[広告]大阪府周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 聖授会OCAT予防医療センター (大阪府 大阪市浪速区)
94,050円~676,000円(税込)
大阪府 大阪市浪速区
なんば駅 / 大阪難波駅 / 難波駅 / JR難波駅
大阪府大阪市浪速区湊町1-4-1OCATビル地下3階
JR難波駅直結。PET2台、PET-CT1台を有し、全身の検査を行うことが可能。再検査、精密検査が必要な場合は併設の診療所や内視鏡センターにてフォロー。
広告 医療法人仁泉会MIクリニック PET-CTがん検診センター (大阪府 豊中市)
13,640円~395,280円(税込)
大阪府 豊中市
少路駅
大阪府豊中市少路1-12-13
全身のがん・脳疾患・認知症・成人病等を徹底的に検査します。お忙しい方も受診頂けるPET-CTがん検診を中心に、乳房を圧迫せずに検査が可能なマンモPETの検査も可能です。
大阪府大阪市北区梅田2-1-18富士ビル2階・3階
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5-1ルシアスビル16F
大阪府守口市外島町5番55号
大阪府大阪市旭区新森7-10-28
大阪府大阪市中央区城見1-4-1ホテルニューオータニ大阪4F
大阪府大阪市此花区西九条5-4-8
大阪府大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ9F
大阪府大阪市淀川区十三本町1-1-9
大阪府大阪市福島区玉川2-12-16
大阪府堺市美原区黒山39-10
大阪府大阪市北区梅田1丁目12-6E-ma1階
大阪府大阪市東淀川区東淡路4丁目30-2イーズメディテラスⅡ3F
大阪府大阪市中央区南船場2-1-3フェニックス南船場3階
大阪府吹田市豊津町1-21エサカ中央ビル5F
大阪府箕面市船場西3-6-32箕面船場クリニックビル302号室
大阪府大阪市浪速区難波中1丁目6-8Osaka Metroなんばビル3階
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43あべのハルカス21階
大阪府寝屋川市川勝町8-2
大阪府我孫子西2丁目11-21
大阪府大阪市北区神山町1-7扇町メディックスモール2F
大阪府宮之阪2丁目20-1
大阪府大阪市都島区中野町5-15-21都島センタービル地下3階
大阪府福島区吉野1-22-18
大阪府大阪市西区北堀江2丁目1番11号久我ビル北館2階
大阪府茨木市中津町5-3
大阪府天王寺区筆ヶ崎町5-52ウェルライフ上本町106
大阪府大阪市北区茶屋町19-19アプローズタワー(阪急茶屋町ビルディング)7階
大阪府枚方市楠葉花園町11-3ファインシティくずは1階
大阪府豊中市少路1-12-13
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-4-3心斎橋オーパ11階
大阪府大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪北館6階
大阪府大阪市中央区城見2-2-22マルイトOBPビル1階
大阪府大阪市中央区大手前1-7-31OMMビル3階
大阪府茨木市双葉町10-1茨木東阪急ビル1F
大阪府中央区大手前1-5-34
大阪府大阪市福島区海老江2-1-36
大阪府大阪市東成区大今里1-23-12
大阪府大阪府堺市西区鳳東町4-401-1
大阪府大阪市西成区南津守7-14-32ファンクスビル1F
大阪府大阪市西区京町堀1-9-9
大阪府大阪市平野区瓜破西 2-7-49ニューロータスライフ1階
大阪府西本町1-7-19ワイダ本町ビル1F
目次[非表示]
吹田市は大阪府の北部に位置する市です。1940年に三島郡吹田町、千里村、岸部村、豊能郡豊津村の4町村が合併し、吹田市が誕生しました。その後もいくつかの合併を経て1955年にほぼ現在の市域となりました。1960年以降は経済成長とともに、千里ニュータウンの開業、日本万国博覧会の開催など都市計画が進んでいきました。万博跡地に作られた「万博記念公園」と万博のシンボル・岡本太郎作の「太陽の塔」は観光スポットとしても有名です。
2021年10月末現在の人口は約37.9万人(住民基本台帳による)です。住民基本台帳によれば、吹田市の人口は1987年に約34.9万人で最初のピークを迎えました。その後わずかな減少があったものの、1994年以降は再び増加に転じ、現在まで増加傾向となっています。なお、日本全体のピークは2008年、大阪府のピークは2010年です(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、吹田市の人口は2020年から2025年にピークを迎えたのち、2045年には約36.6万人に減少すると推計されています。
2021年10月末現在における65歳以上の高齢者人口は約9.0万人で、高齢化率は23.8%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、吹田市の高齢化率は日本全体より低いと言えます。しかし多くの地方自治体同様、総人口に対して高齢者の割合は増加しています。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。
