墨田区で人間ドック(肺機能検査)が予約できる医療施設一覧

東京都墨田区で受診可能な人間ドック(肺機能検査)1件の医療施設です。 人間ドックのマーソでは東京都墨田区の人間ドック(肺機能検査)施設を検索し、予約することが可能です。
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[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設

  • 広告 恵比寿ブエナヴィスタクリニック (東京都 渋谷区)

    19,800円~280,000円(税込)

    東京都 渋谷区

    恵比寿駅

    東京都渋谷区恵比寿4-5-3ブエナヴィスタ恵比寿1F

    年間受診数5,000名以上!恵比寿駅徒歩3分。当院が初めての方は人間ドック+脳ドックを39,800円で受診可能です。 当院では胃の内視鏡検査を年間2,500件以上実施しており、また1.5テスラMRIを使用した脳ドックを実施しております。お気軽にご相談ください。

    19,800円~280,000円(税込)
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  • 広告 虎ノ門ヒルズ桜十字クリニック (東京都 港区)

    9,350円~64,900円(税込)

    東京都 港区

    内幸町駅 / 溜池山王駅 / 虎ノ門ヒルズ駅 / 虎ノ門駅

    東京都港区虎ノ門2-6-3虎ノ門ヒルズステーションタワー5F

    【2023年10月 虎ノ門ヒルズステーションタワー内にNewOpen!!】 日々働かれるお忙しいオフィスワーカーの皆様や虎ノ門エリアにお住まいの方に向け、お仕事やご都合の合間等でもご受診頂けるクリニックがOpenします! また虎ノ門エリアで働く外国の方の健康も支えるため、英語対応も可能です。

    9,350円~64,900円(税込)
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同愛記念病院健診センター (東京都 墨田区)

同愛記念病院健診センター (東京都 墨田区)

特徴 人間ドックはバリウム・胃カメラのいずれかをお選びいただきます!
追加可能なオプションとして、頭部や女性特有のがんの検査など幅広くご用意しております。
患者様のご要望に合わせた健診を行うべく、ご相談
... などがございましたら是非お気軽にご連絡ください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
女性特有のがんの検査など幅広くご用意しております。
患者様のご要望に合わせた健診を行うべく、ご相談などがございましたら是非お気軽にご連絡ください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
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両国駅 両国駅

東京都墨田区横網2-1-11

東京都 墨田区がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.墨田区の特徴

1-1.墨田区の人口統計と高齢化率

墨田区は東京都の特別区で、1947年に北部地域の旧向島区、南部地域の旧本所区が合併し誕生しました。特別区とは、東京都にある23の区のことをいい、地方自治法に基づき定められています。墨田区はスカイツリーをはじめ、ソラマチ、江戸東京博物館、両国国技館など、世界的にも有名なスポットが多くある東京都有数の観光地です。

2021年10月現在の人口は約27.6万人(住民基本台帳による)です。国勢調査および住民基本台帳によれば、墨田区の人口は1990年から1995年の5年間にわずかな減少が見られましたが、その後は現在にいたるまで増加し続けています。なお、日本全体のピークは2008年であり、東京都では現在も人口増加が続いています(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所によれば、墨田区の人口は2040年の27.0万人をピークに減少すると推計されています。

2021年10月現在における65歳以上の高齢者人口は約6.1万人で、高齢化率は22.0%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、墨田区の高齢化率は全国よりも低いと言えます。しかしながら東京23区の中では8番目に高齢化率が高く、多くの地方自治体同様、高齢者率は年々増加しています。団塊ジュニア世代が65歳を迎える2040年には、23.4%まで増加すると予想されています。

墨田区の人口と高齢化率の推移
墨田区の人口と高齢化率の推移*総務省統計局「国勢調査」より編集部で作成

1-2.墨田区の健康寿命

健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。

下記は、墨田区の平均寿命と65歳健康寿命、65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都の平均)。65歳平均障害期間は、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの期間の平均であり、値が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。

65歳健康寿命
※2019年
65歳平均障害期間
※2019年
【参考】平均寿命
※2015年
男性82.21歳(82.93歳)1.73年(1.73年)79.7歳(81.1歳)
女性85.87歳(86.02歳)3.60年(3.53年)86.5歳(87.3歳)

