鎌倉市で人間ドック・健診(全身MRI)が予約できる医療施設一覧

神奈川県鎌倉市で受診可能な人間ドック・健診(全身MRI)1件の医療施設です。 人間ドックのマーソでは神奈川県鎌倉市の人間ドック・健診(全身MRI)施設を検索し、予約することが可能です。
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[広告]神奈川県周辺で人間ドックに関連する医療施設

  • 広告 二子玉川メディカルクリニック (東京都 世田谷区)

    3,300円~153,000円(税込)

    東京都 世田谷区

    二子玉川駅

    東京都世田谷区玉川3-15-1曽根ビル5F

    二子玉川駅西口より徒歩3分。 鎮静剤を利用した内視鏡検査を中心とした人間ドックで早期発見・早期治療に努めること、慢性疾患の方の生活習慣の改善に総合的に取り組んでいくことなどで地域の皆様が笑顔で健康で過ごせるようサポートいたします。土日にも健診を受けて頂けますので平日お忙しい方もぜひ。

    3,300円~153,000円(税込)
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  • 広告 恵比寿ブエナヴィスタクリニック (東京都 渋谷区)

    19,800円~280,000円(税込)

    東京都 渋谷区

    恵比寿駅

    東京都渋谷区恵比寿4-5-3ブエナヴィスタ恵比寿1F

    年間受診数5,000名以上!恵比寿駅徒歩3分。当院が初めての方は人間ドック+脳ドックを39,800円で受診可能です。 当院では胃の内視鏡検査を年間2,500件以上実施しており、また1.5テスラMRIを使用した脳ドックを実施しております。お気軽にご相談ください。

    19,800円~280,000円(税込)
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メディカルスキャニング大船 (神奈川県 鎌倉市)

メディカルスキャニング大船 (神奈川県 鎌倉市)

特徴 【全身のがん、脳疾患をチェックできます】【年間約60万件の検査実績】
3.0テスラMRIと64列マルチスライスCTを活用した全身がん検査を約2時間で検査ができます。 ... ルチスライスCTを活用した全身がん検査を約2時間で検査ができます。 続きを読む▼
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神奈川県鎌倉市大船1-3-9MS大船ビル 1F

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神奈川県 鎌倉市がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.鎌倉市の特徴

1-1.鎌倉市の人口統計と高齢化率

鎌倉市は神奈川県の南東、三浦半島の基部に位置する市です。1939年に鎌倉町と腰越町が合併して誕生し、1948年に深沢村、大船町を編入し、現在の鎌倉市となりました。三方を山で囲まれ、一方は海を臨む地形である鎌倉市は、源頼朝が幕府を開いた武家政権の誕生の地として有名です。鶴岡八幡宮や鎌倉大仏などの歴史的名所も多数存在し、観光地としても発展しています。

2022年1月1日現在の人口は約17.3万人(推計人口)です。国勢調査によれば、鎌倉市の人口は1985年をピークに減少傾向へと転じたのち、2005年および2010年においてわずかに増加しましたが、2015年からは再び減少傾向へと転じました。なお、神奈川県全体の人口は2020年現在微増傾向にあり、日本全体の人口は2008年にピークをむかえています(推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、鎌倉市の人口は2045年には約14.7万人に減少するとされています。

2021年9月末現在における65歳以上の高齢者人口は約5.4万人で、高齢化率は30.4%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、鎌倉市の高齢化は全国と比べて進んでいると言えます。「鎌倉市人口ビジョン」では、今後も高齢者人口の増加と生産年齢人口・年少人口の減少により鎌倉市の高齢化率は進むと予想されています。

鎌倉市の人口と高齢化率の推移
鎌倉市の人口と高齢化率の推移*総務省統計局「国勢調査」をもとに編集部で作成

1-2.鎌倉市の健康寿命

健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。

下記は、鎌倉市の平均寿命と健康寿命を示した表です(カッコ内は神奈川県平均)。鎌倉市の健康寿命は、介護保険要介護認定に基づいて要介護2〜5以外の状態として独自に算出されています。平均寿命と健康寿命との差(不健康である期間)が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。

健康寿命(年)
※2015年
不健康な期間の平均(年)
※2015年
平均寿命(年)
※2015年
男性83.16(82.34)1.67(1.73)84.84(84.07)
女性85.97(85.31)3.78(3.61)89.74(88.92)

2015年現在の鎌倉市の健康寿命は、男性83.16年、女性85.97年で、男女ともに神奈川県全体の平均を上回っています。鎌倉市では、2015年に「鎌倉市人口ビジョン」を策定し、2019年度時点での目標値を「健康寿命と平均寿命の差を現状数値以下とする(健康寿命の延伸)」と設定しています。

2.鎌倉市の死因順位と割合

1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、鎌倉市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。

