守口市で人間ドックが予約できる医療施設一覧

大阪府 守口市がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.守口市のがん検診の種類・費用

1-1.守口市のがん検診

守口市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、守口市独自の取り組みです。

守口市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。独自のがん検診として、前立腺がん検診を実施しています。また、胃がん検診については、指針よりも早い35歳から実施している点も特長です。

なお、守口市市民保健センターで実施される集団検診のうち、子宮頸がん・肺がん・前立腺がんは、市民総合健康診査等と同時受診することが可能です（大腸がん検診は市民総合健康診査等で検体容器を配布）。

1-2.守口市のがん検診の無料クーポン

守口市では、下記対象者にがん検診の無料クーポンが支給されます。

無料クーポン券は、6月頃に対象の方に発送されます。詳細は、個別通知に同封された案内で確認してください。

なお、守口市国民健康保険の加入者は、被保険証を提示することで各種がん検診の費用が無料になる助成制度があります。詳細は守口市サイト等で確認してください。

2.守口市による病気予防のための取り組み

2-1.守口市が実施している病気予防の検査や取り組み

がんを始めとした病気予防のため、守口市では次のような取り組みを行っています。

・市民総合健康診査
守口市では、市民総合健康診査を実施。健康診査の受診機会がない15～39歳の市民も受診できる。検査内容は、問診・診察（聴打診）・身体計測・血圧測定・血液検査・尿検査・眼底検査（診察医の指示がある場合のみ）。費用は無料。受診には、守口市市民保健センターへの申し込みが必要。

・肝炎ウイルス検診
慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的として、B型およびC型肝炎ウイルス検査を実施。対象は40歳以上の市民で、過去に肝炎ウイルス検査を受診したことがない方。検査方法は血液検査（HBs抗原検査、HCV抗体検査）。集団検診にて市民総合健康診査等と同時実施が可能。費用は1,000円。受診には、守口市市民保健センターへの申し込みが必要。

・骨密度測定
骨粗鬆症（骨粗しょう症）により骨折して寝たきりになるのを防ぐために、骨密度測定を実施。対象は15歳以上の市民で、前年度受診していない方。検査方法は、問診・骨密度検査（カルシウム量測定検査）・保健指導。費用は1,000円。受診には守口市市民保健センターへの申し込みが必要。

・歯科健康診査
虫歯や歯周病の早期発見によって早期治療につなげるための歯科健康診査。対象は15歳以上の市民。検査内容は、問診・診察（歯周病進行度測定検査・その他口腔衛生状況）・唾液潜血反応検査。さらに15～70歳の5歳刻み年齢の市民には、パノラマレントゲン検査も実施。費用は無料。集団検診にて市民総合健康診査等と同時実施が可能。

2-2.気にしておきたいその他の検査

厚生労働省が指針を示しているがん検診以外の検査は、自治体によって実施の有無や検査内容が異なります。人口規模や財政状況、独自の見解など事情はさまざまです。守口市で実施していない検査のうち、おもだった検査には下記が挙げられます。

・胃がん：胃内視鏡検査（胃カメラ）、胃がんリスク検査（ABC検査/ピロリ菌抗体検査およびペプシノゲン検査）
・大腸がん：大腸内視鏡検査（大腸カメラ）

会社員の方は、職場の健康診断やそのオプション検査で上記を受けられるかどうか確認してみてください。受診機会がない場合は、実施している医療施設を探して自費で受診する方法があります。市内もしくは近隣の自治体にも範囲を広げて探してみるとよいでしょう。

3.守口市の人間ドックの費用補助・助成

守口市では、守口市国民健康保険の加入者を対象に、人間ドックまたは脳ドックの受診費用が一部助成されます。助成内容は下記の通りです。

【人間ドック・脳ドックの助成対象者】
・守口市市国民健康保険の加入者（40～74歳）
※過年度保険料を完納または納付誓約を履行していること

【人間ドック・脳ドックの助成金額】
・人間ドックに要した費用（上限21,000円）
・脳ドックに要した費用（上限18,000円）

助成対象となるには、いくつかの条件があります。
・国民健康保険加入者1人につき、人間ドックまたは脳ドックの費用を年度内1回のみ助成
・年度内に市民総合（特定）健康診査を受診していないこと（人間ドックのみ）
・人間ドックの検査項目は、市民総合（特定）健康診査の検査項目をすべて満たしていること
・脳ドックの検査項目は、頭部MRI/MRA検査を含んでいること
・人間ドックまたは脳ドックの検査日の属する年度末（3月末日）までに、必要書類持参のうえ、保険課に申請すること
・提出した検査結果データを市が保健事業で利用することに同意すること

ただし、申請時に保険事業の予算額に達してしまった場合は助成できません。人間ドック助成金の申請方法や必要書類など、詳細は守口市サイトで確認してください。

4.守口市の人間ドック機能評価認定施設

人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で400以上の施設が認定されています。2024年2月現在、守口市内に機能評価認定施設はありませんが、隣接する大阪市に19施設、大阪府全体では31施設あります。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。