[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 MYメディカルクリニック大手町 (東京都 千代田区)
10,560円~229,460円(税込)
東京都 千代田区
大手町駅 / 東京駅 / 神田駅
東京都千代田区大手町2-3-1大手町プレイス地下2階
2022年1月 大手町に新規オープン!東京メトロ大手町駅A5出口直結ビルの好アクセス! 胸部、頭部、腹部CT検査や腹部、心臓、頸動脈エコーなど幅広いコースやオプション検査が可能です。
広告 新宿桜十字クリニック (東京都 新宿区)
4,400円~66,000円(税込)
東京都 新宿区
新宿西口駅 / 新宿駅 / 新線新宿駅 / 西武新宿駅
東京都新宿区西新宿7丁目10番1号O-GUARD SHINJUKU 5F
2019年4月に新宿にオープンした新しいクリニックです。新宿駅から徒歩3分の便利な立地にあります。 大きな窓のある開放感あふれる院内でリラックスして検査をご受診いただけます。なるべく早く検査が終わるよう心掛けておりますので、お仕事の合間にもご受診いただけます。
東京都大田区大森北1-10-14Luz大森6階
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大田区は東京都の特別区で、1947年に旧大森区と旧蒲田区が合併して誕生しました。特別区とは、東京都にある23の区のことをいい、地方自治法に基づき定められています。東京湾に面する大田区には、臨海部に羽田空港や物流施設、低地部に商業・工場地域、台地部に緑の多い住宅地があり、多彩なエリアとなっています。
2021年10月現在の人口は約73.1万人(住民基本台帳による)です。国勢調査によれば、大田区の人口は増加し続けています。なお、日本全体のピークは2008年で、東京都全体では人口増加が続いています(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所によれば、現状のままでは2035年の約75.6万人をピークに減少すると推計されています。2021年10月現在における65歳以上の高齢者人口は約16.6万人で、高齢化率は22.7%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、大田区の高齢化率は全国と比べて低いと言えます。しかしながら東京23区の中では6番目に高く、多くの地方自治体同様、高齢者の人口は年々増えています。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。
下記は、大田区の平均寿命と65歳健康寿命、65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都全体)。65歳平均障害期間は、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの期間の平均であり、値が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
65歳健康寿命※2019年 | 65歳平均障害期間※2019年 | 【参考】平均寿命※2015年 | |
---|---|---|---|
男性 | 82.55歳(82.93歳) | 1.89年(1.73年) | 80.7歳(81.1歳) |
女性 | 85.78歳(86.02歳) | 3.70年(3.53年) | 86.7歳(87.3歳) |
大田区の2019年現在の65歳健康寿命は、男性82.55歳、女性85.78歳で、これは東京都23区のうち男性14位、女性17位です。東京都の平均と比較すると、男女いずれにおいても、大田区の健康寿命は短く、平均障害期間は長い結果になっています。大田区の健康増進推進計画「おおた健康プラン(第三次)」では、「65歳平均余命の延伸分を上回る65歳健康寿命の延伸」を指標としています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、大田区と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
大田区※2019年 | 悪性新生物(がん)28.4% | 心疾患14.7% | 老衰7.8% | 脳血管疾患7.5% | 肺炎6.5% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
大田区の死因順位は日本全体と同じです。ポイント数では、1位のがんが日本全体を上回っていますが、そのほかの2位の心疾患から5位の肺炎までは日本全体を下回っています。ただしそのポイント数の差はわずかで、大田区の死因割合は、日本全体とほぼ同様の値となっています。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
大田区が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、大田区独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん | 問診、胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | ・バリウム40歳以上・胃カメラ50歳以上 | 年1回 | ・バリウム1,000円・胃カメラ1,500円 |
子宮頸がん | 問診、視診、子宮頸部細胞診、内診※必要な方には、子宮体がん検診も実施 | 20歳以上女性 | 年1回 | ・偶数年齢500円※子宮体がん検診実施者は別途 500円・奇数年齢2,000円※子宮体がん検診は別途2,000円 |
肺がん | 問診、胸部X線検査※必要な方には、喀痰検査も実施 | 40歳以上 | 年1回 | 500円※喀痰検査は別途500円 |
乳がん | 問診、マンモグラフィ、視触診(任意) | 40歳以上女性 | 年1回 | ・偶数年齢500円・奇数年齢4,000円 |
大腸がん | 問診、便潜血検査 | 40歳以上 | 年1回 | 200円 |
前立腺がん | 問診、血液検査(PSA値) | 60・65歳、70歳以上の男性 | 5年に1回 | 500円 |
