[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 東京千住・尚視会クリニック健診プラザ (東京都 足立区)
9,800円~300,000円(税込)
東京都 足立区
北千住駅
東京都足立区千住3-72白亜ビル4階・5階
東京千住・尚視会健診プラザは、より広い範囲で病気を発見するための健診や人間ドックなどに対応しています。 当施設の特徴は、北千住駅から徒歩2分の好立地、大腸カメラ検査の前処置用の完全個室や女性専用スペースを用意し、女性が快適に検査を受けられる環境をご用意していることです。
広告 東京胃腸肛門内視鏡クリニック 神田日本橋院 (東京都 千代田区)
66,000円~118,800円(税込)
東京都 千代田区
神田駅
東京都千代田区鍛冶町2-6-2上野ビルディング2階
1、年間検査12,000件のグループ実績 2、土日の診療に対応 3、同日にできる胃・大腸内視鏡検査 4、内視鏡専門医・指導医による内視鏡検査 5、2L下剤服用なし 麻酔胃・大腸内視鏡検査に対応
東京都清瀬市元町1-8-30
11月 | 12月 | 1月 |
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清瀬市は東京都多摩地域北部に位置する市で、北は埼玉県所沢市、東は新座市と隣接しています。1968年の公団旭ヶ丘の完成により人口が急増し、1970年に市政を施行しました。市内南西部には昭和初期から戦後にかけて、結核療養所や研究所が多数開設されました。現在も財団法人結核予防会結核研究所があり、結核病学の研究は世界でも最高水準を誇っています。
2022年2月1日現在の人口は約7.5万人(住民基本台帳による)です。2016年3月策定の「清瀬市人口ビジョン」および国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によると、清瀬市の人口は2020年をピークに減少に転じるとされていましたが、実際には2022年2月現在も横ばいもしくは微増傾向にあります。なお、東京都全体は増加傾向にあり、日本全体のピークは2008年です(いずれも推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計通りであれば、清瀬市の人口は今後減少傾向に転じ、2045年には7.0万人に減少するとされています。
2022年2月現在における清瀬市の65歳以上の高齢者人口は約2.1万人で、高齢化率は28.0%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、清瀬市の高齢化率は全国よりもやや低いと言えます。しかし多くの地方自治体同様、今後も高齢化は進んでいくことが予想されます。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。
下記は、清瀬市の平均寿命と65歳健康寿命、65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都の平均)。65歳平均障害期間は、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの期間の平均であり、値が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
65歳健康寿命※2019年 | 65歳平均障害期間※2019年 | 【参考】平均寿命※2015年 | |
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男性 | 83.15歳(82.93歳) | 1.50年(1.73年) | 81.0歳(81.1歳) |
女性 | 86.03歳(86.02歳) | 3.30年(3.53年) | 87.2歳(87.3歳) |
2019年現在の清瀬市の65歳健康寿命は、男性83.15歳、女性86.03歳です。東京都と比較すると、男性の健康寿命は平均を上回る結果となっています。加えて65歳平均障害期間が男女とも短いことから、清瀬市民は東京都のなかでは健康的な高齢者が多いと言えます。
清瀬市では「第2次清瀬市健康増進計画」を2018年に策定し、健康寿命の延伸を基本目標に掲げています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、清瀬市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
清瀬市※2020年 | 悪性新生物(がん)25.1% | 心疾患16.8% | 老衰11.4% | 肺炎6.3% | 脳血管疾患6.0% |
日本全体※2020年 | 悪性新生物(がん)27.6% | 心疾患15.0% | 老衰9.6% | 脳血管疾患7.5% | 肺炎5.7% |
清瀬市の死因順位は日本全体と異なり、脳血管疾患が肺炎より低く5位となっています。生活習慣病の三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の割合が日本全体では50.1%であるのに対し、清瀬市では47.9%と大きく下回っています。また、老衰は約2ポイント上回っており、清瀬市民は日本全体より健康的に長生きできていること(「1-2.清瀬市の健康寿命」参照)の裏付けであると言えそうです。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
清瀬市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん | 胃部X線検査(バリウム) | 40歳以上 | 年1回 | ・40~49歳:1,000円・50歳以上:無料 |
