千代田区で人間ドック(呼吸器専門医)が予約できる医療施設一覧

東京都千代田区で受診可能な人間ドック(呼吸器専門医)5件の医療施設です。 人間ドックのマーソでは東京都千代田区の人間ドック(呼吸器専門医)施設を検索し、予約することが可能です。
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5件中 1〜5件表示

[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設

  • 広告 泉ガーデン桜十字クリニック (東京都 港区)

    28,380円~80,000円(税込)

    東京都 港区

    六本木一丁目駅 / 神谷町駅

    東京都港区六本木1-6-3泉ガーデンウィングB1

    六本木一丁目駅直結の好立地。アクセス抜群のクリニックで専門医による内視鏡検査が受けられます。検査の流れを徹底的に考証し、充実した検査と短い待ち時間を両立しております。 また、桜十字グループのノウハウを共有して良質なサービスをお届けします。

    28,380円~80,000円(税込)
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  • 広告 【脳と身体の健康プラザ】林脳神経外科メディカルクリニック  (東京都 杉並区)

    5,000円~155,520円(税込)

    東京都 杉並区

    南阿佐ケ谷駅 / 阿佐ケ谷駅

    東京都杉並区阿佐谷南1-9-2Goodビル B1F・1F

    3テスラMRIとマルチスライスCTで健康と長寿をサポートしております。検査画像の診断は医師のダブルチェック、女性専用フロアも完備しております。また婦人科検査は女性医師・女性技師が対応させて頂いております。

    5,000円~155,520円(税込)
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こころとからだの元氣プラザ (東京都 千代田区)

こころとからだの元氣プラザ (東京都 千代田区)

特徴 ♦神保町エリア≪4駅6路線≫からアクセス可能な好立地
♦男女別エリアによる快適な環境
♦人間ドック学会認定施設
♦誘導支援システムで待ち時間を短縮

130年の歴史と年間約28万人の受診実績
... がある医療機関です。
施設内に臨床検査センターを有しており、検査値の一部は当日中にお知らせが可能です。
1.5T高分解能MRI・80列マルチスライスCT、AIによる画像判定、混雑緩和誘導システムを導入。
首都圏57の医療機関との連携ネットワークを駆使し、人間ドックのみで完結せず、
併設の外来診療所・地域の医療機関と連携を取りながらおひとりおひとりに適した医療を提供します。
ク学会認定施設
♦誘導支援システムで待ち時間を短縮

130年の歴史と年間約28万人の受診実績がある医療機関です。
施設内に臨床検査センターを有しており、検査値の一部は当日中にお知らせが可能です。
1.5T高分解能MRI・80列マルチスライスCT、AIによる画像判定、混雑緩和誘導システムを導入。
首都圏57の医療機関との連携ネットワークを駆使し、人間ドックのみで完結せず、
併設の外来診療所・地域の医療機関と連携を取りながらおひとりおひとりに適した医療を提供します。
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御茶ノ水駅 / 新御茶ノ水駅 / 神保町駅 / 竹橋駅 御茶ノ水駅 / 新御茶ノ水駅 / 神保町駅 / 竹橋駅

東京都千代田区神田神保町一丁目105番地神保町三井ビルディング2階

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九段坂病院 (東京都 千代田区)

九段坂病院 (東京都 千代田区)

特徴 健康を維持するためには定期的な検査とご自分のお体を把握し、向き合うことが重要といわれております。
基本的な人間ドックにプラスし、オプション検査をご用意しておりますので、ご自身の気になる箇所に合わせて ... 検査をすることが可能です。
また、胃カメラ検査は経口・経鼻お好きな方をご選択いただけます。
基本的な人間ドックにプラスし、オプション検査をご用意しておりますので、ご自身の気になる箇所に合わせて検査をすることが可能です。
また、胃カメラ検査は経口・経鼻お好きな方をご選択いただけます。
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九段下駅 / 市ケ谷駅 / 市ヶ谷駅 / 飯田橋駅 九段下駅 / 市ケ谷駅 / 市ヶ谷駅 / 飯田橋駅

東京都千代田区九段南1-6-12

インボイス制度に対応

東京逓信病院 (東京都 千代田区)