2021年11月現在、吹田市の健康寿命は公表されていません。2015年に厚生労働省が発表した吹田市の平均寿命は下記の通りです。参考として、大阪府の平均寿命と健康寿命、およびその差である「不健康である期間」も表にまとめました(カッコ内は全国平均)。不健康である期間が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
吹田市 | 参考:大阪府 | |||
---|---|---|---|---|
平均寿命※2015年 | 平均寿命※2015年 | 健康寿命※2016年 | 不健康である期間 | |
男性 | 82.6歳(80.8歳) | 80.2歳(80.8歳) | 71.50歳(72.14歳) | 8.70年(8.66年) |
女性 | 87.8歳(87.0歳) | 86.7歳(87.0歳) | 74.46歳(74.79歳) | 12.24年(12.21年) |
2015年の吹田市の平均寿命を全国平均と比較すると、男性は1.8歳、女性が0.8歳上回っています。また、大阪府の平均寿命との比較でも、男性が2.4歳、女性は1.1歳長く、男女とも全国平均と大阪府の平均寿命を上回っています。
吹田市では2016年策定の「健康すいた21(第2次)」のなかで「健やかでこころ豊かに暮らせる健康・医療のまち」を目指し、基本目標を「健康寿命の延伸」と「生活の質(QOL)の向上」として市民の主体的な健康づくり支援に取り組んでいくとしています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、吹田市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
吹田市※2019年 | 悪性新生物(がん)29.5% | 心疾患14.9% | 老衰9.1% | 肺炎6.1% | 脳血管疾患6.0% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
吹田市の死因順位は1位から3位は日本全体と同じで、4位が肺炎、5位は脳血管疾患となっています。ポイント数では心疾患、肺炎、脳血管疾患は日本全体を下回っている一方で、1位のがんは日本全体を2.2ポイント上回っています。がんをはじめとする生活習慣病の発症や重症化の予防には、生活習慣の改善とともに定期的な健(検)診が大切です。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
吹田市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、吹田市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん | 問診、胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | ・バリウム:50歳以上(集団のみ)・胃カメラ:50歳以上の偶数年齢(個別のみ) | ・バリウム:年1回・胃カメラ:2年に1回 | ・バリウム:1,000円・胃カメラ:2,000円 |
子宮がん | 内診、視診、子宮頸部細胞診、体部細胞診※子宮体部細胞診は問診の結果、必要な方のみ | 20歳以上偶数年齢女性 | 2年に1回 | 500円※子宮体部細胞診は別途500円 |
肺がん | 胸部X線検査、喀痰検査※喀痰検査は50歳以上かつ喫煙指数600以上の方のみ | 40歳以上 | 年1回 | 400円※喀痰検査は別途500円(喀痰検査は個別のみ。単独受診は不可) |
乳がん | 視触診、マンモグラフィ | 40歳以上偶数年齢女性 | 2年に1回 | 1,000円 |
大腸がん | 便潜血反応検査 | 40歳以上 | 年1回 | 300円 |
前立腺がん | 血液検査(PSA検査) | 50歳以上男性 | 年1回 | 700円 |
吹田市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。特徴としては、指針にはない前立腺がん検診の実施が挙げられます。
胃がん検診(バリウム)については2020年4月より対象年齢を40歳以上から50歳以上に引き上げています。これは国立がん研究センターの「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン(2014年度版)」を参考にしており、40歳代以下は胃がんの罹患率・死亡率の低下が著しいことや、50歳以上に比べて、バリウムの誤嚥・放射線被曝・偽陽性・過剰診断などの不利益のほうが大きいことを理由としています。胃がん検診(バリウム)は集団検診のみ、肺がん検診・大腸がん検診は集団検診または個別検診のいずれかで、それぞれ受診が可能です。実施日時や予約の要否は実施医療機関により異なります。受診の前に、吹田市サイトや各検診の協力医療機関でご確認ください。
吹田市には無料で受けられるがん検診および無料クーポンの配布はありません。
