調布市で人間ドック(駅近)が予約できる医療施設一覧

東京都調布市で受診可能な人間ドック(駅近)1件の医療施設です。 人間ドックのマーソでは東京都調布市の人間ドック(駅近)施設を検索し、予約することが可能です。
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[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設

  • 広告 【脳と身体の健康プラザ】林脳神経外科メディカルクリニック  (東京都 杉並区)

    5,000円~155,520円(税込)

    東京都 杉並区

    南阿佐ケ谷駅 / 阿佐ケ谷駅

    東京都杉並区阿佐谷南1-9-2Goodビル B1F・1F

    3テスラMRIとマルチスライスCTで健康と長寿をサポートしております。検査画像の診断は医師のダブルチェック、女性専用フロアも完備しております。また婦人科検査は女性医師・女性技師が対応させて頂いております。

    5,000円~155,520円(税込)
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  • 広告 赤坂桜十字クリニック (東京都 港区)

    28,380円~89,650円(税込)

    東京都 港区

    永田町駅 / 赤坂見附駅 / 赤坂駅

    東京都港区赤坂3-21-13キーストーン赤坂ビル2F

    最寄りの「赤坂見附駅」A出口より徒歩3分。その他「永田町駅」から徒歩9分、「赤坂駅」から徒歩6分といずれも徒歩圏内です。 スタッフ同士の連携によって充実した検査と短い待ち時間を両立しております。また、月曜日にはレディースデーも設けております。

    28,380円~89,650円(税込)
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多摩川病院 (東京都 調布市)

多摩川病院 (東京都 調布市)

特徴 当院は京王線布田駅徒歩5分の好立地で、ご利用いただく皆様向けに無料送迎バスを運行しております。
間ドックをはじめとし、定期健康診断や入社時、転職時にご利用可能な雇入時健診など様々なコースをご用意し ... ております。
皆様のかかりつけ医となるよう、必要に応じて専門医・専門医療機関をご紹介します。
間ドックをはじめとし、定期健康診断や入社時、転職時にご利用可能な雇入時健診など様々なコースをご用意しております。
皆様のかかりつけ医となるよう、必要に応じて専門医・専門医療機関をご紹介します。
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東京都調布市国領町5-31-1

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東京都 調布市がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.調布市の特徴

1-1.調布市の人口統計と高齢化率

調布市は1955年に調布町と神代町が合併して誕生した、東京都多摩地域の南東部に位置する市です。調布市は大学が多く立地する学園都市であるとともにスポーツも盛んで、競技施設やトレーニングの環境が整っています。2021年には市内の会場で東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されました。

2021年11月1日現在の人口は約23.8万人(住民基本台帳による)です。国勢調査および住民基本台帳によれば、調布市の人口は現在も増加し続けています。なお、日本全体のピークは2008年であり、東京都では現在も人口増加が続いています(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、2030年の23.8万人をピークに減少するとされています。

2021年10月現在における65歳以上の高齢者人口は約5.2万人で、高齢化率は21.6%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、調布市の高齢化率は全国よりも低いと言えます。しかしながら、多くの地方自治体と同様に調布市の高齢者人口は年々増加しており、国立社会保障・人口問題研究所によれば、2045年には30.8%と市民の3割以上になることが予想されています。

調布市の人口と高齢化率の推移
調布市の人口と高齢化率の推移*総務省統計局「国勢調査」をもとに編集部で作成

1-2.調布市の健康寿命

健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。

下記は、調布市の平均寿命と65歳健康寿命、65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都の平均)。65歳平均障害期間は、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの期間の平均であり、値が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。

65歳健康寿命
※2019年
65歳平均障害期間
※2019年
【参考】平均寿命
※2015年
男性83.54歳(82.93歳)1.63年(1.73年)81.9歳(81.1歳)
女性86.31歳(86.02歳)3.41年(3.53年)87.7歳(87.3歳)

2019年現在の65歳健康寿命は、男性83.54歳、女性86.31歳です。東京都の平均と比較すると、調布市は男女とも平均寿命、65歳健康寿命のいずれについても長いことがわかります。

調布市では、市民一人ひとりが生涯をとおして健康で豊かな生活を送ることができることを目的に、「調布市民健康づくりプラン(第3次)調布市食育推進基本計画(第3次)」を策定しています。食育や講演会・健康教育・ポスターの掲示などにより、正しい生活習慣を普及し市民の健康寿命を延ばす取り組みを行っています。

2.調布市の死因順位と割合

1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、調布市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。