東京逓信病院 (東京都 千代田区)

特徴 現在、新型コロナウイルスの感染予防対策として、人間ドック学会の指針をもとに、「呼吸機能検査」をを中止しております。
石鹸による手洗い、アルコールによる手指消毒、検温、換気、ソーシャルディスタンスの徹
... 底等の予防策を実施しながら、営業をいたしております。

飯田橋から徒歩10分圏内の総合病院内にある健診センターです。男女別の人間ドックのプランもあり、オプションも豊富に取りそろえております。
昭和36年から人間ドックの前身にあたる、成人病予防診断を開設するなど、経験と実績のある検診施設です。
2017年4月から、「MAST36(36種類のアレルギー検査)」、「上部消化管内視鏡検査(経鼻)」、「がん...
しております。
石鹸による手洗い、アルコールによる手指消毒、検温、換気、ソーシャルディスタンスの徹底等の予防策を実施しながら、営業をいたしております。

飯田橋から徒歩10分圏内の総合病院内にある健診センターです。男女別の人間ドックのプランもあり、オプションも豊富に取りそろえております。
昭和36年から人間ドックの前身にあたる、成人病予防診断を開設するなど、経験と実績のある検診施設です。
2017年4月から、「MAST36(36種類のアレルギー検査)」、「上部消化管内視鏡検査(経鼻)」、「がん...
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市ケ谷駅 / 市ヶ谷駅 / 飯田橋駅 市ケ谷駅 / 市ヶ谷駅 / 飯田橋駅

東京都千代田区富士見2-14-23

インボイス制度に対応
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公益社団法人 東京都教職員互助会 三楽病院 (東京都 千代田区)

特徴 当院ドックは、最寄りの御茶ノ水駅より徒歩3分の好立地にあり、1961年以来、長年にわたり病院併設型の人間ドックとして実績を築いてきました。
 消化器内視鏡専門医等による内視鏡検査、消化器病専門医等に
... よる画像診断を行い、婦人科検診に関わる検査の際は女性医師もしくは看護師が付き添います。
また、マンモグラフィー・乳腺エコーは原則女性技師にて対応いたします。
 病院併設のドック施設である強みを生かし、医療としてのフォローアップや精密検査が必要な場合は、三楽病院各診療科でのフォローアップが可能です。
また、当院で受診された人間ドック(健診)のデータは、三楽病院と連携しているため、最小限の追加で済むよう...
人間ドックとして実績を築いてきました。
 消化器内視鏡専門医等による内視鏡検査、消化器病専門医等による画像診断を行い、婦人科検診に関わる検査の際は女性医師もしくは看護師が付き添います。
また、マンモグラフィー・乳腺エコーは原則女性技師にて対応いたします。
 病院併設のドック施設である強みを生かし、医療としてのフォローアップや精密検査が必要な場合は、三楽病院各診療科でのフォローアップが可能です。
また、当院で受診された人間ドック(健診)のデータは、三楽病院と連携しているため、最小限の追加で済むよう...
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御茶ノ水駅 / 新御茶ノ水駅 / 神保町駅 御茶ノ水駅 / 新御茶ノ水駅 / 神保町駅

東京都千代田区神田駿河台2-5お茶の水ファーストビル7階

インボイス制度に対応

霞が関ビル診療所 (東京都 千代田区)

霞が関ビル診療所 (東京都 千代田区)

特徴 1968年建設の日本初の超高層ビル、霞が関ビルの誕生と同時に開設し、以来多くの皆様の健康管理・健康増進に力を注いでまいりました。2011年の3階移転に伴い、MRIやCTを設置し脳ドックや肺ドックをはじ ... めとする様々な精密検査を担える施設に生まれ変わりました。地下鉄「虎ノ門」駅から徒歩1分とアクセスも抜群、話題の虎ノ門ヒルズをはじめとした注目スポットも徒歩圏内です。専門医による診療も充実していますので、検査で異常が発見されても精密検査・治療に移行していただけます。熟練のスタッフが皆様の健康生活をサポートいたします。 進に力を注いでまいりました。2011年の3階移転に伴い、MRIやCTを設置し脳ドックや肺ドックをはじめとする様々な精密検査を担える施設に生まれ変わりました。地下鉄「虎ノ門」駅から徒歩1分とアクセスも抜群、話題の虎ノ門ヒルズをはじめとした注目スポットも徒歩圏内です。専門医による診療も充実していますので、検査で異常が発見されても精密検査・治療に移行していただけます。熟練のスタッフが皆様の健康生活をサポートいたします。 続きを読む▼
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虎ノ門ヒルズ駅 / 虎ノ門駅 / 霞ケ関駅 虎ノ門ヒルズ駅 / 虎ノ門駅 / 霞ケ関駅

