佐賀県唐津市千代田町2566-11唐津地域医療総合保健医療センター4階
佐賀県の人口は、平成28年1月日の時点で83万2841人となっています。その年齢分布については、15歳未満(年少人口)が14.2パーセント、15歳以上から64歳以下(生産年齢人口)が58.6パーセント、そして65歳以上(老年人口)が26.9パーセントとなっています。佐賀県の病院や一般診療所などの医療機関施設数は800ヶ所存在しており、その中で人間ドックなどの検査を受けることが出来る健診受診可能施設(人間ドック学会の機能評価認定施設)は2ヶ所存在しています。
佐賀県における死因順位は、男女ともに1位は癌などの悪性新生物となっており、死因の30パーセント近くを占めています。以下の順位は2位心疾患、3位肺炎、4位脳血管疾患であり、これらの順位も男女同じとなってます。死亡率(人口10万人対)については悪性新生物が338.0、心疾患167.6、肺炎133.0、脳血管疾患109.1となっており、全国の死亡率(悪性新生物283.2、心疾患154.5、肺炎98.9、脳血管疾患98.2)と比べると、死亡率が高くなっています。
佐賀県においては、健康増進法に基づき県民の健康寿命延伸への取り組みとして、平成25年度から34年度までを計画期間とする『第2次佐賀県健康プラン(佐賀県健康増進計画)』を策定、実行しています。この計画では県民が自立した日常生活を営むことにより、乳幼児期から高齢期まで心身機能の維持及び向上を目標とし、健康寿命の延伸を図ります。そして全国平均より高い悪性新生物や心疾患などの死亡率を低下させることを目指しています。