1位2位3位4位5位
鎌倉市
※2019年
悪性新生物(がん)
25.3%
心疾患
14.2%
老衰
12.6%
肺炎
7.8%
脳血管疾患
7.5%
日本全体
※2019年
悪性新生物(がん)
27.3%
心疾患
15.0%
老衰
8.8%
脳血管疾患
7.7%
肺炎
6.9%

鎌倉市の死亡割合を日本全体と比べると、生活習慣病の三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)は47.0%で日本全体を3.0ポイント下回り、老衰は12.6%で日本全体を3.8ポイント上回っています。この結果から、鎌倉市民は日本全体と比較して健康的に長生きをしていると言えます。また、1位のがんは日本全体を2.0ポイント下回っており、この要因のひとつとして、鎌倉市のがん検診への意識が高いことが考えられます(「4-1.鎌倉市のがん検診受診率の現状」参照)。

3.鎌倉市のがん検診の種類・費用

3-1.自治体主導の「5大がん検診」

日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。

5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。

3-2.鎌倉市のがん検診

鎌倉市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、鎌倉市独自の取り組みです。

鎌倉市のがん検診の種類・費用
種類検査項目対象者受診間隔費用
胃がん問診、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)50~68歳偶数年齢2年に1回6,000円
子宮頸がん問診、内診、子宮頸部細胞診20歳以上偶数年齢女性2年に1回・40~68歳:2,300円
・70歳以上:900円
肺がん問診、直接X線撮影40歳以上年1回・40~69歳:1,600円
・70歳以上:900円
乳がん問診、乳房X線撮影(マンモグラフィ)40歳以上偶数年齢女性2年に1回・40~68歳:1,700円
・70歳以上:900円
大腸がん問診、便潜血反応40歳以上年1回・40~69歳:900円
・70歳以上:500円
前立腺がん問診、PSA検査50歳以上男性-
※PSA値1.0ng/ml以下
(小数点第2位を四捨五入)」の方は、
受診年度から3年後に再度受診対象
・50~69歳:1,600円
・70歳以上:900円

鎌倉市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。鎌倉市独自の取り組みとして、国の指針にはない前立腺がん検診を実施しています。

3-3.鎌倉市のがん検診の無料クーポン

鎌倉市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。

種類対象者
※年齢は当該年度4月1日時点で判断
無料になる検査項目
子宮頸がん20歳女性問診、内診および子宮頸部細胞診
乳がん40歳女性問診、乳房X線撮影(マンモグラフィ)

鎌倉市に住民登録している方が対象となります。対象者には無料クーポン券が送付されます。

また、次の方は無料でがん検診を受診できます。
・同一世帯の全員が市民税非課税の方
・生活保護を受けている方
・東日本大震災被災者の方

詳細は鎌倉市サイトをご確認ください。

4.鎌倉市のがん検診受診率と受診率向上のための取り組み

4-1.鎌倉市のがん検診受診率の現状

下記は、2015年度から2019年度の鎌倉市の受診率の推移です。

鎌倉市のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度-25.0%31.2%33.0%33.2%
2016年度-13.6%11.2%18.3%11.2%
2017年度-13.0%10.3%17.5%10.3%
2018年度-12.6%9.8%16.8%9.8%
2019年度-12.5%9.3%17.2%9.3%

下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。

自治体主導の日本全体のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度6.3%23.3%11.2%20.0%13.8%
2016年度8.6%16.4%7.7%18.2%8.8%
2017年度8.4%16.3%7.4%17.4%8.4%
2018年度8.1%16.0%7.1%17.2%8.1%
2019年度7.8%15.7%6.8%17.0%7.7%

鎌倉市のがん検診受診率を日本全体と比較すると、子宮頸がん検診は日本全体を下回る受診率となっています。一方で、乳がん検診は日本全体と同程度、肺がん・大腸がん検診は日本全体を上回る受診率となっています。鎌倉市ではすべてのがん検診において自己負担金が発生することを考えると、鎌倉市民のがん検診受診への意識は高いと言えそうです。

日本全体のデータにおいて、2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。

4-2.鎌倉市のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み

がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、鎌倉市では次のような取り組みを行っています。

・胃がんリスク検診の実施
胃がんのリスク要因となるヘリコバクター・ピロリ菌の感染および胃粘膜委縮の有無を調べ、胃がんになるリスクを分類する検診。対象者は40〜49歳で、2015年以降胃がんリスク検診を未受診あるいは2016年度の検診結果がA判定の方、70歳以上で市の胃がん内視鏡検診を未受診の方。受診費は40~49歳が1,600円、70歳以上は900円。

・肝炎ウイルス検査の実施
肝硬変や肝臓がんの予防を目的に、肝炎検診(B型・C型)を実施している。対象は40歳以上で2002年度以降一度も市の肝炎検診を受診していない方。受診費は1,200円。40歳および対象となる45歳以上の5歳刻み年齢の方は無料。

