人間ドックは自分の身体の状態を知るだけでなく、病気の早期発見・早期治療を目的としています。
年齢、性別、遺伝的要素、生活習慣などによって発症リスクが高くなる病気が異なるため、
その病気を発見するための検査も変わってくるということです。
人間ドック・健診予約サイトMRSO(マーソ)は、医師監修のもといくつかの質問に答えていただくことで、
あなたに最適なプランをご提案します。
まずは、“今”のあなたが受けるべき検査を診断してみましょう。
知っていましたか?がんは年齢を重ねるにつれて遺伝子が傷つくという、後天的な遺伝子の変化によって起こる病気ですが、
一部のがんは遺伝する場合があることがわかっています(遺伝性がん)。
また、近親者にがんになった人がいる場合、その方と食生活などの生活習慣を共にしていることが多く、
そのような環境要因が影響を及ぼすこともわかっています。
この傾向は心筋梗塞や脳卒中にも共通しています。自覚症状がないまま進行する病気もあります。
発症リスクが高い方は早期発見のためにも定期的に検査をすることが重要です。
日本人の死因上位3位である「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の三大疾病の発症リスクは35歳から年々高くなります。
三大疾病に共通して言える特徴は発症すると「治療期間が長い」ということです。「治療期間が長い」ということはその分医療費もかかってくることになります。また、脳卒中などでは後遺症が残る人もいます。
このように、病気になるとあなたがつらいだけでなく、あなたの大切な家族にも心配や負担をかけてしまうのです。
病気になった人の多くが「まさか自分がなるとは思っていなかった。元気だと思っていた」と言います。そんな後悔したくないですね。
国立がん研究センター「統計情報2019」がん年齢階級別罹患率
会社の健康診断(定期健康診断)の検査項目は、10項目以上。対して、スタンダードな人間ドックの検査項目でも50項目以上あります。
当然、早期発見できる病気の数は多くなります。また、検査内容によっては将来的な発症リスクを把握することができたり、健康診断ではわからない病気の発見もできます。
健康診断とスタンダードな人間ドックの検査内容の違い、各検査でどんな病気が発見できるか詳しく知りたい方は下記ボタンを押してご覧ください。
表は横にスクロールできます
検査項目 | 健康診断 | 人間ドック | 発見できる病気 | |
---|---|---|---|---|
身体測定 | 肥満度・BMI | × | ○ | 肥満など |
腹囲 | ○(※) | ○ | 肥満、メタボリックシンドロームなど | |
循環器検査 | 血圧測定 | ○ | ○ | 脳梗塞、脳出血、狭心症、心不全、糖尿病、高脂血症、心膜症など |
心電図検査 | ○ | ○ | 不整脈、狭心症、心筋梗塞、心肥大など | |
心拍数測定 | ○ | ○ | 発熱、貧血、甲状腺機能亢進症、不整脈、脳圧亢進、甲状腺機能低下症など | |
眼 | 眼底検査 | × | ○ | 白内障、網膜剥離、眼底出血、糖尿病性網膜剥離、加齢黄斑変性症など |
眼圧検査 | × | ○ | 網膜剥離、虹彩毛様体炎、緑内障、高眼圧症など | |
視力検査 | ○ | ○ | 近視、遠視、乱視など | |
聴力 | 聴力検査 | ○ | ○ | 滲出性中耳炎、耳管狭窄、老人性難聴、メニエール病など |
呼吸器 | 喀痰細胞診 | ○(※) | ○ | 肺がん、咽頭がん、喉頭がん、気管支炎、肺炎、肺結核など |
胸部レントゲン | ○(※) | ○ | 肺炎、肺結核、心臓肥大、肺がん、肺気腫、気管支拡張症など | |
胃部 | 上部消化管レントゲン | × | ○ | 食道・胃・十二指腸のがん、ポリープ、潰瘍など |
腹部 | 腹部超音波検査 | × | ○ | 肝臓がん、肝硬変、脂肪肝、胆のうがんすい臓がん、腎臓がん、胆石、ポリープ、慢性肝炎、脾腫、水腎など |
肝機能(血液検査) | 総蛋白 | × | ○ | 栄養障害、ネフローゼ症候群、がん、多発性骨髄腫、慢性炎症、脱水など |
アルブミン | × | ○ | 肝臓障害、栄養不足、ネフローゼ症候群など | |
総ビリルビン | × | ○ | 肝機能障害、肝硬変、脂肪肝、肝臓がん、胆管結石、胆のう炎など | |
AST(GOT) | ○(※) | ○ | 急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎、心筋梗塞、筋肉疾患など | |
