[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 錦糸町しんえいクリニック (東京都 墨田区)
5,000円~46,750円(税込)
東京都 墨田区
錦糸町駅
東京都墨田区江東橋1-16-2チョーギンビル7階
杉並区・練馬区・八王子市に総合健診センターを運営する「しんえいグループ」が平成30年9月、墨田区江東橋(錦糸町)に女性専用の健診施設を開院することになりました。 当クリニックでは、レディースドック、乳がん検診、子宮がん検診、生活習慣病健診などを実施し、STD(感染症検査)やコラーゲンマシンなども導入しています。 さらに、ネイル・エクステなどの施設も当ビル内に開設して女性に特化した総合的なサービスの提供を行います。
広告 虎ノ門ヒルズ桜十字クリニック (東京都 港区)
9,350円~64,900円(税込)
東京都 港区
内幸町駅 / 溜池山王駅 / 虎ノ門ヒルズ駅 / 虎ノ門駅
東京都港区虎ノ門2-6-3虎ノ門ヒルズステーションタワー5F
【2023年10月 虎ノ門ヒルズステーションタワー内にNewOpen!!】 日々働かれるお忙しいオフィスワーカーの皆様や虎ノ門エリアにお住まいの方に向け、お仕事やご都合の合間等でもご受診頂けるクリニックがOpenします! また虎ノ門エリアで働く外国の方の健康も支えるため、英語対応も可能です。
東京都多摩市連光寺2-69-6
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東京都多摩市鶴牧2-1-1多摩東京海上日動ビル中央館1階
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多摩市は東京都多摩地域南部に位置する市であり、西は八王子市、南は町田市と神奈川県川崎市と接しています。1971年に多摩ニュータウンの入居が開始され、同年に市政を施行しました。遊歩道や公園がたくさんあり、市の面積に占める都市公園の比率は都内で1位です。また、京王多摩センター駅はサンリオキャラクターの「ハローキティにあえる街」として国内外の旅行者に向けてPRしています。
2022年2月1日現在の人口は約14.7万人(住民基本台帳による)です。2021年3月策定の「第2期多摩市まち・ひと・しごと創生総合戦略」によると、多摩市の人口は1995年をピークに、現在まで増減を繰り返しながらほぼ横ばい状態となっています。なお、東京都全体は増加傾向にあり、日本全体のピークは2008年です(いずれも推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計通りであれば、多摩市の人口は今後減少傾向になり、2045年には12.2万人まで減少するとされています。
2022年2月現在における多摩市の65歳以上の高齢者人口は約4.3万人で、高齢化率は29.2%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、多摩市の高齢化率は全国よりもわずかに高いと言えます。多くの地方自治体同様、今後も高齢化は進んでいくことが予想されます。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。
下記は、多摩市の平均寿命と65歳健康寿命、65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都の平均)。65歳平均障害期間は、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの期間の平均であり、値が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
65歳健康寿命※2019年 | 65歳平均障害期間※2019年 | 【参考】平均寿命※2015年 | |
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男性 | 84.16歳(82.93歳) | 1.49年(1.73年) | 82.0歳(81.1歳) |
女性 | 86.68歳(86.02歳) | 3.13年(3.53年) | 87.8歳(87.3歳) |
2019年現在の多摩市の65歳健康寿命は、男性84.16歳、女性86.68歳です。東京都平均と比較すると、男女とも上回る結果となっています。加えて65歳平均障害期間が男女とも短いことから、多摩市民は東京都のなかでは健康的で長生きであると言えます。
多摩市は2018年に「第2期多摩市国民健康保険データヘルス計画」を策定し、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指しています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、多摩市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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多摩市※2020年 | 悪性新生物(がん)31.9% | 心疾患12.9% | 老衰11.1% | 肺炎6.0% | 脳血管疾患5.6% |
日本全体※2020年 | 悪性新生物(がん)27.6% | 心疾患15.0% | 老衰9.6% | 脳血管疾患7.5% | 肺炎5.7% |
生活習慣病の三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の合計割合は、日本全体が50.1%であるのに対し、多摩市では50.4%です。差はわずかですが内容は大きく違い、心疾患は2.1ポイント、脳血管疾患は1.9ポイント低いものの、がんは日本全体より4.3ポイント高い結果となっています。要因のひとつとして、多摩市の肺がん検診の受診率が日本全体の平均よりも著しく低いことが挙げられます(「4-1.多摩市のがん検診受診率の現状」参照)。一方で、高齢者特有の死因である老衰や肺炎は日本全体を上回っています。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