ただし、次のいずれかに該当する方は上記がん検診の費用が免除されます。 ・65歳以上の方 ・64歳以下で、吹田市国民健康保険に加入の方 ・生活保護受給世帯の方 ・市民税非課税世帯の方
受診前に、64歳以下で吹田市国民健康保険に加入の方には検診料の「助成証明書」、生活保護世帯または市民税非課税世帯の方には検診料の「免除証明書」の交付が、それぞれ必要です。詳細は吹田市サイトでご確認ください。
下記は、吹田市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 1.5% | 21.6% | 8.0% | 24.1% | 10.5% |
2016年度 | - | 19.4% | 8.5% | 23.9% | 10.2% |
2017年度 | 4.3% | 19.7% | 8.4% | 22.5% | 9.8% |
2018年度 | 2.9% | 18.7% | 7.6% | 20.8% | 8.5% |
2019年度 | 2.7% | 17.8% | 7.0% | 19.3% | 7.9% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
吹田市のがん検診受診率は、子宮頸がん検診と乳がん検診がほとんどの年度で日本全体を上回っている一方、胃がん検診の受診率は3〜4%程度と低い数値を推移しています。また、5大がん検診の受診率は日本全体と同様に年々低下傾向です。
2016年度から一部の受診率が顕著に増減している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去、国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、吹田市では次のような取り組みを行っています。
・禁煙治療費の一部助成 喫煙は肺がんをはじめとするさまざまながんの原因となる。吹田市では市民の禁煙の取り組みをサポートするために、禁煙治療にかかる自己負担額を一部助成する「禁煙チャレンジ」事業を実施。吹田市で住民登録があり、かつ助成対象として該当する方に、保険診療による禁煙治療費の自己負担額を上限10,000円まで助成する。
・無料の肝炎ウイルス検診の実施 肝硬変、肝臓がんの発症リスクとなり得るB型・C型肝炎ウイルス検診を市内の協力医療機関にて実施している。対象は、これまでに同検査を受けたことがない20歳以上の吹田市民。費用は無料。
吹田市では、人間ドックを受診した吹田市国民健康保険被保険者の方を対象に、申請に基づいてその費用の一部を助成しています。吹田市の人間ドック助成の内容は下記の通りです。
【対象者】 以下の条件をすべて満たす方 ・人間ドック受診日の属する年度において40歳以上かつ受診日において74歳以下の吹田市国民健康保険の被保険者の方 ・申請日において納期が到来している国民健康保険の保険料を完納している方 ・受診日の属する年度において、特定健康診査(国保健康診査)を受診していない方 ・検査結果を提供し、それを市が特定保健指導その他保健事業に利用することに同意する方 または受診日時点で大阪府後期高齢者医療広域連合の被保険者である方
【対象となる人間ドック】 検査医療機関において実施される総合的な精密検査で、「日本人間ドック学会」が定める当該年度の1日ドック基本検査項目に準ずると認められる人間ドックが対象
【助成額】 国民健康保険被保険者:上限13,000円 大阪府後期高齢者医療広域連合被保険者:上限26,000円
申請方法、基本検査項目、申請期限などの詳細は吹田市サイトでご確認ください。
「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。
審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。
全国で400以上の施設が認定されており、このうち吹田市内の機能評価認定施設は2021年11月現在で1施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。
吹田市では市民の主体的な健康づくりを支援するためにさまざまな取り組みを行っています。
・健康ポイント事業「おおさか健活マイレージ事業(アスマイル)」 健(検)診や健康講座への参加といった健康活動でポイントがたまる、健康ポイント事業「おおさか健活マイレージ(アスマイル)」を実施。スマートフォンの専用アプリを通して健康活動をすることでポイントが付与される。獲得したポイントに応じて、毎週および毎月行われる抽選に参加できる。
・無料の結核検診の実施 65歳以上を対象に、結核検診を実施している。目的は結核の有無を調べることであるが、肺がん検診と同じ胸部X線撮影(直接法)を行うため、肺がんの早期発見にもつながるケースもある。費用は無料。
・骨粗しょう症検診の実施 骨粗しょう症になると骨密度の低下と骨質の劣化により、骨強度が低下し骨折リスクが高まる。骨粗しょう症検診では骨量測定検査を実施。対象者は20~70歳の5歳刻みの年齢の方。費用は1,000円。
・30歳代健康診査 30~39歳の方を対象に身体測定(身長、体重、腹囲)、血圧測定、尿検査、血液検査などの健診を実施。年に1回、費用は無料。
※本記事は2021年11月時点の情報を元に作成しています。