[広告]神奈川県周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 ゆうあいクリニック (神奈川県 横浜市港北区)
190,000円~352,000円(税込)
神奈川県 横浜市港北区
北新横浜駅 / 新横浜駅
神奈川県横浜市港北区北新横浜1-6-2
毎年、約15,000件の検査実績! 2004年の開院以来、がんを中心に、脳の病気、女性特有の病気、生活習慣病など、幅広い病気を検査しています。
広告 二子玉川メディカルクリニック (東京都 世田谷区)
3,300円~153,000円(税込)
東京都 世田谷区
二子玉川駅
東京都世田谷区玉川3-15-1曽根ビル5F
二子玉川駅西口より徒歩3分。 鎮静剤を利用した内視鏡検査を中心とした人間ドックで早期発見・早期治療に努めること、慢性疾患の方の生活習慣の改善に総合的に取り組んでいくことなどで地域の皆様が笑顔で健康で過ごせるようサポートいたします。土日にも健診を受けて頂けますので平日お忙しい方もぜひ。
神奈川県大和市中央4丁目4-12
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大和市は神奈川県のほぼ中央に位置する市で、1959年の市制施行で誕生しました。当時は人口3.5万人ほどでしたが、現在では23万人を超える都市へと発展しました。図書館を中心としたまちづくりを意味する「図書館城下町」をブランド・アイデンティティとしており、図書館を含めた複合施設「文化創造拠点シリウス」は、来館者数日本一の図書館として大和市を象徴する施設となっています。
2022年1月現在の人口は約24.2万人(推計人口)です。大和市の人口は、現在まで増加し続けてきましたが、近年は増加率が鈍化し微増傾向となっています。なお、神奈川県全体も同様に微増傾向であり、日本全体のピークは2008年です(いずれも推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、大和市の人口は現状のままでは2025年に減少へと転じ、2045年に約22.0万人に減少するとされています。
2022年1月1日現在における65歳以上の高齢者人口は約5.8万人で、高齢化率は23.9%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、大和市の高齢化率は日本全体と比べて低いと言えます。しかしながら多くの地方自治体同様、今後も高齢化が進んでいくことが予想されます。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。
下記は、2020年における大和市の平均寿命と健康寿命を示した表です。大和市の健康寿命は、65歳時に介護保険制度の要介護2の認定を受けるまでの期間に基づき算出しています。平均寿命と健康寿命との差(不健康である期間)が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
男性 | 女性 | |||||
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2008年 | 2017年 | 増減 | 2008年 | 2017年 | 増減 | |
平均余命 | 83.61歳 | 84.59歳 | +0.98 | 88.31歳 | 89.13歳 | +0.82 |
健康寿命 | 82.09歳 | 82.84歳 | +0.75 | 84.84歳 | 85.53歳 | +0.69 |
不健康である期間 | 1.52年 | 1.75年 | +0.23 | 3.47年 | 3.60年 | +0.13 |
2017年現在の大和市の健康寿命は、男性82.85歳、女性85.53歳です。2008年と比べると、男女いずれも延びています。不健康である期間も男女ともわずかに延びていますが、平均余命、健康寿命の延びのほうが大きいことから、大和市の健康寿命は順調に延びていると言えます。
大和市では「健康都市やまと総合計画 実施計画(令和3~5年度)」を策定し、基本目標の「いつまでも元気でいられるまち」のなかで、健康寿命の延伸を目標としています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、大和市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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大和市※2019年 | 悪性新生物(がん)29.5% | 心疾患14.8% | 老衰8.4% | 脳血管疾患6.5% | 肺炎6.4% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
大和市の死因順位は日本全体と同じです。ポイント数では、2位の心疾患から5位の肺炎は日本全体を下回っていますが、1位のがんは2.2ポイント上回っています。この要因のひとつとして、大和市のがん検診受診率が日本全体より低いことが考えられます(「4-1.大和市のがん検診受診率の現状」参照)。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
大和市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、大和市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
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胃がん | 胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | 40歳以上 | 年1回 | ●バリウム・集団:2,500円・個別:1,200円●胃カメラ・2,500円(個別のみ) |
子宮がん | 子宮頸部細胞診※30歳以上で医師が必要と判断した方には、子宮体部細胞診も実施 | 20歳以上女性 | 年1回 | ・集団:900円・個別:1,700円※子宮体部細胞診の実施は、別途800円 |
肺がん | 胸部X線検査(2方向)※医師が必要と判断した方には、喀痰検査も実施 | 40歳以上 | 年1回 | ・集団:500円・個別:1,000円※喀痰検査の実施は、別途集団800円、個別1,000円 |