多摩市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
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胃がん | 胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | ・バリウム:40歳以上・胃カメラ:50歳以上 | ・バリウム:年1回※前年度に胃カメラ検査を受診した人は受診不可・胃カメラ:2年に1回 | ・バリウム:900円(集団のみ)・胃カメラ:2,500円(個別のみ) |
子宮頸がん | 問診、視診、内診、子宮頸部細胞診 | 20歳以上女性 | 2年に1回 | 500円(個別のみ) |
肺がん | 問診、胸部X線検査、喀痰細胞診※喀痰細胞診は50歳以上で喫煙指数600以上またはアスベストなど作業歴のある方 | 40歳以上 | 年1回 | 700円(集団のみ) |
乳がん | 問診、マンモグラフィ | 40歳以上女性 | 2年に1回 | 1,500円(個別のみ) |
大腸がん | 問診、便潜血反応検査 | 40歳以上 | 年1回 | 無料(個別のみ) |
前立腺がん | 問診、血液検査(PSA値) | 50~70歳の5歳刻み年齢の男性 | 5年に1回 | 無料(個別のみ) |
多摩市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。特徴として、大腸がん検診を無料で受診できること、厚生労働省の指針にはない前立腺がん検診を無料で実施していることが挙げられます。また2020年より、胃がん(バリウムのみ)・肺がん検診の同日受診を実施しています。
多摩市はがん検診の無料クーポンは配布していません。
生活保護世帯に属する方はがん検診を無料で受診できます。詳細は多摩市サイトでご確認ください。
下記は、2015年度から2019年度における多摩市の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 3.2% | 30.6% | 2.0% | 26.1% | 24.4% |
2016年度 | 3.0% | 19.1% | 1.1% | 18.2% | 13.4% |
2017年度 | 3.7% | 18.4% | 0.8% | 18.0% | 12.0% |
2018年度 | 3.8% | 18.0% | 0.7% | 17.7% | 11.4% |
2019年度 | 3.5% | 17.8% | 0.6% | 17.7% | 11.4% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
多摩市のがん検診受診率を日本全体と比較すると、子宮頸がん・乳がん・大腸がん検診は上回っていますが、胃がん検診は日本全体を約4ポイント、肺がん検診は約6ポイントと大きく下回る傾向が続いています。近年の受診率の推移をみると、いずれの検診も横ばいもしくは減少状態にあり、これは日本全体と同様の傾向です。
2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、多摩市では次のような取り組みを行っています。
・がん検診のセット受診 過去、特定健康診査と大腸がん検診の同時実施をしていたが、2020年より胃がん検診と肺がん検診のセット受診も開始。受診しやすい環境づくりのため、そのほかの検診でも連携できるよう調整している。
・胃がんリスク検査の実施 一部の市民を対象に、胃がんの発症リスクを調べる検査を実施。血液検査によって、ピロリ菌感染の有無を調べるヘリコバクターピロリ菌抗体検査と、胃の萎縮度合いを調べるペプシノゲン検査を受けられる。対象は40歳以上の市民で、費用は500円。
・無料の肝炎ウイルス検診の実施 過去に肝炎ウイルス検診を受けたことがない40歳以上の市民を対象に、肝炎ウイルス検診(B型・C型)を無料で実施している。自覚症状があらわれにくく発見が遅れがちな肝炎ウイルスの感染を早期に発見し、肝硬変や肝臓がんなどの重篤な疾患の進行を防ぐ取り組み。
多摩市では、多摩市国民健康保険被保険者および後期高齢者医療制度の被保険者を対象に、人間ドックの受診費用の一部を助成しています。助成内容は下記の通りです。
【助成対象者】 ・30歳以上の多摩市国民健康保険加入者の方 ・後期高齢者医療制度の被保険者の方
【助成額】 受診料の半額(上限10,000円)
助成対象となるには、下記の条件があります。 ・申請回数は年度内1回まで ・人間ドック受診年度内に多摩市国民健康保険特定健康診査、後期高齢者医療健康診査を受診しないこと ・国民健康保険料または後期高齢者医療保険料に滞納がないこと
詳細は多摩市サイトでご確認ください。
多摩市では「第2期多摩市国民健康保険データヘルス計画」のなかで健康寿命の延伸と健康格差の縮小を基本方針に掲げ、健康増進へ向けてさまざまな取り組みを行っています。
・禁煙を後押し「禁煙外来治療費助成」事業 住民登録のある満20歳以上で、禁煙治療開始前の方を対象に、治療費の助成を実施。禁煙治療費の半分(上限10,000円)を助成する。登録申請は、電子申請・郵送・健康センター窓口にて実施している。
・介護予防を促進「にゃんともTAMAるボランティアポイント」 高齢者によるボランティア活動にポイントを付与する取り組み。獲得ポイントに応じて、交付金が交付される。対象者は65歳以上の多摩市介護保険第1号被保険者の方。参加には毎月第2木曜日に開催される説明会にて、ボランティア登録をする必要がある。多摩ボランティア・市民活動支援センターでも登録を受け付けている。
・多摩市の魅力を再発見「多摩市ウォーキングマップ」 生活習慣病やストレス解消などを目的に、市内3駅それぞれから出発するウォーキングコースを作成。2kmコース、5kmコースなど距離に応じて全12コースが用意されており、すべてのコースを歩くとオリジナル完歩賞がもらえる。ウォーキングマップは市のサイトでダウンロードできるほか、健康センター、多摩市役所、多摩センター出張所、聖蹟桜ヶ丘出張所などで配布している。
※本記事は2022年2月時点の情報を元に作成しています。