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●生活習慣病検査+肺LAA検査+心臓CT検査+心臓エコー検査●
こちらのコースは生活習慣病と心臓・肺を検査します。

■生活習慣病検査
糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病の疑いがないか、これらを原因とする動脈硬化のリスクがないかを血液検査等から調べます。

■肺LAA検査
CT検査を行い、詳しく肺内部(肺野)を撮影・解析し、肺気腫の割合を正常な肺の割合と比較します。
肺LAA評価　低吸収領域(low attenuation area:LAA)が病理学的肺気腫を反映し、肺気腫の診断に有用です。
*肺気腫…正常な肺組織が破壊されて空気が溜まってしまい、うまく息ができなくなる肺の病気。

0点:肺気腫病変なし
1点:肺野の25%未満
2点:肺野の25%以上50%未満
3点:肺野の50%以上75%未満
4点:肺野の75%以上
計6部位の点数を合計(満点24点)

○このような方におすすめの検査です○
・健康診断でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と言われた方、疑われた方
・喫煙習慣がある方で、以下の症状をお持ちの方
⒈坂道、階段で息切れをする
⒉咳が止まらない
⒊風邪をひきやすい、風邪が治りにくい

■CT心臓検査
⒈心臓血管石灰化検査
CT検査を行い、心臓の栄養血管である冠動脈の石灰化スコアを測定します。
石灰化スコアは動脈硬化の一つの指標となり、冠動脈疾患のリスクと相関があるとされています。
*石灰化スコア…冠動脈のカルシウム(石灰)の総量を数値化したもの。
石灰化スコアの数値が高ければ高いほど冠動脈の痛みがひどく、心筋梗塞や心臓突然死を発症しやすくなると考えられます。
造影剤などを使用せず、CTの撮影時間も短いため、患者様の身体への負担が少ない検査です。

○このような方におすすめの検査です○
・高血圧の方
・脂質異常の方
・肥満、メタボリック症候群の方
・喫煙習慣がある方
・糖尿病を患っているまたは疑いのある方
・45歳以上の方
・ご家族(血縁者)が心臓病を患っている方
・突然死や冠動脈疾患が心配な方

※以下の方にはおすすめできません※
・妊娠の可能性がある方
・すでに高度な狭心症や心筋梗塞がある方
・人工ペースメーカーを使用している方
・冠動脈にステントが植え込まれている方

⒉冠動脈CT検査
造影で冠動脈のCT検査を行います。
静脈から造影剤を注射することで冠動脈の形態や、石灰化の有無、石灰化による搾取や閉塞の確認、カテーテル検査で留置されたステントの評価などができる検査です。
同じく冠動脈を評価できる心臓カテーテル検査に比べ短時間で行うことができ、入院の必要がありません。

○このような方におすすめの検査です○
・胸痛、胸部圧迫感や息切れなどの自覚症状を持つ方
・階段や坂道を登った時、ちょっとした運動で胸の不快感・息切れのある方
・朝方や寒い時に何となく胸が苦しい、体がだるいと感じる方
・トイレやお風呂に入ると(排便時や入浴時に)気分が悪くなる、胸が苦しいと感じる方
・高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙歴などの動脈硬化のリスクの高い方
・健診・ドックの心電図や心臓超音波検査で異常を指摘された方
・心臓カテーテル検査に対して不安がある方
・狭心症や心筋梗塞、突然死の家族歴がある方

※次の方は検査が出来ないか、できても冠動脈の評価が困難な場合があります※
・人工ペースメーカーを使用している方
・冠動脈にステントが植え込まれている方
・造影剤にアレルギーのある方
・腎不全など腎機能の悪い方
・10~13秒程度の息止めが出来ない方
・不整脈がある場合や冠動脈の石灰化がひどい場合は、評価が困難になることがあります。

■心臓エコー検査
超音波検査機を使用し、心臓や血管の形・血液の流れを調べる検査です。
心臓の大きさや壁の厚さ、動き、弁の状態、血液の流れなどを観察し、ポンプが正常に働いているかどうかを判断します。
心筋梗塞や心臓肥大、弁膜症、先天性疾患の発見および治療方法の選択、治療効果の判定、手術時期の決定などにも役立ちます。

●予約される方は必ずお読みください●
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こちらのコースは、事前の診察のため、検査前の別日に一度クリニックにお越しいただく必要がございます。
診察代が別途発生しますので、ご了承くださいますようお願いいたします。