東京都千代田区霞が関3-2-5霞が関ビル3階

オンライン決済対応
インボイス制度に対応

東京都 千代田区がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.千代田区の特徴

1-1.千代田区の人口統計と高齢化率

千代田区は東京都特別区のひとつで、1947年に旧麹町町と旧神田町が統合して誕生しました。区の中央に皇居が存在するほかに霞ヶ関、大手町、秋葉原、神保町、小川町などのまちが集まっています。特別区とは、東京都にある23の区のことをいい、地方自治法に基づき定められています。

2021年9月現在の千代田区の人口は約6.7万人(住民基本台帳による)です。国勢調査によれば1995年まで減少傾向でしたが、その後増加に転じて人口は増え続けています。なお、日本全体の人口ピークは2008年であり、東京都の人口は現在も人口増加が続いています(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。 国立社会保障・人口問題研究所によれば、千代田区の人口は少なくとも2045年まで増加傾向が続き、約7.8万人まで増加すると推計されています。

2021年1月1日現在における千代田区の65歳以上の高齢者人口は約1.1万人で、高齢化率は16.7%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、全国と比べて千代田区は高齢化が進んでおらず、東京23区の中でも中央区に次いで2番目に低い数値です。多くの地方自治体では人口減少と高齢化率の上昇が問題視されているのに対して、千代田区の高齢化率は2000年の20.9%をピークに減少傾向です。これは高齢者人口の増加よりも生産年齢人口(15〜64歳)の増加が上回っていることが要因と考えられます。

千代田区の人口と高齢化率の推移
千代田区の人口と高齢化率の推移*「千代田区人口ビジョン(平成30年度)」をもとに編集部で作成

1-2.千代田区の健康寿命

健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。

下記は、千代田区の平均寿命と65歳健康寿命、および65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都の平均)。65歳平均障害期間とは、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの平均期間であり、長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。

65歳健康寿命
※2019年
65歳平均障害期間
※2019年
【参考】平均寿命
※2015年
男性83.83歳(82.93歳)1.99年(1.73年)81.5歳(81.1歳)
女性86.53歳(86.02歳)3.63年(3.53年)87.5歳(87.3歳)

千代田区の2019年現在の65歳健康寿命は、男性83.83歳、女性86.53歳で、東京23区のうち男性2位、女性5位です。東京都の平均と比較すると、千代田区は男女とも健康寿命がわずかに長い一方で、平均障害期間も長いという結果になっています。

千代田区では2017年に「第二次健康千代田21」を策定し、健康寿命の延伸と早世の減少を目標として区民の健康増進に取り組んでいます。同プランでは2022年度までに65歳健康寿命(要介護2以上)を男性83.4歳、女性86.3歳まで伸ばすことを目指しており、2019年時点ではすでに達成されていると言えます。

2.千代田区の死因順位と割合

1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、千代田区と日本全体のおもな死因は下記のようになっています。

1位2位2位4位5位
千代田区
※2019年
悪性新生物(がん)
27.0%
心疾患
12.6%
老衰
12.6%
脳血管疾患
4.7%
肺炎
4.2%
日本全体
※2019年
悪性新生物(がん)
27.3%
心疾患
15.0%
老衰
8.8%
脳血管疾患
7.7%
肺炎
6.9%

千代田区のおもな死因順位は日本全体と同じです。日本全体と比較すると、心疾患の割合が2.4ポイント下回っている一方で、老衰は3.8ポイント上回っています。千代田区と日本全国のいずれにおいてもがんによって死亡する割合が全死因の3割程度と最も高く、日頃からがん予防を意識することが重要と言えます。がんを早期発見、早期治療するためにはがん検診を定期的に受診することが効果的です。