2019年現在の65歳健康寿命は、男性82.21歳、女性85.87歳で、これは東京都23区のうち男性19位、女性15位です。東京都の平均と比較すると、墨田区は男性、女性とも平均寿命、65歳健康寿命のいずれについても短いことがわかります。区では、区民の健康で生きがいのある生活の実現を目的とした「すみだ健康づくり総合計画」を策定し、区民の健康寿命の延伸を目指す取り組みを行っています。

2.墨田区の死因順位と割合

1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、墨田区と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。

1位2位3位4位5位
墨田区
※2019年
悪性新生物(がん)
29.7%
心疾患
14.6%
脳血管疾患
7.7%
肺炎
6.4%
老衰
5.9%
日本全体
※2019年
悪性新生物(がん)
27.3%
心疾患
15.0%
老衰
8.8%
脳血管疾患
7.7%
肺炎
6.9%

墨田区のおもな死因は、3位以降の順位は異なるものの項目は日本全体と同じです。ポイント数では、1位のがんが日本全体を2.5ポイント上回り、脳血管疾患は同率、それ以外の項目は下回っています。老衰が日本全体より2.9ポイント低く、順位が5位となっている要因のひとつとして、墨田区の人口増加のピークが日本全体より遅く、高齢化率も低いこと(1-1.墨田区の人口統計と高齢化率を参照)が考えられます。

3.墨田区のがん検診の種類・費用

3-1.自治体主導の「5大がん検診」

日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。

5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。

3-2.墨田区のがん検診

墨田区が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、墨田区独自の取り組みです。

墨田区のがん検診の種類・費用
種類検査項目対象者受診間隔費用
胃がん胃部X線検査(バリウム)
または胃内視鏡検査(胃カメラ)
バリウム:40歳以上
胃カメラ:50歳以上
バリウム:年1回
胃カメラ:2年に1回
バリウム:無料
胃カメラ:1,500円
子宮頸がん視診、子宮頸部細胞診20歳以上女性2年に1回無料
肺がん胸部X線検査、一部喀痰検査40歳以上年1回無料
乳がん視診、触診、マンモグラフィ40歳以上女性2年に1回無料
大腸がん便潜血検査2日法(検便)40歳以上年1回400円
前立腺がん血液検査(PSA値)50歳~74歳の男性年1回700円

墨田区のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。独自の取り組みとして、指針にはない前立腺がん検診の実施が挙げられます。

3-3.墨田区のがん検診の無料クーポン

墨田区はがん検診の無料クーポン配布は行っていませんが、下記の項目は無料で受診できます。

種類対象者
※年齢は当該年度3月31日時点で判定
無料になる検査項目
胃がん(バリウム)40歳以上胃部X線検査(バリウム)
子宮頸がん20歳以上女性視診、子宮頸部細胞診
肺がん40歳以上胸部X線検査、一部喀痰検査
乳がん40歳以上女性視診、触診、マンモグラフィ

また、生活保護受給世帯等の方は無料でがん検診を受診できます。

4.墨田区のがん検診受診率と受診率向上のための取り組み

4-1.墨田区のがん検診受診率の現状

下記は、墨田区が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。

墨田区のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度7.8%18.8%1.3%26.1%19.5%
2016年度7.9%13.0%0.7%19.0%11.2%
2017年度7.3%12.8%0.8%18.5%10.6%
2018年度6.8%11.9%3.5%18.3%9.7%
2019年度6.2%11.9%3.7%18.1%8.9%

下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。

自治体主導の日本全体のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度6.3%23.3%11.2%20.0%13.8%
2016年度8.6%16.4%7.7%18.2%8.8%
2017年度8.4%16.3%7.4%17.4%8.4%
2018年度8.1%16.0%7.1%17.2%8.1%
2019年度7.8%15.7%6.8%17.0%7.7%

墨田区のがん検診受診率は、乳がん・大腸がん検診では日本全体を上回っていますが、それ以外の検診は下回っています。また、受診率の推移をみると肺がん検診のみ増加しているものの、それ以外の検診は年々低下傾向にあります。

2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。

墨田区では一部のがん検診の無料実施などの取り組みを通し受診勧奨を進めていることから、今後の受診率の向上が期待されます。

4-2.墨田区のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み

がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、墨田区では次のような取り組みを行っています。がんのリスクチェックにつながる検診に加え、たばこ対策の推進や子どもへのがん教育など、がんの正しい知識と理解の普及のための取り組みが広く行われています。