1位2位3位4位5位
調布市
※2019年
悪性新生物(がん)
29.3%
心疾患
14.5%
老衰
9.5%
肺炎
7.3%
脳血管疾患
7.1%
日本全体
※2019年
悪性新生物(がん)
27.3%
心疾患
15.0%
老衰
8.8%
脳血管疾患
7.7%
肺炎
6.9%

調布市と日本全体の死因項目は同じですが、調布市では肺炎で亡くなる方の割合が日本全体よりも高く、脳血管疾患を上回っています。また、1位のがんが日本全体を2ポイント上回っている点が特徴です。日本全体と同様に生活習慣病が原因となる疾病での死亡割合が大きく、生活習慣病の予防が課題であると言えます。

3.調布市のがん検診の種類・費用

3-1.自治体主導の「5大がん検診」

日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。

5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。

3-2.調布市のがん検診

調布市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、調布市独自の取り組みです。

調布市のがん検診の種類・費用
種類検査項目対象者受診間隔費用
胃がん問診、胃部X線検査(バリウム)
または胃内視鏡検査(胃カメラ)
バリウム:30歳以上
胃カメラ:50~68歳の偶数年齢
バリウム:年1回
胃カメラ:2年に1回

※胃カメラを受診した年の翌年度は、バリウムおよび内視鏡いずれも対象外
バリウム:無料
胃カメラ:2,000円
子宮頸がん問診、視診、子宮頸部細胞診前年度未受診の20歳以上女性2年に1回無料
肺がん胸部X線検査、喀痰検査
※喀痰検査は50歳以上かつ喫煙指数600以上の方
40歳以上年1回無料
乳がん問診、視触診、マンモグラフィ前年度未受診の40歳以上女性2年に1回1,500円
大腸がん問診、便潜血検査2日法(検便)30歳以上年1回無料
前立腺がん血液検査(PSA値)50~70歳男性年1回1,000円

調布市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。独自の取り組みとして、指針にはない前立腺がん検診を実施しているほか、バリウム検査を国の指針よりも10歳若い30歳から実施しています。また費用面での補助も手厚く、胃がん検診(バリウム検査)、子宮頸がん検診、肺がん検診、大腸がん検診は無料で受けることが可能です。

3-3.調布市のがん検診の無料クーポン

調布市では無料クーポンの配布は行っていませんが、下記のがん検診は無料で受診できます。

種類対象者
※年齢は当該年度4月1日時点で判定
無料になる検査項目
胃がん(バリウム)30歳以上問診、胃部X線検査(バリウム)
肺がん40歳以上胸部X線検査、喀痰検査
※喀痰検査は50歳以上かつ喫煙指数600以上の方
大腸がん30歳以上問診、便潜血検査(2日法)
子宮頸がん前年度未受診の20歳以上女性問診、視診、子宮頸部細胞診

また、上記とは別に、国の施策による無料クーポンが調布市の下記対象者に支給されます。

種類対象者無料になる検査項目
子宮頸がん21歳女性問診、視診、子宮頸部細胞診
乳がん41歳女性問診、視触診、マンモグラフィ

4.調布市のがん検診受診率と受診率向上のための取り組み

4-1.調布市のがん検診受診率の現状

下記は、調布市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。

調布市のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度8.2%12.3%0.6%13.1%11.6%
2016年度14.4%9.1%0.6%11.5%10.3%
2017年度13.1%7.8%0.6%9.8%9.9%
2018年度11.9%7.9%0.5%9.8%9.3%
2019年度11.9%7.6%0.5%9.8%8.5%

下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。

自治体主導の日本全体のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度6.3%23.3%11.2%20.0%13.8%
2016年度8.6%16.4%7.7%18.2%8.8%
2017年度8.4%16.3%7.4%17.4%8.4%
2018年度8.1%16.0%7.1%17.2%8.1%
2019年度7.8%15.7%6.8%17.0%7.7%

調布市のがん検診受診率は、胃がん・大腸がん検診では日本全体を上回っていますが、それ以外の検診は下回っています。調布市の近年の受診率の推移をみると、いずれの検診も横ばいもしくは減少状態にあり、これは日本全体と同様の傾向です。

2016年度から一部の受診率が顕著に増減している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。

4-2.調布市のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み

がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、調布市では次のような取り組みを行っています。胃がんリスク検査や肝炎ウイルス検診、「ピンクリボンキャンペーン」の開催など、がんの正しい知識と理解の普及のための取り組みが広く行われています。