3.千代田区のがん検診の種類・費用

3-1.自治体主導の「5大がん検診」

日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。

5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。

3-2.千代田区のがん検診

千代田区が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、千代田区独自の取り組みです。

千代田区のがん検診の種類・費用
種類検査項目対象者受診間隔費用
胃がん胃部X線検査(バリウム)
または胃内視鏡検査(胃カメラ)
40歳以上年1回無料
子宮がん問診、視診、子宮頸部細胞診、内診

※直近6ヶ月以内に不正性器出血や月経異常などがある場合は、子宮体部細胞診を実施
・20歳以上偶数年齢の女性
・72歳以上の偶数年齢で、過去3年以内に子宮がん検診を受けた女性
2年に1回無料
肺がん胸部X線検査、喀痰細胞診検査(対象者のみ)

※喀痰細胞診検査は、50歳以上で喫煙指数が600以上の方が対象
40歳以上年1回無料
乳がん問診、視触診、マンモグラフィ・40歳以上の偶数年齢の女性
・72歳以上の偶数年齢で、過去3年以内に乳がん検診を受けた女性
2年に1回無料
大腸がん便潜血検査40歳以上年1回無料

千代田区のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。なかでも力を入れていると考えられるのは胃がん検診です。国の指針における胃がん検診では50歳以上を対象に2年に1回実施することとしていますが、千代田区では40歳から年に1回胃カメラによる胃がん検診を受けることができます(バリウムも選択可)。また、すべてのがん検診を無料で実施しており、費用面の補助が手厚い点も特徴です。

3-3.千代田区のがん検診の無料クーポン

千代田区ではがん検診の無料クーポンは配布されていません。対象年齢以上の千代田区民であれば、5つのがん検診をすべて無料で受診できます。

4.千代田区のがん検診受診率と受診率向上のための取り組み

4-1.千代田区のがん検診受診率の現状

下記は、千代田区が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。

千代田区のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度8.0%33.3%14.9%43.9%26.8%
2016年度9.2%23.0%14.5%29.8%16.0%
2017年度--13.7%-14.3%
2018年度10.5%20.4%13.0%24.2%13.5%
2019年度16.3%19.9%13.6%22.9%14.2%

下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。

自治体主導の日本全体のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度6.3%23.3%11.2%20.0%13.8%
2016年度8.6%16.4%7.7%18.2%8.8%
2017年度8.4%16.3%7.4%17.4%8.4%
2018年度8.1%16.0%7.1%17.2%8.1%
2019年度7.8%15.7%6.8%17.0%7.7%

千代田区のがん検診受診率は、全部位において日本全体を上回っており、5つのがん検診とも無料化していることが要因と考えられます。なかでも胃がん検診は受診率を伸ばしており、胃カメラの対象年齢を国の指針よりも引き下げて毎年受診できるようにしていることが奏功していると言えそうです。しかし、その他の部位の受診率は年々低下傾向であり、これは日本全体においても同様の傾向です。

2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。

4-2.千代田区のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み

がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、千代田区では次のような取り組みを行っています。

・肝炎ウイルス検査の無料実施
一部の区民を対象に肝炎ウイルス検査を無料で実施。肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的としている。対象は16歳以上の千代田区民で過去に一度も肝炎ウイルス検診の受診歴がない方(20・25・30・35歳および40歳以上の方は区民健診で受診可能)。

・がん検診と区民健診の費用を全額補助
区のがん検診に加えて若年節目健診、国保健診、長寿健診、成人健診の費用を全額補助。区民の費用負担を軽減することで、がん検診受診率の向上に取り組んでいる。

・胃がん検診における二重読影(ダブルチェック)の実施
より精度の高い検診結果を得るために、2018年より50〜74歳までの偶数年齢を対象として複数の専門医による二重読影(ダブルチェック)を実施。検査当日は検査医から結果の概要が説明されるが、最終的な結果説明は後日行われる。