・胃がんリスク検査の無料実施
ピロリ菌感染の有無や胃粘膜の萎縮度を判定することで、胃がんなどが発生しやすい状態であるかどうかを調べる胃がんリスク検査を無料で実施。対象は30・35・40・50・60歳の墨田区民(各年齢先着400名)。

・肝炎ウイルス検診の無料実施
肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見、早期治療を目的とする肝炎ウイルス検診を実施。16歳以上の区民は1度のみ無料で検査が受けられる。

・たばこ対策の推進
喫煙習慣とがんの関連性を重視し、小中学校でのたばこの害についてのリーフレットの配布、母子健康手帳交付時に妊婦への喫煙確認と禁煙指導、禁煙外来の治療費(自己負担分)や禁煙補助剤の購入費の補助を行い、たばこ対策の推進を行っている。

・小中高生に対するがん教育
小学校6年生、中学校3年生を対象に養護教諭や担任、体育科教員による授業、がん経験者など外部講師を招いての授業を行い、子どものころからがんについての正しい知識・理解を深める取り組みを行っている。

・がん対策普及啓発イベント「がん対策アクション&ピンクリボン in すみだ」の開催
毎年9月末から10月上旬にかけ、がん予防法や早期発見・早期治療の重要性、がん患者とその家族の支援策の周知、理解の拡大のため、「がん対策アクション&ピンクリボン in すみだ」を開催している。会期中、がん予防に関するパネル展示や相談会、講演を実施している。

5.墨田区の人間ドックの費用補助・助成

墨田区では、人間ドックの補助や助成は行っていません。

6.墨田区の人間ドック機能評価認定施設

6-1.人間ドックの機能評価認定施設とは?

「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。

審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった人間ドックの健診施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。

6-2.墨田区の人間ドック機能評価認定施設

日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で410以上の施設が認定されており、このうち墨田区内の人間ドック機能評価認定施設は2023年8月現在で1施設あります。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。

7.墨田区の健康増進への取り組み

墨田区は「健康寿命を大きく伸ばし、誰もが健康に暮らすまちをつくる」ことを目指し、2016年から2025年の10年間を「すみだ健康づくり総合計画」期間とし、下記のような施策を実施しています。

・区民健康体操(すみだ花体操)の普及活動
区民に運動の習慣化を促すために、誰でも気軽にできる健康体操を作成、普及活動に努めている。体操の動画配信や、DVD、CDの貸出しを行っている。

・区内ウォーキングマップの作成
区民全体の生活習慣病予防と健康寿命UPを目指し、楽しくウォーキング習慣を身につけてもらおうと、区では毎年ウォーキングマップを作成している。区内のおすすめコースを、見どころや消費カロリー、歩数とともに紹介しており、2021年現在第1弾から第5弾まである。

※本記事は2021年10月時点の情報を元に作成しています。

参考資料
・墨田区データ
墨田区公式サイト
墨田区 区の歴史
墨田区 月別世帯人口(令和3年度)
墨田区 高齢者福祉総合計画・第8期介護保険事業計画(令和3年3月)
東京都総務局統計部 東京都の統計「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」第9-1表「区市町村年齢3区分別人口(昭和60年~令和3年)」、第9-2表「区市町村年齢3区分別構成比(昭和60年~令和3年)」
東京都福祉保健局 65歳健康寿命
東京都福祉保健局 人口動態統計 令和元年(2019年)
墨田区「すみだ健康づくり総合計画」(平成28年度から令和7年度まで)(平成28年3月策定)
墨田区 令和3年度がん検診
墨田区 B型・C型肝炎ウイルス検診(無料)を実施しています
墨田区「墨田区がん対策推進計画」(2019年)
墨田区 健康
墨田区 健康寿命UP大作戦!

・全国データ
公益財団法人特別区協議会「特別区とは」
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
内閣府「令和3年版高齢社会白書(概要版)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口(大正9年~平成12年)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口,日本人(平成12年~27年)」
総務省統計局「国勢調査」第6表「年齢(3区分)、男女別人口及び年齢別割合-都道府県、市区町村(昭和55年~平成27年)」
厚生労働省「平成27年 市区町村別生命表の概況」統計表1 市区町村別平均寿命
厚生労働省 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(2018年3月)
厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」
厚生労働省「地域保健・健康増進事業報告」平成27年度(2015年度)~令和元年度(2019年度)「健康増進編(市区町村表)」
国立がんセンターがん情報サービス がん検診について
日本人間ドック学会 機能評価認定施設一覧
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