ALT(GPT) | ○(※) | ○ | 急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝、肝臓がん、アルコール性肝炎など | |
γ-GTP | ○(※) | ○ | 急性肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝障害、肝硬変、肝がん、脂肪肝など | |
ALP | × | ○ | 胆道・肝臓の疾患、骨のがん | |
腎臓(血液検査) | クレアチニン | × | ○ | 腎臓の機能低下 |
eGFR(推算糸球体濾過量) | × | ○ | 腎臓の機能低下 | |
脂質(血液検査) | 総コレステロール | × | ○ | 脂質異常症、動脈硬化、甲状腺機能低下症、栄養吸収障害、ネフローゼ症候群など |
HDLコレステロール | ○(※) | ○ | 脂質代謝異常、動脈硬化など | |
LDLコレステロール | ○(※) | ○ | 動脈硬化など | |
Non-HDLコレステロール | × | ○ | 動脈硬化、脂質代謝異常、甲状腺機能低下症、栄養吸収障害、肝硬変、低Bリポたんぱく血症など | |
中性脂肪 | ○(※) | ○ | 動脈硬化、低Bリポたんぱく血症、低栄養など | |
代謝 | 尿酸 | × | ○ | 高尿酸血症、痛風など |
血糖 | ○(※) | ○ | 糖尿病、すい臓がん、ホルモン異常など | |
HbA1c | × | ○ | 糖尿病の状態 | |
血液一般(血液検査) | 赤血球 | ○(※) | ○ | 多血症、貧血など |
白血球 | × | ○ | 細菌感染症、炎症、腫瘍、ウイルス感染症、薬物アレルギー、再生不良性貧血など | |
血色素 | ○(※) | ○ | 鉄欠乏性貧血など | |
ヘマトクリット | × | ○ | 鉄欠乏性貧血、多血症、脱水など | |
MCV | × | ○ | ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、過剰飲食、鉄欠乏性貧血、慢性炎症など | |
MCH | × | ○ | 鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、腎性貧血など | |
MCHC | × | ○ | 鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、腎性貧血など | |
血小板数 | × | ○ | 血小板血症、鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、突発性血小板減少性紫斑病、肝硬変など | |
CRP | × | ○ | 細菌・ウイルス感染、炎症、がんなど | |
血液型 | × | ○ | 血液型の種類 | |
尿 | 尿一般(糖・タンパク等)・沈査 | ○ | ○ | 糖尿病、甲状腺機能亢進症、腎不全、尿崩症、尿路結石、膀胱炎、糸球体腎炎、脱水など |
便 | 便潜血検査 | × | ○ | 大腸がん、潰瘍性大腸炎、大腸ポリープなど |
(※)は医師判断により省略可の項目
例えば、スタンダードな人間ドックには乳がん検診や子宮がん検診のような女性特有の病気を検査する内容は入っていません。
あなたが女性であれば、乳がん検診や子宮がん検診が入ったプランを探した方が良いでしょう。
レストランの予約をする時に使うポータルサイト、旅行の予約をする時に使うポータルサイトがあるように人間ドック・健診の予約ができる国内最大級のポータルサイトがあります。
人間ドック・健診予約サイトMRSO(マーソ)は、総合病院から専門クリニックまで全国1,500以上の医療施設の中から空き状況を確認し予約することができます。
※1「年間予約数」「掲載施設数」のデスクリサーチ及びヒアリング調査 ※2「使いやすい」と思うサイトの比較イメージ調査(男女/20-69 歳/人間ドックを受診したことがある人) ※個人向け人間ドック予約サービス検索上位3サイト/22年11月~12月/調査会社:(株)ドゥ・ハウス
検査時間長そう、病院に電話するとか面倒、探すのも大変そう、そもそもどうやって探せば良いのかわからないなど考えていると
また1年たってしまった...なんていう方も多いのではないでしょうか。
MRSO(マーソ)なら解決できるかもしれません。
スタンダードな人間ドックの所要時間は2時間~3時間。
土日に受診できる医療施設や直前予約が可能な医療施設もあります。
あなたの条件で探してみましょう。
