市のピロリ菌検査を受けたことがない方。
・禁煙治療費の補助 禁煙治療により禁煙に成功した方に、治療に要した医療費(保険適用の禁煙治療費で、薬剤費を含む)の自己負担額のうち20,000円を上限に補助している。また、禁煙治療終了後、半年間禁煙が継続した方には、枚方市内で利用できるひらかたポイント(「6.枚方市の健康増進への取り組み」参照)が1,000ポイント付与される。
枚方市では、枚方市在住の国民健康保険被保険者および後期高齢者医療制度の被保険者を対象に、人間ドックの費用が一部助成されます。助成内容は下記の通りです。
【対象者】 ・枚方市国民健康保険に3ヶ月以上加入している方(40歳以上75歳未満)で、国民健康保険料を完納している方 ・後期高齢者医療制度の被保険者
【助成額】 ・国民健康保険被保険者:上限13,000円 ・後期高齢者医療制度の被保険者:上限26,000円
条件や留意点は以下の通りです。 ・助成は年に1回のみ ・国民健康保険の方 -同一年度内に人間ドックと特定健診の重複助成は不可 -検査項目に、特定健診の基本項目および独自項目が含まれている ・後期高齢者医療制度の方 -検査項目に、上部消化管X線(もしくは内視鏡検査)、腹部超音波(もしくは腹部CT)、胸部X線(もしくは胸部CT)のうち2項目が含まれている -脳ドック、PETおよび各種がん検診、オプション検査の費用は助成対象外
申請の流れなど、詳細は枚方市サイトで確認してください。
枚方市は、「健康医療都市ひらかた」を目指して、さまざまな取り組みを行っています。健康ポイント事業や、ヘルシーメニューの普及推進などがあります。
・ポイントサービス「ひらかたポイント制度」の実施 専用アプリまたは市が発行する「ひらぽカード」を活用したポイント事業。健(検)診の受診や健康・子育て講座、ウォーキングなどへの参加によりポイントが付与される。たまったポイントは枚方市内の協力店での買い物や、京阪バスポイントとの交換などで使用できる。
・介護予防ポイント事業「ひらかた生き生きマイレージ」の実施 地域の介護力を高めることを目的としたポイント事業。サポーターに登録した65歳以上の市民(介護保険第1号被保険者)が、市内の介護施設などで1日1時間以上活動すると200ポイントが付与される。活動内容は身体介護をともなわないもので、囲碁や将棋による交流、見守り、傾聴、朗読などである。サポーターの登録には、新任サポーター養成研修の受講が必要。
・ヘルシーメニューの普及推進 外食を通した健康づくりを推進するため、飲食店を対象にヘルシーメニューを応募するコンテストを開催。2021年度はコロナ禍で、テイクアウトに対応する飲食店が増えたことから、「ヘルシーテイクアウト2021コンテスト」が開催された。また、市内飲食店と「ひらかた健康3ツ星レストラン」を結成し、枚方市独自のヘルシーメニューの開発・提供も行っている。
※本記事は2022年2月時点の情報を元に作成しています。