◇乳腺エコーで行う◇乳がん検診コース

*年に一度は乳がん検査を
女性特有がんの中で最も罹患率の高い病変が乳がんです。
乳がんは自覚症状があり、病院に行かれる方もいますが、大体の方は自覚症状がなく進行してしまうケースがほとんどです。
若年層の方でも定期的な検査を行う方がいらっしゃるので、女性の方はご受診をおすすめしております。

*乳がん検診の目的
乳がん検診の目的は乳がんを早期に発見して治療し、乳がんで亡くなる患者さんの割合を減らすことです。
症状のない40歳以上の女性に対して2年に1回のペースでマンモグラフィを行うことが勧められています。
こうすることで乳がんの死亡率を減らすことができると証明されているからです。その他にも乳がんを発見するための検査には視触診、超音波検査があります。
超音波検査による検診によって乳がんによる死亡率を減らすことを示した研究結果はありませんが、乳腺が発達した女性ではマンモグラフィと超音波検査を併用することで乳がんを発見できる割合が高くなったという結果が得られています。

*乳腺エコー検査とは
超音波検査(エコー)はプローブと呼ばれる機械を乳房に当て、モニターに乳房内の様子を詳細に映し出す検査です。
プローブから出される超音波を効率よく乳腺に当てるためにゼリーを乳房全体に塗りますが、痛みや被ばくの心配がなく、妊婦さんや授乳中のかたでも受けられる検査です。
マンモグラフィ検査は石灰化の描出に非常に優れた検査ですが、超音波は乳腺に重なって映し出されないしこりを発見する能力が高く、検診では乳腺の発達した方にはマンモグラフィとの併用をお勧めします。
また、マンモグラフィで異常が発見された場合の精密検査にも用いられます。

*ご予約について
※第2、4木曜以外は午前のみ対応しております。午後希望の方は木曜日をご選択ください。
(場合によっては木曜をご選択いただきましても、午後枠が埋まってしまっている恐れもございます。詳しくは当クリニックまでお問い合わせください)
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