知っていましたか。最近では胃内視鏡検査や大腸内視鏡検査を行う際に鎮静剤を使用する医療施設が多くなりました。鎮静剤がしっかりと効けばリラックスして検査に臨め、眠っているうちに検査が終わっていたと感じる受診者の方が多いようです。このような情報を知っているとより安心して受診することができます。
その他も人間ドックについての記事をご覧いただくことも可能です。
人間ドックについての記事を見る>
人間ドックは年齢、性別、生活習慣、遺伝的要素などによって必要な検査が異なります。
MRSO(マーソ)では”今”あなたがどんな検査を受けた方が良いかを診断するツールをご用意しています。
簡単な質問に答えるだけなので、まずは診断してみましょう。
その他にも他の人がどんなプランを受けているのか参考にされてはいかがでしょうか。
人間ドック人気ランキングを見る>
MRSO(マーソ)はあなたが受けた方が良いプランを提案しますので、気になる医療施設を検討。さまざまな条件も設定できます。あとは空き状況をみて予約するだけです。
24時間いつでも予約できますし、変更・キャンセルもweb上で可能です。
一度MRSO(マーソ)をご利用いただいた方には、定期受診を忘れないようにメールやLINEでお知らせします。面倒な作業はMRSO(マーソ)が代わりに行います。
*一部医療施設や受診直前はできない場合もあります。
以前人間ドック受診でがんが見つかりました。会社員をやめてから、5年以上定期健診を受けていなかったため、心配で受診したところ癌の可能性があるから精密検査を受けるように言われ、いくつか病院もご紹介いただきました。腎臓がんの疑いとのこと。全く本人自覚なく驚きましたが、精密検査を受けたところやはり癌でした。手術をご担当いただいた医師からも、ごく初期の発見で本当に良かった。と言っていただきました。本当に良かったと思っています。今後とも定期健診を受けるつもりです。
(埼玉県在住 60歳)
2回目の人間ドックです。今回の胃カメラ検査は鎮静下無痛内視鏡検査にしました。寝ている間に終わってるのには本当にビックリさせられました。また来年も受診したいと思います。
(千葉県在住 45歳)
ガン家系なのと、幼少時の事故で頭部に不安を抱えていたこともあって、PETコース(頭部MRI+脳PET付き)を受診しました。幸い、異常所見は認められないという結果で不安な思いが軽くなりました。
(神奈川県在住 47歳)
身体の状態に少し不安があり思い切って内視鏡検査を受けました。鎮静剤でスムーズに検査を終え、異常が無い事が確認され凄く安心しました。受診の不安からずっと受けるか悩んでいましたが、もっと早く受けておけば良かったと思いました。
(大阪府在住 53歳)
普段から病院にお世話になる事なく生活している為、今回人生初の人間ドックにはものすごい緊張と不安がありましたが、スタッフの方々、看護師さん、先生方の皆さまに丁寧で優しく対応いただけて、とてもスムーズに受診ができました。
(神奈川県在住 35歳)
胃の症状で気になる点があったこと、会社の健康診断ではまだ詳しく検査項目を出してくれないことが理由で今回初人間ドックでした。人生で2回目の胃カメラで鎮静剤を使用するのは初。先生が薬を入れますと言われた以降記憶がなく目覚めたらいつのまにか移動されていたことにビックリ。受けて良かったです。
(福岡県在住 30歳)
例えば、乳がん検診は2年に1回が推奨されていますが、近親者に乳がんになった人がいる場合は毎年受診を勧められます。
また、脳ドックは結果に異常がなければ3年おきの検査が推奨されていますが、50歳を過ぎたら2年おきの受診を勧められます。
このように人間ドックと一言で言っても年齢、性別、遺伝的要因、生活習慣などによって“今”受けた方が良い検査内容は変わってくるのです。
人間ドックを受診する目的は病気の早期発見なのに、自分に必要な検査が入っていなかったら意味がないです。
人間ドックや健康診断の検査項目には血液検査が含まれています。血液検査では糖尿病やがんなどの生活習慣病を始めとした、さまざまな病気のリスクを知ることができます。
健診結果には基準範囲(基準値)内が記載されています。それは疾患の有無を疑う目安になりますが、基準範囲だったとしても自分自身の検査値がどのように変化しているかを知っておくことは非常に重要です。
例えば、ある検査の数値が過去5年間の結果水準の2倍だった場合、基準範囲内であっても注視すべきであると評価することができます。
経年変化がわかっていれば、自身の健康管理に役立てることができます。
毎年、人間ドックを受ける意義はここにあります。