子宮頸がん | 子宮頸部細胞診※医師の判断によって子宮体部細胞診も実施 | 20歳以上女性 | 2年に1回 | ・20~49歳:1,000円・50歳以上:無料※子宮体部細胞診は別途1,000円 |
肺がん | 胸部X線検査、喀痰検査※喀痰検査は50歳以上で喫煙指数600以上の方 | 40歳以上 | 年1回 | ・40~49歳:500円・50歳以上:無料※喀痰検査は別途500円 |
乳がん | マンモグラフィ | 40歳以上女性 | 2年に1回 | ・40~49歳:2,000円・50歳以上:無料 |
大腸がん | 便潜血検査2日法 | 40歳以上 | 年1回 | ・40~49歳:500円・50歳以上:無料 |
清瀬市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。大きな特徴として、50歳以上はすべての検診を無料で受診できること、胃・大腸・肺がん検診を1日で受診できる「セット検診」の実施が挙げられます。
清瀬市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。
種類 | 対象者 | 無料になる検査項目 |
---|---|---|
乳がん | 40歳女性 | マンモグラフィ |
対象者の方には、無料クーポン券が送付されます。申込みは不要です。また、50歳以上の方はすべての検診を無料で受診できます。
次の方は所定の場所へ申請することで、がん検診を無料で受診できます。 ・住民税非課税世帯に属する方(世帯全員が住民税非課税の方) ・生活保護世帯に属する方 ・中国残留邦人等支援給付対象者の方
詳細は清瀬市サイトをご確認ください。
下記は、清瀬市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 2.2% | 10.2% | 1.5% | 17.9% | 4.8% |
2016年度 | 4.2% | 8.8% | 1.5% | 16.3% | 4.4% |
2017年度 | 3.7% | 7.9% | 1.5% | 13.6% | 3.0% |
2018年度 | 3.4% | 7.8% | 1.9% | 13.3% | 2.7% |
2019年度 | 3.2% | 7.6% | 1.6% | 14.0% | 2.8% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
清瀬市のがん検診受診率を日本全体と比較すると、全検診で下回っています。とくに子宮頸がん検診は日本全体と大きな開きがあり、約8ポイント差で推移しています。近年の日本全体の受診率の推移をみると、いずれの検診も横ばいもしくは低下傾向です。しかし、清瀬市では2019年の乳がん・大腸がん検診の受診率が上昇しています。
日本全体のデータにおいて、2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、清瀬市では次のような取り組みを行っています。
・50歳以上の5大がん検診を無料で実施 50歳以上の市民を対象に、5大がん検診(『3-1.自治体主導の「5大がん検診」』参照)を無料で実施している。また、40歳の女性には乳がん検診を無料で受診できるクーポンを配布している。
・無料の肝炎ウイルス検診の実施 過去に肝炎ウイルス検診を受けたことがない40歳以上の市民を対象に、血液検査による肝炎ウイルス検診を無料で実施している。自覚症状があらわれにくく発見が遅れがちな肝炎ウイルスの感染を早期に発見し、肝硬変や肝臓がんなどへの進行を防ぐ取り組み。
・禁煙を後押し「禁煙外来治療費助成金交付事業」 住民登録のある満20歳以上で、禁煙外来にて治療を受ける方を対象に、治療費の一 助成を実施。助成金の上限は10,000円で、医療費および薬剤費の自己負担額の半分を交付する取り組み。健康推進課成人保健係へ郵送または電子申請にて事前登録が必要。
清瀬市では、一部の国民健康保険被保険者を対象に、人間ドックの受診費用の一部を助成しています(脳ドックは対象外)。助成内容は下記の通りです。
【助成対象者】 30歳以上の清瀬市国民健康保険加入者
【助成額】 受診料の半額 ※上限金額は1泊2日以上30,000円、日帰り20,000円
助成対象となるには、下記の条件があります。 ・申請回数は年度内1回まで ・受診日の翌月から1年以内に申請のこと ・国民健康保険料の未納がないこと ・人間ドックの結果の提出に同意すること
詳細は清瀬市サイトでご確認ください。
清瀬市では「第2次清瀬市健康増進計画」のなかで健康寿命の延伸を最終目標に掲げ、健康増進へ向けてさまざまな取り組みを行っています。
・市民主体型の筋力トレーニングの推進 清瀬市内の高齢者2万人の筋力アップを目標に、「きよせ10の筋トレ」を推進している。生活動作に役立つ動きを取り入れており、3~4ヶ月ごとに初級、中級、上級へとランクアップし、約1年間で10種類を習得する仕組み。地域交流の側面もある。社会福祉協議会が運営しており、トレーニングの指導は理学療法士や作業療法士などの専門家が行う。
・健康活動情報誌の作成 市内の医療・介護・健康活動を実施しているサロンの紹介などの情報を一覧できるパンフレット「清瀬市医療マップ」および「清瀬市介護・サロンマップ」を作成。市内の地域包括支援センター、けやきホール、野塩・松山の出張所で配布を行っているほか、市のWebサイトでもダウンロードができる。
・健康ポイント事業の実施 ウォーキングや健康づくりのためのプログラムに参加したり、健(検)診を受診したりすることでポイントが付与される健康ポイント事業「きよせ健幸ポイント」を実施。スマートフォンのアプリか、貸与される活動量計で参加できる。参加費は1,000円。2000ポイント以上の獲得で1,000円分の地域商品券がプレゼントされる。1口1000ポイントで地域商品券がもらえる抽選も行っている。
※本記事は2022年2月時点の情報を元に作成しています。