愛媛県で人間ドックが予約できる医療施設一覧

愛媛県で受診可能な人間ドック7件の医療施設です。 人間ドックのマーソでは愛媛県の人間ドック施設を検索し、予約することが可能です。
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7件中 1〜7件表示

松山西病院 (愛媛県 松山市)

松山西病院 (愛媛県 松山市)

特徴  当院はー般病床42床、医療療養型病床60床の、透析医療を中心とした病院です。診療科は泌尿器科、 内科、消化器内科、循環器内科、リハビリテーション科、電磁波による癌の治療を行う温熱治療外来(ハイパーサ ... ーミア)という構成です。
 透析医療においては増加する患者への受け入れ能力の強化と快適な治療環境の構築を狙い、2012年個室 3床を備えた合計61床の透析センターを新たに増築しました。医療機能の強化としてベッド数の増床だけでなく水処理システムの能力向上や透析管理システムの増設、食堂などのアメニティ部門の充実を実現できました。
 平成29年にはこれまでの地域連携室の機能強化を狙い、名称を医療相談・患者サ...
科、消化器内科、循環器内科、リハビリテーション科、電磁波による癌の治療を行う温熱治療外来(ハイパーサーミア)という構成です。
 透析医療においては増加する患者への受け入れ能力の強化と快適な治療環境の構築を狙い、2012年個室 3床を備えた合計61床の透析センターを新たに増築しました。医療機能の強化としてベッド数の増床だけでなく水処理システムの能力向上や透析管理システムの増設、食堂などのアメニティ部門の充実を実現できました。
 平成29年にはこれまでの地域連携室の機能強化を狙い、名称を医療相談・患者サ...
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松山駅 / 松山駅前駅 松山駅 / 松山駅前駅

愛媛県松山市富久町360番地1

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瀬戸内海病院 (愛媛県 今治市)

瀬戸内海病院 (愛媛県 今治市)

特徴 瀬戸内海病院は、昭和52年1月1日に開設して以来、患者様のためにある地域医療の第一線病院として多くのニーズにより良く応えられるように、院内のあらゆる部門の充実と全職員一人ひとりの質の向上、調和のとれた ... 総合力を適切に発揮しうるチームワークの涵養に努めてまいりました。
皆様の健康状態を病院全体で協力してお守りするため、できる限り万全の体制で皆様をお待ち致しております。
ニーズにより良く応えられるように、院内のあらゆる部門の充実と全職員一人ひとりの質の向上、調和のとれた総合力を適切に発揮しうるチームワークの涵養に努めてまいりました。
皆様の健康状態を病院全体で協力してお守りするため、できる限り万全の体制で皆様をお待ち致しております。
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今治駅 今治駅

愛媛県今治市北宝来町2-4-9

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菅井内科 (愛媛県 松山市)

菅井内科 (愛媛県 松山市)

特徴 当院で実施しております検診の精度は、第三者機関である全衛連の精度管理調査で「優」の評価を得ています。
(労働衛生検査・臨床検査・胸部エックス線検査)

また、当院では健診部門の更なる充実を図るた
... め、公益社団法人全国労働衛生団体連合会より、労働衛生サービス機能評価の認定を取得致しました。四国地区の健診機関としては初の認定となります。
(労働衛生検査・臨床検査・胸部エックス線検査)

また、当院では健診部門の更なる充実を図るため、公益社団法人全国労働衛生団体連合会より、労働衛生サービス機能評価の認定を取得致しました。四国地区の健診機関としては初の認定となります。
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大街道駅 / 松山駅 / 松山駅前駅 大街道駅 / 松山駅 / 松山駅前駅

愛媛県松山市一番町3-3-3

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おおぞら病院 (愛媛県 松山市)

おおぞら病院 (愛媛県 松山市)

特徴 当院では、1人1人の受診者様に合った全人的医療・総合診療科的な医療を心がけることが大切だと考えております。
これから高齢化社会に突入する上で、生活習慣病や様々ながん・疾患の早期発見・早期治療を目指し
... ております。
皆様の健康サポートを行えればと考えておりますので、お気軽にご来院下さいませ。
ます。
これから高齢化社会に突入する上で、生活習慣病や様々ながん・疾患の早期発見・早期治療を目指しております。
皆様の健康サポートを行えればと考えておりますので、お気軽にご来院下さいませ。
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古町駅 / 萱町六丁目駅 古町駅 / 萱町六丁目駅

愛媛県松山市六軒家町4-20

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大手町クリニック (愛媛県 松山市)

大手町クリニック (愛媛県 松山市)

