[広告]福岡県周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 桜十字福岡病院 (福岡県 福岡市中央区)
9,800円~85,800円(税込)
福岡県 福岡市中央区
博多駅 / 天神駅 / 渡辺通駅 / 薬院駅
福岡県福岡市中央区渡辺通3-5-11
ドック専用の待合室や女性専用のレディースエリアもございます。ゆったりとお過ごし頂けるよう、清潔感のある雰囲気を大切にしています。 各診療科目の医師が在籍し、MRIやCTといった医療機器を活用。外来も併設しておりますので、二次検診など受診後のご利用も可能です。 また、院内併設の専用ラウンジにてドックご受診後お食事をご用意しております。
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福岡県北九州市小倉北区室町3-1-2奥2F
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福岡県北九州市八幡西区菅原町2-13
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北九州市は、1963年2月に門司市、小倉市、若松市、八幡市、戸畑市の五市が合併し、九州初の政令指定都市として誕生しました。政令指定都市とは、地方自治法にもとづき政令によって指定される、人口50万人以上の市を指します。2021年現在、20市が指定されています。
2021年8月現在の北九州市の人口は約93.3万人(推計人口)で、国勢調査によれば、1979年をピークに減少転じています。なお、日本全体のピークは2008年、福岡県全体人口は年々増え続けています(いずれも推計人口)。
国立社会保障・人口問題研究所によれば、現状のままでは2030年には約87.7万人に減少すると推計されています。2019年1月現在における65歳以上の高齢者人口は約28.9万人で、高齢化率は30.2%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、北九州市の高齢化率は全国よりも進んでいると言えます。多くの地方自治体同様、人口が減少しているのに対して、高齢者の人口は増加しています。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。
下記は、北九州市の平均寿命と健康寿命、およびその差です(カッコ内は全国平均)。平均寿命と健康寿命との差(不健康である期間)が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
平均寿命※2015年 | 健康寿命※2016年 | 不健康である期間 | |
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男性 | 80.4歳(80.8歳) | 71.93歳(72.14歳) | 8.26年(8.66年) |
女性 | 87.1歳(87.0歳) | 74.01歳(74.79歳) | 13.09年(12.21年) |
2016年現在の北九州市の健康寿命は、男性71.93歳、女性74.01歳で、これは政令指定都市20市のうち男性11位、女性12位です。全国平均と比較すると、北九州市の男性は健康寿命がやや短く、北九州市の女性は健康寿命が短く不健康である期間がやや長い、という結果になっています。「第二次北九州市健康づくり推進プラン」では、2022年までに健康寿命を2歳伸ばすことを明記しています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、北九州市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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北九州市※2018年 | 悪性新生物(がん)29.0% | 心疾患11.7% | 肺炎7.8% | 脳血管疾患7.6% | 老衰5.0% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
北九州市の死因順位はほぼ日本全体と同じですが、3位と5位の死因が入れ替わっています。ポイント数では、2位の心疾患、4位の脳血管疾患、5位の老衰が日本全体を下回っており、特に老衰は3.8ポイントも低い数値になっています。北九州市は、平均寿命は全国平均と同等であるものの健康寿命が短いため、死因として老衰が少ないことが考えられます。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
北九州市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、北九州市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
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胃がん | 問診、胃部エックス線検査(バリウム)または問診、胃内視鏡検査(胃カメラ)※50歳以上の方は、胃部エックス線検査または胃内視鏡検査のいずれかを選択 | ・バリウム 集団:35歳以上個別:40歳以上・胃カメラ 個別:50歳以上 | ・バリウム:年1回・胃カメラ:2年に1回 | ・バリウム集団:35~39歳1,000円、40歳以上900円個別:1,000円・胃カメラ:3,000円 |
子宮頸がん | 問診、視診、細胞診、内診 | 20歳以上女性 | 年1回 | 1,000円 |
肺がん | 問診、胸部エックス線検査、喀痰検査 | 40歳以上 | 年1回 | 無料※喀痰検査希望者は900円 |