・乳房健康指導の実施
乳房の健康管理を習慣化することを目的に、医師や看護師から自己触診の実施方法などについて指導する機会を設けている。対象者は20〜38歳の偶数年齢の女性で、受診費は500円。

・検診車を利用した日曜日の乳がんマンモグラフィ検診の実施
自宅から市内の指定医療機関が遠方の方や、仕事などで平日に受診できない方でも乳がん検診を受診できるよう、市役所で検診車による日曜検診を実施している。対象者は、市が発行する当該年度の乳がんマンモグラフィ検診の受診券もしくは無料クーポン券をお持ちの方。

5.鎌倉市の人間ドックの費用補助・助成

鎌倉市では特定健診の代わりに人間ドックを受診する方を対象に、人間ドック費用を一部助成しています。助成内容は下記の通りです。

【対象者】
40~74歳の鎌倉市国民健康保険加入者

【助成額】
上限9,462円

詳細は、受診券に同封されているチラシを確認するか、鎌倉市保険年金課へお問い合わせください。

6.鎌倉市の健康増進への取り組み

鎌倉市は2015年に「鎌倉市健康づくり計画」を策定し、市民の健康づくりを推進しています。鎌倉市が実施している健康増進への取り組みをご紹介します。

・スマホを活用した若い世代のための在宅健診
郵送によって自宅で健診を受けられる「スマホdeドック」を実施。わずかな血液を自身で採血してキットを返送し、スマートフォンやPCで結果を確認できる。一般的な健康診断と同等の検査を受けることができる。対象者は鎌倉市在住の20~39歳の偶数年齢の女性および20~39歳の偶数年齢で鎌倉市国民健康保険加入中の男性(奇数年齢で前年度未受診の方も受診可)。受診費は2,400円で、このうち20、30歳の鎌倉市国民健康保険加入者および鎌倉市在住で20~39歳の東日本大震災被災者は無料。

・「古都をトコトコ鎌倉健康歩(ポ)イント」の実施
2021年6月にスタートした健康ポイント事業。スマートフォンアプリを用いて、歩数やアプリのログイン回数などに応じてポイントが付与され、貯まったポイントは電子ギフト券などの景品と交換ができる。スマートフォンアプリには、鎌倉市国保特定健診結果の閲覧機能や、将来の疾患発症率のシミュレーション機能などもある。

・「家族で歩こう!健康かまくらマップ」の配布
休日に家族で歩いて身体を動かす楽しさや心地よさを感じながら運動ができるよう、市オリジナルの健康マップを作成し、配布している。鎌倉市の歴史や自然を感じられるような計5コースが用意されており、各コースのポイントや見どころなども掲載されている。

・鎌倉市公式YouTubeチャンネルや市サイトでの「健康ワンポイント」の紹介
自宅でできる筋力トレーニングなどの運動動画を鎌倉市公式YouTubeチャンネルで紹介したり、健康づくりに役立つ知識などの情報をわかりやすく市サイトで公開したりしている。日々の健康管理に活用できるウォーキング記録票も配布している。

※本記事は2022年2月時点の情報を元に作成しています。

参考資料
・鎌倉市データ
鎌倉市公式サイト
鎌倉市 鎌倉市の紹介
鎌倉市 鎌倉の魅力
鎌倉市 鎌倉の人口と世帯数(地域・町丁・字別)
鎌倉市 人口と世帯の推移
鎌倉市 鎌倉市の地方創生の取組「鎌倉市人口ビジョン 鎌倉市町・ひと・しごと創生総合戦略」
神奈川県 令和2年国勢調査 神奈川県人口等基本集計結果(人口、世帯等の確定値)の概要
鎌倉市 地域別・町丁字別の年齢別人口(住民基本台帳)
鎌倉市 平成27年国勢調査の結果一覧「3.3 第3-2表 年齢(各歳),男女別人口,年齢別割合,平均年齢及び年齢中位数(総数及び日本人)」
鎌倉市 鎌倉市健康づくり計画
神奈川県 平成31(令和元)年神奈川県衛生統計年報統計表
鎌倉市 健康診査
鎌倉市 鎌倉市国保特定健診
鎌倉市 健康づくりのヒント集

・全国データ
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
内閣府「令和3年版高齢社会白書(概要版)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口(大正9年~平成12年)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口,日本人(平成12年~27年)」
総務省統計局「国勢調査」第6表「年齢(3区分)、男女別人口及び年齢別割合-都道府県、市区町村(昭和55年~平成27年)」
厚生労働省「平成27年 市区町村別生命表の概況」統計表1 市区町村別平均寿命
厚生労働省 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(2018年3月)
国民健康保険中央会 平均自立期間
厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」
厚生労働省「地域保健・健康増進事業報告」平成27年度(2015年度)~令和元年度(2019年度)「健康増進編(市区町村表)」
国立がんセンターがん情報サービス がん検診について
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