特徴 当院では、医師と患者様が向かい合い、気になることは何でも相談できる「やさしい病院」として、
疾患については専門家として診断・治療にあたる「頼もしい病院」となることを心がけています。
高血圧・糖尿病
... ・肝臓病などの慢性疾患やがんの治療にも積極的に取り組み、
いつも身近でお役に立てるクリニックとしてお力になりたいと思っております。
ついては専門家として診断・治療にあたる「頼もしい病院」となることを心がけています。
高血圧・糖尿病・肝臓病などの慢性疾患やがんの治療にも積極的に取り組み、
いつも身近でお役に立てるクリニックとしてお力になりたいと思っております。
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松山駅 / 松山駅前駅 松山駅 / 松山駅前駅

愛媛県松山市大手町1丁目4-1ココファン松山大手町1階

オンライン決済対応
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松山城東病院 (愛媛県 松山市)

松山城東病院 (愛媛県 松山市)

特徴 昭和42年に「桑原病院」として現在の地に発足し、平成4年5月に「松山城東病院」と名称を改め、90床の病床と高度な医療機器を備えた歴史のある医療機関です。

地域住民の方々とのふれあいを重視し、他施
... 設との連携強化をはかりながら、地域の中核病院として愛される病院をめざしております。

病床と高度な医療機器を備えた歴史のある医療機関です。

地域住民の方々とのふれあいを重視し、他施設との連携強化をはかりながら、地域の中核病院として愛される病院をめざしております。

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松山市駅 / 松山市駅前駅 / 福音寺駅 松山市駅 / 松山市駅前駅 / 福音寺駅

愛媛県松山市松末2-19-36

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愛媛県総合保健協会附属診療所 (愛媛県 松山市)

特徴 当院では検査当日の結果を見ながら保健師及び管理栄養士が生活習慣改善のためのアドバイスを行います。
人間ドック専用フロア完備になりますので、中央カウンターで空き状況をみながら検査へご案内出来ます。
... 待ち時間の短縮やご受診者様がゆったりとお過ごしいただけるよう、家具を含めた環境作りにスタッフ一同努めております。
男性、女性それぞれの項目に合ったコースもご用意しておりますので、ご自分のお体の状況が気になる方は是非、ご来院ください。
人間ドック専用フロア完備になりますので、中央カウンターで空き状況をみながら検査へご案内出来ます。
待ち時間の短縮やご受診者様がゆったりとお過ごしいただけるよう、家具を含めた環境作りにスタッフ一同努めております。
男性、女性それぞれの項目に合ったコースもご用意しておりますので、ご自分のお体の状況が気になる方は是非、ご来院ください。
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大手町駅 / 松山駅 / 松山駅前駅 大手町駅 / 松山駅 / 松山駅前駅

愛媛県松山市味酒町1-10-10-5

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愛媛県がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.愛媛県の特徴

1-1.愛媛県の人口統計と高齢化率

愛媛県は四国地方に位置する県で、県庁所在地は松山市です。瀬戸内海に面している一方で、西日本でもっとも高い山である石鎚山(いしづちさん)もあり、海と山両方の自然に恵まれています。道後温泉や内子町など、全国各地から観光客が訪れる名所もあります。

2021年10月1日現在の人口は約132.2万人(推計人口)です。愛媛県の人口は、47都道府県のうち27位(2021年1月1日現在)です。愛媛県の直近の人口ピークは1985年の約153.0万人で、以降は減少局面に入っています。なお、日本全体のピークは2008年です(いずれも推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、愛媛県は将来にわたって引き続き人口減少が進み、現状のままでは2045年には約101.3万人に減少するとされています。

2021年4月1日現在における65歳以上の高齢者人口は約44.4万人で、高齢化率は32.8%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、愛媛県の高齢化率は全国平均を上回っていると言えます。また、多くの地方自治体と同様に高齢者の人口は増加しており、高齢化が進んでいくことが予想されます。

愛媛県の人口と高齢化率の推移
愛媛県の人口と高齢化率の推移*総務省統計局「国勢調査」より編集部で作成

1-2.愛媛県の健康寿命

健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。

下記は、2016年における愛媛県の健康寿命と「日常生活に制限のある期間の平均」です(カッコ内は全国平均)。日常生活に制限のある期間が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。

健康寿命
※2016年
日常生活に
制限のある期間の平均
※2016年
【参考】平均寿命
※2015年
男性71.33歳(72.14歳)8.89年(8.84年)80.2歳(80.8歳)
女性74.59歳(74.79歳)12.24年(12.34年)86.8歳(87.0歳)

2016年現在の愛媛県の健康寿命は、男性71.33歳、女性74.59歳で、これは47都道府県のうち男性45位、女性32位です。「日常生活に制限のある期間の平均」は、全国平均と比較して、男性はプラス0.05歳、女性はマイナス0.1歳で、ほぼ水準と言えます。「第2次県民健康づくり計画『えひめ健康づくり21』」では、生活習慣病の予防や社会生活を営むために必要な健康を維持するため、健康寿命を延伸すること、また、地域や社会経済状況の違いによって生じる健康状態の格差を縮小することを目標としています。