乳がん | 問診、マンモグラフィ(乳房エックス線検査) | 40歳以上女性 | 2年に1回 | 1,000円 |
大腸がん | 問診、便の潜血反応検査 | 40歳以上 | 年1回 | 500円 |
前立腺がん | 血液検査(PSA値) | 50歳以上男性 | 年1回 | 1,000円 |
北九州市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。胃がん検診のうちバリウムは指針よりも5歳若い35歳から、さらに指針にはない前立腺がん検診を運用しているのが特長です。
北九州市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。
種類 | 対象者※年齢は当該年度4月1日時点で判定 | 無料になる検査項目 |
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子宮頸がん | 20歳の女性 | 問診、視診、細胞診、内診 |
乳がん | 40歳の女性 | 問診、マンモグラフィ(乳房エックス線検査) |
また、次の方は無料でがん検診を受診することができます。 ・70歳以上の方
次の方は、減免制度があります。 ・市民税非課税世帯の方 ・生活保護の方 ・65~69歳の方で後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方
下記は、北九州市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 3.7% | 36.3% | 4.9% | 29.6% | 12.0% |
2016年度 | 2.9% | 14.1% | 1.7% | 12.4% | 3.1% |
2017年度 | 3.4% | 14.0% | 1.8% | 11.6% | 3.0% |
2018年度 | 3.8% | 13.7% | 1.8% | 11.6% | 3.0% |
2019年度 | 3.8% | 16.1% | 1.5% | 11.8% | 2.6% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
北九州市のがん検診受診率は、日本全体を大きく下回っている検診がほとんどです。日本全体との乖離が最も小さいのは子宮頸がん検診で、2018年から2019年にかけて、子宮頸がん検診受診率が2.3ポイント上昇、乳がん検診受診率は0.2ポイント上昇しています。
2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、北九州市では次のような取り組みを行っています。
・コラボ検診 「協会けんぽに加入している家族(被扶養者)を対象とした特定健診」と「北九州市のがん検診」を受診できるコラボ健診を実施。
・「北九州市民を『がん』から守るプロジェクト」 市内企業と協力して、がん検診の受診率向上に向けた市民への啓発を行う取り組み。これまで、ショッピングセンターで開催された「食育キャンペーン」でがん検診の受診促進街頭啓発を行ったほか、協定締結団体の社員、家族、関係者へがん検診の受診促進活動などを行った。
北九州市では、人間ドックの補助や助成は行っていません。
「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。
審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった人間ドックの健診施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。
日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で410以上の施設が認定されており、このうち北九州市内の機能評価認定施設は2023年8月現在で2施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。
北九州市は、2022年度の市民の健康寿命を男性71.93歳、女性74.01歳(2018年)から、それぞれ2歳伸ばす目標を掲げています。健康寿命の延伸に向け、市民の健康への意識づくり、行動変容、環境づくりの3つを基本方針に、さまざまな取り組みを行っています。ユニークな取り組みを紹介します。
・健康マイレージ 40歳以上の方を対象に、健診を受診し、自宅で取り組める健康づくり活動・健康チェックをポイント化し、特典に応募できる制度。特典は協賛店でさまざまなサービスが受けられる「優待カード」、または10種類の北九州市立スポーツ施設利用券(65歳以上のみ選択可)を選択することができる。2021年には、当選総数1,000名様に小倉牛や健康づくりに役立つ健康グッズなどが当たる景品抽選に参加できるダブルチャンスなども用意されている。
北九州市健康アプリ「GO!GO! あるくっちゃ KitaQ」 スマートフォンアプリ「GO!GO! あるくっちゃKitaQ(ごー!ごー!あるくっちゃ きたきゅう)」では、歩数グラフ・ランキング表示、ウォーキングでの消費カロリー・医療費削減額の表示、市内ウォーキングコース(約300)のナビ機能、血圧・体重入力、グラフ表示、塩分チェック機能ほか、健康に関するさまざまなコンテンツが公開されている。市民が楽しみながらウォーキングなどの健康づくり活動を行えるような事業も実施している。
・「栄養士さんの元気レシピ」 「食生活で健康(幸)寿命プラス2歳!!」を目標にいつまでも元気で生活するために市役所管理栄養士によって考案された「栄養士さんの元気レシピ」が月ごとに公開されている。
※本記事は2021年6月時点の情報を元に作成しています。