・英語対応が可能な医療施設の案内
外国人の区民へ向けて、英語版のがん検診の案内を作成。また、医療施設ごとに英語レベルを3段階であらわして一覧にまとめている。

5.千代田区の人間ドックの費用補助・助成

千代田区では、人間ドックの費用の一部を助成しています。対象は国民健康保険に加入する40〜74歳の方と、後期高齢者医療制度に加入している方です。千代田区の人間ドックの助成内容はそれぞれ下記の通りです。

【人間ドックの助成額】
20,000円

人間ドックの助成対象となるには、いくつかの条件があります。
・保険料の未納がないこと
・受診は区内の契約医療施設のみ
・年度内1回まで
・事前に区に利用申し込みをして、人間ドック利用券を受け取っていること
・(後期高齢者医療制度に加入している方の場合のみ)千代田区民健康診査(長寿健診)を同一年度内に受診しないこと

募集時期や詳細は千代田区サイトで確認してください。

6.千代田区の人間ドック機能評価認定施設

6-1.人間ドックの機能評価認定施設とは?

「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。

審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった人間ドックの健診施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。

6-2.千代田区の人間ドック機能評価認定施設

日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で410以上の施設が認定されており、このうち千代田区内の人間ドック機能評価認定施設は2023年8月現在で6施設あります。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。

7.千代田区の健康増進への取り組み

千代田区が区民の健康寿命の延伸に向けて、さまざまな取り組みを行っています。ユニークな取り組みを紹介します。

・はり、きゅう、マッサージ施術料金の1,000円補助券
区が指定したはり、きゅう、マッサージ施術所を利用する場合、補助利用券を交付。千代田区国民健康保険に加入する40〜64歳の方には1日1回1,000円の補助利用券を24回分まで、後期高齢者医療被保険者には1日1回2,000円の補助利用券を12回分まで交付。

・日帰り温泉施設の料金割引サービス
区が契約する保養施設と、東京都国保連合会が契約する日帰り温泉施設の料金割引を実施している。対象は千代田区の国民健康保険加入者。

・骨密度測定会
16歳以上の区民を対象に月1回程度、区の保健所で実施。骨密度測定(640円)、血管年齢測定(無料)を受けることができる。結果は医師または保健師が当日説明。3日前までの予約制(2021年度の一部日程は中止)。

※本記事は2021年9月時点の情報を元に作成しています。

参考資料
・千代田区データ
千代田区公式サイト
千代田区 ようこそ千代田区へ
千代田区 住民基本台帳人口
千代田区「千代田区人口ビジョン(平成30年)」
東京都総務局統計部 東京都の統計「令和2年国勢調査 人口及び世帯数(速報)」第4表 区市町村別人口、増減数及び増減率の推移(平成12年~令和2年)
東京都総務局統計部 東京都の統計「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」第9-1表「区市町村年齢3区分別人口(昭和60年~令和3年)」、第9-2表「区市町村年齢3区分別構成比(昭和60年~令和3年)」
東京都保健福祉局 65歳健康寿命
千代田区 第二次健康千代田21(平成29~34年度)
千代田区「千代田区行政基礎資料集(令和3年版)」
千代田区 区民健康診査・歯科健診
千代田区 ウイルス肝炎
千代田区保健所「令和3年度千代田区区民健診のご案内」
千代田区 保健事業の利用方法
千代田区「広報千代田 令和3年(2021年)6月20日号No.1546」7月の健康チェック(予約制)

・全国データ
東京都公文書館 大東京35区物語
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
内閣府「令和3年版高齢社会白書(概要版)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口(大正9年~平成12年)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口,日本人(平成12年~27年)」
総務省統計局「国勢調査」第6表「年齢(3区分)、男女別人口及び年齢別割合-都道府県、市区町村(昭和55年~平成27年)」
厚生労働省「平成27年 市区町村別生命表の概況」統計表1 市区町村別平均寿命
厚生労働省 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(2018年3月)
厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」
厚生労働省「地域保健・健康増進事業報告」平成27年度(2015年度)~令和元年度(2019年度)「健康増進編(市区町村表)」
国立がんセンターがん情報サービス がん検診について
日本人間ドック学会 機能評価認定施設一覧

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