2.愛媛県の死因順位と割合

1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、愛媛県と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。

1位2位3位4位5位
愛媛県
※2020年
悪性新生物(がん)
25.2%
心疾患
17.7%
老衰
10.8%
脳血管疾患
7.6%
肺炎
5.7%
日本全体
※2020年
悪性新生物(がん)
27.6%
心疾患
15.0%
老衰
9.6%
脳血管疾患
7.5%
肺炎
5.7%

愛媛県の死因順位は日本全体と同じです。生活習慣病の三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の割合を見ると、とくに心疾患が日本全体を2.7ポイント上回っています。一方で、がんは2.4ポイント下回っていますが、1位である点は変わりなく、愛媛県では全死亡者のおよそ4人に1人はがんで死亡していることがわかります。

3.愛媛県のがん検診の種類・費用

3-1.自治体主導の「5大がん検診」

日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。

5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。

厚生労働省が示している指針は下記の通りです。全国各市区町村に対し、科学的根拠に基づいた効果が認められるがん検診を推奨しています。

種類検査項目対象者受診間隔
胃がん検診問診、胃部X線検査(バリウム)または
胃内視鏡検査(胃カメラ)のいずれか
・バリウム検査:40歳以上
・胃カメラ:50歳以上
・バリウム検査:年1回
・胃カメラ:2年に1回
子宮頸がん検診問診、視診、子宮頸部細胞診および内診20歳以上女性2年に1回
肺がん検診問診、胸部X線検査および喀痰検査40歳以上年1回
乳がん検診問診およびマンモグラフィ40歳以上女性2年に1回
大腸がん問診および便潜血検査40歳以上年1回

これを受け、全国各市区町村は、基本的に上記に沿ってがん検診を実施しています。さらに、前立腺がん検診や子宮体がん検診などの実施、年齢の引き下げ、受診費の無料化などに取り組んでいる市区町村もあります。

3-2.愛媛県のがん検診の無料クーポン

市区町村によっては、がん検診の無料クーポンが配布されている場合があります。愛媛県の県庁所在地である松山市の場合、がん検診無料クーポンは以下の通りです。

種類対象者無料になる検査項目
子宮頸がん20歳の女性視診、内診、子宮頸部細胞診
乳がん40歳の女性マンモグラフィ

松山市に転入してきてクーポンを受け取っていない方は、受診前に健康づくり推進課まで電話で申し込むと、郵送で受け取ることができます。

また、次の方は免除制度があり、無料でがん検診を受診することができます。
・松山市国民健康保険加入者(2020年度〜2023年度限定)
・後期高齢者医療保険加入者
・生活保護受給世帯
・市民税非課税世帯
・中国残留邦人等の支援給付の受給者

がん検診の詳細は各市区町村ページをご参照ください。

・愛媛県松山市の健康への取り組みを見る(医療施設一覧ページへ)

4.愛媛県のがん検診受診率と受診率向上のための取り組み

4-1.愛媛県のがん検診受診率の現状

下記は、2015年度から2019年度の愛媛県全体の受診率の推移です。

愛媛県のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度10.0%26.1%12.7%5.2%17.5%
2016年度8.4%13.4%6.0%17.3%7.5%
2017年度7.3%13.0%5.7%16.1%7.0%
2018年度7.0%12.5%5.6%15.3%6.9%
2019年度7.0%12.0%5.3%15.0%6.8%

下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。

自治体主導の日本全体のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度6.3%23.3%11.2%20.0%13.8%
2016年度8.6%16.4%7.7%18.2%8.8%
2017年度8.4%16.3%7.4%17.4%8.4%
2018年度8.1%16.0%7.1%17.2%8.1%
2019年度7.8%15.7%6.8%17.0%7.7%

愛媛県のがん検診受診率は、2015年度は乳がん検診を除いて日本全体を上回っていましたが、2016年度以降は日本全体の受診率を下回っています。全検診とも年々受診率は低下しており、これは日本全体においても同様の傾向です。

2016年度から一部の受診率が顕著に増減している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。

4-2.愛媛県のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み

愛媛県では、生活習慣の見直しによりがんを予防する「一次予防」と、定期検診による早期発見・早期治療に取り組む「二次予防」の双方に取り組んでいます。「県民総ぐるみ」をキーワードに、多様な主体の連携による取り組みが行われています。

・愛媛県がん検診受診率向上プロジェクト
保険会社及び銀行等、県民との接点を持つ企業9社と協定を締結し、企業の拠点網をいかして、がん検診の受診を勧める。

・肝炎ウイルス検診の無料実施
肝炎ウイルスの感染による慢性肝炎や肝硬変は、肝臓がんの主要な原因となっている。ウイルスに感染していても数年は無症状のため、肝炎ウイルスの血液検査(B型・C型)の実施は、肝臓がんの予防につながる。県民で、過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない人が無料で受診することができる。

