[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 赤坂桜十字クリニック (東京都 港区)
28,380円~89,650円(税込)
東京都 港区
永田町駅 / 赤坂見附駅 / 赤坂駅
東京都港区赤坂3-21-13キーストーン赤坂ビル2F
最寄りの「赤坂見附駅」A出口より徒歩3分。その他「永田町駅」から徒歩9分、「赤坂駅」から徒歩6分といずれも徒歩圏内です。 スタッフ同士の連携によって充実した検査と短い待ち時間を両立しております。また、月曜日にはレディースデーも設けております。
広告 桜十字ウィメンズクリニック渋谷 (東京都 渋谷区)
9,350円~64,900円(税込)
東京都 渋谷区
原宿駅 / 明治神宮前〈原宿〉駅 / 渋谷駅
東京都渋谷区宇田川町3-7ヒューリック渋谷公園通りビル4階
渋谷駅ハチ公口から徒歩5分の好アクセス。渋谷PA RCOの目の前のビルです。 働く女性の方に、ゆったり落ち着いて受診いただけるようきれいな院内にこだわっております。 検査、診察などの健診のすべてを女性のスタッフが対応します。
東京都台東区上野3-21-5BINO御徒町5F
11月 | 12月 | 1月 |
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台東区は東京都の特別区で、1947年に旧下谷区と旧浅草区が合併して誕生しました。特別区とは、東京都にある23の区のことをいい、地方自治法に基づき定められています。23区のやや東側に位置する台東区には、桜の名所として知られる上野恩賜公園や東京最古の寺である浅草寺などがあり、日本を代表する観光拠点のひとつとなっています。
2021年9月現在の人口は約20.4万人(住民基本台帳による)です。国勢調査によれば、台東区の人口は1960年に約31.9万人に達して以降、減少傾向を推移していましたが、1995年から現在にかけては増加に転じています。なお、日本全体のピークは2008年であり、東京都全体では現在も人口増加が続いています(いずれも推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所によれば、台東区の人口は緩やかなペースで増加を続け、2045年に約23.1万人まで増加すると推計されています。2021年4月現在における65歳以上の高齢者人口は約4.6万人で、高齢化率は22.5%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、台東区の高齢化は全国と比べると進んでいません。しかしながら東京23区中では7番目に高い高齢化率となっており、高齢化率は年々緩やかに増加しています。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。
下記は、台東区の平均寿命と65歳健康寿命、65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都の平均)。65歳平均障害期間は、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの期間の平均であり、値が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
65歳健康寿命※2019年 | 65歳平均障害期間※2019年 | 【参考】平均寿命※2015年 | |
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男性 | 81.79歳(82.93歳) | 1.86年(1.73年) | 79.5歳(81.1歳) |
女性 | 85.76歳(86.02歳) | 3.64年(3.53年) | 86.8歳(87.3歳) |
2019年現在の65歳健康寿命は、男性81.79歳、女性85.76歳で、男女ともに東京都の平均より短く、東京都23区中の順位では男性22位、女性19位です。また、65歳平均障害期間も男女ともに東京都の平均より長い結果となっています。「健康たいとう21推進計画(第二次後期計画)」では、健康寿命を延ばすための基本目標として「生涯を通じた健康づくりの推進」を掲げています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、台東区と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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台東区※2019年 | 悪性新生物(がん)29.7% | 心疾患16.2% | 肺炎6.2% | 脳血管疾患6.2% | 老衰5.7% |
日本全体2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
台東区の死因順位は日本全体と比べて、肺炎と老衰の順位が逆である点が異なっています。ポイント数では、1位のがんと2位の心疾患は日本全体を上回っていますが、5位の老衰は大きく下回っており、3.1ポイント低い数値となっています。老衰が日本全体より少ない要因のひとつとして、台東区の高齢化率が日本全体と比べ進んでいないことが関連していると考えられます。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
台東区が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
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胃がん | 問診、胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | 50歳以上の偶数年齢 | 2年に1回 | 無料※要無料チケット |
子宮頸がん | 問診、視診、子宮頸部細胞診および内診 | 20歳以上で偶数年齢の女性 | 2年に1回 | 無料※要無料チケット |
肺がん | 胸部X線検査、喀痰検査※喀痰検査は喫煙者かつ喫煙指数600以上の方 | 40歳以上 | 年1回 | 無料 |
乳がん | 問診、マンモグラフィ | 40歳以上で偶数年齢の女性 | 2年に1回 | 無料※要無料チケット |
大腸がん | 便潜血反応検査(2日法) | 40歳以上 | 年1回 | 無料 |