乳がん | 超音波(エコー)検査またはマンモグラフィ※医師が必要と判断した方には、視触診も実施 | 超音波検査:30歳代女性マンモグラフィ:40歳以上女性 | 年1回 | ●30歳代(超音波検査)・集団・個別:1,200円●40歳以上(マンモグラフィ)・集団・個別:2,000円 |
大腸がん | 便潜血検査(2日法) | 40歳以上 | 年1回 | ・集団:500円・個別:700円 |
前立腺がん | 血液検査(PSA値) | 50歳以上 | 年1回 | ・個別:500円 |
大和市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。乳がん検診では30歳代を対象に超音波検査が実施されているのが特徴です。また、指針にはない前立腺がん検診、大和綾瀬歯科医師会による無料の口腔がん検診も実施されています(「4-2.大和市のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み」参照)。
大和市では、がん検診の無料クーポンの配布はありませんが、下記の通り、特定の年齢の方にがん検診が無料になる受診券を配布しています。
種類 | 対象者※年齢は当該年度末で判定 | 無料になる検査項目 |
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子宮がん | 20・21・22・24・26・28歳女性 | 子宮頸部細胞診 |
乳がん | 41・46・51・56歳女性 | マンモグラフィ |
対象者は受診券を提出することで、無料でがん検診を受診できます。受診券の配布後に転入された方や、受診券を紛失した方は、随時発行・再発行が可能です。
また、次の方は無料でがん検診を受診できます。 ・70歳以上の方 ・生活保護世帯の方 ・中国残留邦人等の支援給付を受けている方 ・市・県民税非課税世帯の方
下記は、2015年度から2019年度の大和市の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 1.1% | 6.5% | 1.3% | 10.5% | 4.1% |
2016年度 | 2.1% | 7.2% | 1.4% | 12.1% | 2.5% |
2017年度 | 2.2% | 8.6% | 2.0% | 12.8% | 3.5% |
2018年度 | 2.3% | 9.1% | 1.8% | 12.7% | 2.8% |
2019年度 | 2.2% | 8.5% | 1.8% | 12.3% | 3.2% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
大和市のがん検診受診率は、すべての検診で日本全体を下回っています。唯一10%を超えている乳がん検診で日本全体を5ポイント程度下回っており、胃がん・肺がん・大腸がん検診はいずれも2〜3%程度と低い受診率を推移しています。
日本全体のデータにおいて、2016年度から一部の受診率が顕著に増減している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、大和市では次のような取り組みを行っています。肝炎ウイルス検診や無料の口腔がん検診の実施、成人健診に関する情報提供サービス「らくらく健診」の提供などがあります。
・肝炎ウイルス検診の実施 肝硬変や肝臓がんにつながるリスクがある肝炎ウイルスの検査を実施。大和市では、肝炎ウイルス検査の受診歴がない40歳以上の方を対象に、受診費1,000円で肝炎ウイルス検診を実施している。なお、節目の年齢(40〜65歳の5歳刻みの年齢)の方は費用が無料となる。
・無料の口腔がん検診の実施 大和市と綾瀬市では、大和綾瀬歯科医師会主導で、口腔がん検診を年3回(7月、9月、11月)無料で実施している。定員は各回45名で、期限内にはがきでの申し込みが必要。定員を超えた場合は抽選となる。
・「らくらく健診」の提供 成人健診に関する情報提供サービス「らくらく健診」を提供している。がん検診や特定健診など、個人に合わせた健(検)診の案内を確認できるほか、健診医療施設の検索、健診のスケジュール作成、個人の健康記録、がんリスクチェックなどができ、健康管理に活用できる。インターネット端末を有する18歳以上の市民であれば、だれでも無料で利用できる。
大和市では、大和市在住の国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者を対象に、人間ドックの費用が一部助成されます。助成内容は下記の通りです。
【対象者】 ・大和市の国民健康保険に1年以上加入しており、市税等の滞納がない方 ・大和市在住の神奈川県後期高齢者医療広域連合の被保険者で市税などの滞納がない方
【助成額】 人間ドックのコースによって異なる 例) ・基本コース:25,000円(自己負担額30,000円) ・基本+婦人科(子宮頸部+子宮体部)コース:30,500円(自己負担額45,400円)
助成対象は、指定の医療施設のみです。また、助成を受けるためには市役所での事前申請が必要です。申請の流れなどの詳細は、大和市サイトを確認してください。
大和市は、健康寿命の延伸を目指してさまざまな取り組みを行っています。健康ポイント事業や、チームで歩数を競う「大和ウォーキングピック」の開催などがあります。
・「ヤマトン健康ポイント」の実施 20歳以上の市民を対象に、健康づくりなどに関する対象イベントへの参加でポイントが貯まるポイント事業「ヤマトン健康ポイント」を実施。対象イベントは、健康講座やウォーキング大会、食育フェア、介護予防セミナーなど。1回の参加につき1~5ポイントが付与され、20ポイント貯まると、景品が当たる抽選に応募できる(2022年度はカタログギフトを予定)。
・「ヤマトウォーキンピック」の開催 チーム戦で1ヶ月間の歩数を競う「ヤマトウォーキングピック」を開催。4~7名がチームとなり、市が貸与する歩数計を身に着けて1ヶ月間歩き、1日あたりの平均歩数の多さで順位を決める。「70歳以上の部」や「職場の部」などのエントリー区分があり、各部門の上位3位入賞チームや、順位が10または100の倍数となったチームなどに、QUOカードなどの景品が贈呈される。
・出張けんこう教室の実施 20人以上のグループを対象に、保健師・管理栄養士が派遣されて健康に関する講義や健康測定を行う「出張けんこう教室」を無料で実施。講義内容は、食事や運動、生活習慣病、病気の治療や予防などである。(コロナ禍は測定機器の使用を休止)。
※本記事は2022年1月時点の情報を元に作成しています。