・がん対策推進員の養成・がん予防かるたの制作
がん対策推進員は、養成研修を受けて県から認定を受けたボランティアで、がん予防の知識の普及啓発を行う。がん予防かるたは、研修を受けた学生ボランティアが発案した。

5.愛媛県の人間ドックの費用補助・助成

愛媛県では市区町村によって人間ドックの費用を補助または助成している場合があります。詳しくは各市区町村のWebサイトを参考にしてください。例として、松山市の人間ドック費用補助を紹介します。松山市では、「まつやま笑顔ドック(人間ドック)」という名称で、国民健康保険加入者に対して人間ドックを実施しています。

【対象者】
松山市国民健康保険加入者(40~74歳)で、受診年度に特定健康診査及び各種がん検診どちらも受診していない方
※胃・前立腺がん検診は50歳以上の方が対象
※胃(内視鏡)・乳・子宮頸がん検診は2年度に1回の受診

【自己負担額】
15,250円
※2020年度~2023年度の期間は13,950円で受診可
※2020年度~2023年度はオプション検査無料

6.愛媛県の人間ドック機能評価認定施設

6-1.機能評価認定施設とは?

「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。

審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。

6-2.愛媛県の機能評価認定施設

全国で390以上の施設が認定されており、このうち愛媛県内の機能評価認定施設は2021年10月現在で5施設あります。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。

7.愛媛県の健康増進への取り組み

愛媛県では、「愛顔(えがお)ひろがれ!めざせ健康人(けんこうびと)」をスローガンに、健康寿命の延伸と健康格差の縮小をはじめとした5つの方向性に沿って、健康対策を行っています。愛媛県らしい取り組みの例を紹介します。

・すき間時間で参加できるウォーキングイベント
県が実施するスマートヘルスケア推進事業で提供しているスマートフォンアプリ「kencom」を活用したキャンペーン「みんなで歩活」を実施。エントリー後、登録歩数に応じたポイントを付与。ウォーキングのほか、生活動作も歩数換算して登録できる。ポイントはアプリ内でギフト券等に交換できる。

・若い世代の食生活をサポート
若い世代や働き盛りを対象とした食生活・栄養改善に向けた「愛顔(えがお)のE-IYOプロジェクト」を実施。企業と連携して県産食材をつかった朝食レシピや野菜を使った季節弁当の開発、飲食店・スーパー等を対象とする「愛顔の健康づくり応援店」登録制度などを展開。市内の学生が考案した朝食メニューの紹介なども行われている。

・高齢者のスポーツの祭典「ねんりんピック」、2023年に愛媛で開催!
厚生労働省が1988年から毎年開催している高齢者を対象としたスポーツ大会「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」の開催が愛媛県で2023年に予定されている。「ねんりんピック愛顔(えがお)のえひめ2023」と題し、愛媛県の文化や特産を生かしつつ、高齢者の地域参加や健康づくり、生きがいづくりにつながる大会運営を目指す。会期中には健康フェアや美術展、シンポジウムや相談コーナーなどの関連イベントも多数開催される。

※本記事は2021年10月時点の情報を元に作成しています。

参考資料
・愛媛県データ
愛媛県公式サイト
愛媛県長寿介護課「高齢者人口等統計表(令和3年度)」
愛媛県 第2次県民健康づくり計画「えひめ健康づくり21」中間評価について
愛媛県「愛媛県がん対策推進計画」(2018年)
松山市 がん検診
松山市 まつやま笑顔ドック
「ねんりんピック愛顏(えがお)のえひめ2023」公式サイト
愛媛県「第35回全国健康福祉祭えひめ大会 ねんりんピック愛顔のえひめ2023 基本構想」

・全国データ
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
内閣府「令和3年版高齢社会白書(概要版)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口(大正9年~平成12年)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口,日本人(平成12年~27年)」
総務省統計局「国勢調査」第6表 「年齢(3区分)、男女別人口及び年齢別割合-都道府県、市区町村(昭和55年~平成27年)」
厚生労働省「平成27年 市区町村別生命表の概況」統計表1 市区町村別平均寿命
厚生労働省 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(2018年3月)
厚生労働省 がん検診
厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況」第10表「主な死因の死亡数・死亡率(人口10万対),都道府県(特別区-指定都市再掲)別」
厚生労働省「地域保健・健康増進事業報告」平成27年度(2015年度)~令和元年度(2019年度)「健康増進編(市区町村表)」
国立がんセンターがん情報サービス がん検診について
日本人間ドック学会 機能評価認定施設一覧
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愛媛県 人間ドック