咽頭がん | 問診、間接咽頭鏡検査、ファイバースコープ検査 | 40歳以上で、喫煙歴のある方※身近な方が喫煙しているなど、医師が必要と認めた方も対象 | 年1回※医療機関ごとに上限人数あり(予約制、先着順) | 500円 |
大田区のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。胃がん検診、子宮頸がん検診および乳がん検診では、受診間隔が指針よりも多い年1回となっています(ただし費用面は、子宮頸がん検診および乳がん検診の奇数年齢では割高となる)。さらに指針にはない前立腺がん検診と咽頭がん検診を実施しているのが特徴です。
大田区では、現在がん検診の無料クーポンを配布していません。
ただし次の方は、無料でがん検診を受診できます。 ・生活保護受給中の方 ・中国残留邦人等支援給付受給中の方
下記は、大田区が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 6.5% | 23.5% | 8.8% | 20.9% | 13.0% |
2016年度 | 5.8% | 17.0% | 5.1% | 15.2% | 6.6% |
2017年度 | 5.0% | 16.5% | 4.8% | 14.9% | 6.0% |
2018年度 | 4.5% | 16.3% | 4.5% | 14.2% | 6.0% |
2019年度 | 4.9% | 16.0% | 4.3% | 14.2% | 5.4% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
大田区のがん検診受診率は、日本全体を下回っている検診がほとんどです。日本全体との乖離が最も小さいのは子宮頸がん検診で、年度によっては上回っています。しかしながら、全検診とも年々低下している傾向にあり、これは日本全体においても同様の傾向です。
2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、大田区では次のような取り組みを行っています。女性区民を対象とした女性医療従事者による集団がん検診、乳がんの自己触診を普及させるためのリーフレット作成、禁煙を推進するためのメール配信サービスなどがあります。
・肝炎ウイルス検診の無料実施 大田区では20歳以上で過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方を対象に、1回に限り無料で検診を実施している。肝炎ウイルスの感染は、肝臓がんの発症リスクになるため、検診により予防することを目的としている。
・新成人ピロリ菌検査の無料実施 胃がん発生の要因になりうるとされるピロリ菌検査を実施。対象は大田区在住の当該年度20歳になる方で、受診費は無料。対象者には、クーポン券が送付される。
・女性の集団検診 医療施設で行うがん検診とは別の、女性区民を対象として女性医師や放射線技師が行う集団がん検診。区内の施設を会場として、子宮頸がん検診、乳がん検診および大腸がん検診を受診できる。3つの検診の同時受診することも、単独で受診することもできる。費用負担は医療施設で実施する場合と同じで、検診は予約制・先着順である。
・リーフレット「乳がん自己触診のすすめ」 乳がんの早期発見のために、自己触診の方法をまとめたリーフレット。大田区の健康づくり課が作成しており、乳がん検診の情報もまとめられている。
・禁煙サポートメール「禁煙マラソン」の提供 少しでも禁煙の意向がある方を対象とした無料のメール配信サービス。禁煙方法や禁煙した人の状況、喫煙の有害性などについてのメールが、180日間継続して届けられる。
大田区では、大田区国民健康保険被保険者を対象に、人間ドックの費用の一部が助成されます。助成内容は下記の通りです。
【人間ドックの助成対象者】 ・大田区国民健康保険被保険者(40歳以上74歳以下) ・保険料を完納している世帯の方
【人間ドックの助成額】 上限8,000円
人間ドックの助成対象となるには、いくつかの条件があります。 ・同年度内で、特定健康診査を受診していない ・助成対象の検査項目が含まれる人間ドックである ・検査の結果、特定保健指導などの対象となった際は当該指導を受けることに同意する
また、年度ごとに助成定員があります(2023年度は先着1000名)。詳細は、大田区サイトで確認してください。
「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。
審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった人間ドックの健診施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。
日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で410以上の施設が認定されており、このうち大田区内の人間ドック機能評価認定施設は2023年8月現在で1施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。
大田区は、区民の健康づくりを推進するために、さまざまな取り組みを行っています。健康活動によりポイントを貯めて景品が当たるアプリや、生活習慣病の早期発見のために39歳以下を対象とした健診、女性が抱える悩みの相談窓口などがあります。
・はねぴょん健康ポイントアプリ ウォーキングなどの健康活動によりポイントを貯めて、抽選で景品が当たるアプリ。健康関連イベントへの参加、健康診断やがん検診の受診などでポイントが貯まる。また、アプリへのログイン連続日数によるキャラクター育成機能や、健康づくりを共有できるSNS機能などもある。
・39歳以下基本健康診査 生活習慣病の早期発見・早期治療につなげるために18歳以上39歳以下の区民を対象とした基本健康診査。通常、およそ10,000円かかる健診費用が、区の補助により1,400円で受診できる。
・女性の健康相談窓口 女性特有の症状や悩みについて、保健師に相談できるサービス。思春期の悩みから妊娠に関すること、更年期の不調、女性特有の疾病やがんに関することなどが相談内容となっている。
※本記事は2021年10月時点の情報を元に作成しています。