・胃がんリスク検査の無料実施
胃がんリスク検査を無料で実施。バリウムや胃カメラなど、胃がんそのものを発見するための検査とは別に、ピロリ菌感染の有無や胃粘膜の萎縮度を判定することで、胃がんなどが発生しやすい状態であるかどうかを調べることを目的としている。対象は40~49歳の市民(先着500名)。

・無料の肝炎ウイルス検診の実施
感染を早期に発見し、適切な健康管理・治療で肝炎が悪化するのを防ぐことを目的として肝炎ウイルス検診を無料で実施。対象は調布市民で40歳の方、41歳以上で過去に一度も肝炎ウイルス検診を受診したことがない方。

・乳がん啓発活動「ピンクリボンキャンペーン in 調布」の開催
毎年10月に乳がんの正しい知識や早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるため、乳がんについてのスライド上映、啓発グッズの無料配布などを行う「ピンクリボンキャンペーン」を開催し、市民への乳がんの啓発に取り組んでいる。

5.調布市の人間ドックの費用補助・助成

調布市では、人間ドックの補助や助成は行っていません。

6.調布市の人間ドック機能評価認定施設

6-1.機能評価認定施設とは?

「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。

審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。

6-2.調布市の機能評価認定施設

全国で390以上の施設が認定されており、このうち調布市内の機能評価認定施設は2021年11月現在で1施設あります。

7.調布市の健康増進への取り組み

調布市は「市民の生活習慣病の発症や重症化を予防し、社会生活を営むうえで必要となる心身機能の維持・向上を図り、健康寿命の延伸をはじめとした、市民の健康増進の実現につなげること」を目的とし、2005年度より「調布市民健康づくりプラン」を実施してきました。2018年度から2022年度の5年間を第3次とし、下記のようなさまざまな施策を実施しています。

・健康情報誌の発行・配布
毎月初旬、健康な暮らしに役立つ知識や保健関連の法改正情報、検診や予防接種の情報、インフルエンザ流行などの緊急情報を盛り込んだ情報誌『健康な暮らしのために』を発行。調布市サイトに掲載しているほか、健康推進課、本庁舎総合窓口、地域福祉センター、公民館など市内公共施設各所や京王線市内各駅で配布を行っている。

・高齢者の転倒予防や筋力強化を目的とした体操教室の実施
65歳以上の市民を対象に、不定期で毎月2回土曜日または日曜日に、転倒予防体操や、スロートレーニングによる筋力強化、呼吸法を取り入れた体操教室を行っている。参加費用は1回300円。

・「調布市受動喫煙ゼロの店」登録事業とガイドブックの発行
市民が受動喫煙の不安なく食事ができる環境を促進するため、店舗屋内禁煙や敷地内禁煙による受動喫煙防止対策を実施している飲食店を「調布市受動喫煙ゼロの店」として登録する事業を行っている。登録店は店舗入り口などに専用の禁煙ステッカーを掲示している。調布市サイトで登録店の情報を閲覧でき、専用ガイドブックでも確認することができる。

※本記事は2021年11月時点の情報を元に作成しています。

参考資料
・調布市データ
調布市公式サイト
調布市 調布市のプロフィール
調布市 調布市のあゆみ
調布市 調布市の世帯と人口
東京都保健福祉局 65歳健康寿命
東京都福祉保健局 人口動態統計 令和元年(2019年)
調布市 調布市民健康づくりプラン(第3次)調布市食育推進基本計画(第3次)を策定
調布市 令和3年度各種がん検診
調布市 令和3年度 ピンクリボンキャンペーン in 調布
調布市 健康診断
調布市医師会 健診・検診について
調布市 健康な暮らしのために(健康情報誌)
調布市 健康づくり事業「柔ちゃん体操教室」
調布市 受動喫煙ゼロの店ガイドブック発行

・全国データ
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」男女・年齢(5歳)階級別データ
内閣府「令和3年版高齢社会白書(概要版)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口(大正9年~平成12年)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口,日本人(平成12年~27年)」
総務省統計局「国勢調査」第6表「年齢(3区分)、男女別人口及び年齢別割合-都道府県、市区町村(昭和55年~平成27年)」
厚生労働省「平成27年 市区町村別生命表の概況」統計表1 市区町村別平均寿命
厚生労働省 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(2018年3月)
厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」
厚生労働省「地域保健・健康増進事業報告」平成27年度(2015年度)~令和元年度(2019年度)「健康増進編(市区町村表)」
国立がんセンターがん情報サービス がん検診について
日本人間ドック学会 機能評価認定施設一覧
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