台東区のがん検診は、厚生労働省の指針に沿っています。がん検診の費用を一部自己負担としている市区町村が多いなか、台東区では上記5つのがん検診をすべて無料で受診できる点が特徴です。
台東区では5つのがん検診が無料で受けられます。隔年受診の以下については、対象者に無料チケットが配布されます。
種類 | 対象者※年齢は当該年度3月時点で判定 | 無料になる検査項目 |
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胃がん | 50歳以上で偶数年齢の方 | 問診、胃部X線検査または胃内視鏡検査 |
子宮頸がん | 20歳以上で偶数年齢の女性 | 問診、視診、子宮頸部細胞診および内診 |
乳がん | 40歳以上で偶数年齢の女性 | 問診、マンモグラフィ |
チケットを紛失した場合は、申請して再発行することもできます。
下記は、台東区が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 3.6% | 19.9% | 1.2% | 25.9% | 14.8% |
2016年度 | - | 20.5% | 2.4% | 26.5% | 13.6% |
2017年度 | 5.6% | 20.4% | 3.8% | 26.0% | 12.6% |
2018年度 | 6.2% | 17.5% | 3.4% | 24.5% | 11.8% |
2019年度 | 7.9% | 17.2% | 3.6% | 24.4% | 11.6% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
台東区のがん検診受診率は、子宮頸がん・乳がん・大腸がん検診において日本全体を上回っています。なかでも乳がん検診の受診率は、2015年度から2019年度まで25.0%前後を推移しています。一方で、胃がん・肺がん検診の受診率は年々増加傾向にはあるものの、2019年度の胃がん健診を除いて日本全体より低い数値となっています。
日本全体のデータにおいて、2016年度から一部の受診率が増減している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。
台東区では、5大がん検診を無料で実施していることから、今後すべての検診の受診率の向上が期待されます。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、台東区では次のような取り組みを行っています。肝細胞がん予防のための肝炎ウイルス検査の無料実施や、がん検診の受診勧奨や正しい知識の普及啓発のための広報紙やメールマガジン、講演会などを通した取り組みなどがあります。
・肝炎ウイルス検査の実施 肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見、早期治療を目的とした肝炎ウイルス検査を実施。台東区では、区の総合健康診査(無料)と同時に肝炎ウイルス検査の受診ができる。対象者は、40〜75歳までの5歳刻みの年齢で、肝炎ウイルス検査の受診歴がない方。
・健康づくり啓発広報紙「けんこうの芽」 区民の健康づくりの役に立つ情報を届ける広報紙。がん検診の受診勧奨や、がん予防のための具体的な取り組みについても掲載されている。
・メルマガ「たいとうヘルスケアニュース」の配信 各種健診の案内や、健康に関するお役立ち情報を配信するメールマガジン。無料でメールアドレスを登録しておくと、月3~4回メールで情報が届く。
台東区では、台東区国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者を対象に、人間ドック(日帰り)費用の一部を補助する制度があります。補助内容は下記の通りです。
【人間ドックの補助対象者】 台東区の国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入している方 ※申し込み時点で35歳以上の方
【人間ドックの補助額】 一律20,000円 ※年度内1人1回のみ
人間ドックの補助対象となるには、いくつかの条件があります。 ・受診は市内の契約医療施設のみ ・前年度までの保険料を完納している方 ・同一年度内に特定健康診査(総合健康診査)などの健診を受診していないこと ・妊娠中の方は対象外
この補助制度の利用には事前受付が必要です。人間ドック受診後の申し込みや補助はできません。申請内容や提出書類、注意事項などの詳細については、台東区サイトで確認してください。
「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。
審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった人間ドックの健診施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。
日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で410以上の施設が認定されており、このうち台東区内の人間ドック機能評価認定施設は2023年8月現在で4施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。
台東区は、「健康たいとう21推進計画(第二次後期計画)」のもと、健康づくりのためのさまざまな取り組みを行っています。健康増進センターでの指導や、お笑い芸人を招いた運動教室の開催、台東区ウォーキングマップの配布などを行っており、市民の健康づくりを支援しています。
・健康増進センターでの運動教室の開催 健康増進センターでは、トレーニングルームや温水プールの利用、さらに運動教室を定期的に開催している。区民への運動プログラムの提供・指導などを行うことで、自主的な健康づくりを支援している。※感染予防のため一部の設備の使用不可、プログラムの休止、開館時間の変更などあり。
・「笑って元気教室」の開催 お笑い芸人による漫才と、健康運動指導士による簡単なストレッチや運動を合わせた教室。ストレス解消や生活習慣病の予防を目的としている。
・台東区ウォーキングマップの作成 台東区の健康推進委員おすすめのウォーキングマップ。全部で14コース紹介されており、他にもウォーキングの基礎知識や、健康遊具を設置している公園、ラジオ体操を実施している広場も紹介している。
※本記事は2021年11月時点の情報を元に作成しています。