岡山県の人口は約192万人で、年齢分布としては20代が9.8%、30代が11.6%、40代が13.5%、50代が11.6%、60代以上が35.2%の街です。
岡山県には2014年現在、1653の医療施設があり、医師会が指定する特定検診実施機関は1026、人間ドック学会の機能評価認定施設は10件あります。
平均寿命は男性79.8歳、女性86.9歳、健康寿命は男性が69.6歳、女性が73.4歳となっており、女性の平均寿命以外は国の平均を下回っています。
岡山県の病気による死因は、1位が悪性新生物で29.2%、2位が心疾患で17.3%、3位が肺炎で13%です。
男女別に死因を見てみると、男性では1位が悪性新生物で28.2%、2位が心疾患で13.8%、3位が肺炎で13.1%となっています。
また、女性では1位が悪性新生物で18.8%、2位が心疾患で17.3%、3位が肺炎で17.2%となっています。
全国平均と比べると、3位の肺炎の比率がかなり高くなっています。
岡山県では、健康寿命を延ばすための取り組みを多く行っています。
健康づくりに関するモデル的事業を行う市町村やNPOを支援しています。
たとえば、ロコモーティブシンドローム予防教室や、禁煙をサポートするための電話禁煙窓口相談「たばこクイットライン」、「おかやま生き活きプログラム」による食生活の改善、運動習慣の定着など、様々な支援を行っています。
禁煙のための病院を紹介したり、特定検診や人間ドックなどの検査の受診率アップも目指しています。