広島県広島市西区横川新町3-11
人間ドックは、自覚症状のない病気を早期に発見し、早期治療につなげることを目的とした健康診断の一種です。身体を総合的かつ多角的に調べ、自身の病気リスクを把握することで、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)の延伸に繋がります。企業の定期健康診断と比較して、人間ドックは検査項目数が多く、より詳細な検査が可能です。
人間ドックの検査項目は医療施設によって異なりますが、日本人間ドック・予防医療学会は基本検査項目として8区分50項目程度を定めています。具体的な検査項目には、身体計測、視力・聴力検査、血液検査、心電図検査、呼吸機能検査、胸部X線(レントゲン)検査、腹部超音波(エコー)検査、胃X線(バリウム)検査、尿検査、便潜血検査などがあります。これらの検査により、がんを含む生活習慣病など様々な病気の兆候やリスクが明らかになります。
また、医療施設によっては、CTやMRIなどのより専門的な検査を含むプランや、オプションで追加できる場合があります。例えば、脳の検査に特化した「脳ドック」や、基本的な人間ドックの検査項目に婦人科系疾患の検査を組み合わせた「レディースドック」などです。
人間ドックの受診頻度は、30歳を過ぎたら年1回が推奨されています。毎年受診し、前回の検査結果と比較することで、身体の小さな変化を発見しやすくなります。この経年変化の追跡と定期的な生活習慣の見直しが、病気の予防につながります。なお、女性は20代後半から子宮頸がんの発症リスクが高まるため、20代からの子宮頸がん検診受診が推奨されます。
人間ドックは、けがや病気の診断・治療ではないため、健康保険適用外であり、費用は原則として全額自己負担です。スタンダードなプランの費用目安は3万円〜5万円です。ただし、加入している健康保険組合や居住地の自治体によっては、人間ドックの費用を一部助成(補助)する制度が設けられていることがあります。詳細は、各健康保険組合や自治体のウェブサイト等で確認してください。
人間ドックの受診を検討する際は、ご自身の性別、年齢、家族歴(血縁者の病歴)、および生活習慣を考慮し、必要な検査項目が含まれるプランを選択することが重要です。また、受診する医療施設を選ぶ際には、日本人間ドック・予防医療学会が認定する「機能評価認定施設」であるかどうかを確認することも、質の高い健診を受けるための目安となります。広島市西区で人間ドックをお探しの方へ、マーソでは1件の医療施設の多様なプランをご紹介しています。『もっと早く受けていれば手遅れにならなかった』といった後悔をしないため、自覚症状のない病気の早期発見へ、まずは一歩踏み出しましょう。
広島県広島市西区の人口は約19万人で、年齢分布としては20代が10%、30代が13%、40代が15%、50代が11%、60代以上が26%の街です。
広島県広島市西区には2014年7月現在148の医療施設があり、医師会が指定する特定検診実施機関は3ヶ所、人間ドック学会の機能評価認定施設は1件あります。
平均寿命は男性80.0歳、女性86.7歳、健康寿命は男性69.96歳、女性72.19歳で、平均寿命は全国平均より高いものの、健康寿命は全国平均を下回っています。
広島県広島市西区の病気による死因は1位が悪性新生物で28%、2位が心疾患で16%、3位が肺炎で10%となっています。
男女別に死因をみると、男性では1位が悪性新生物で48%、2位が心疾患で22%、3位が肺炎で15.7%、女性では1位が悪性新生物で32%、2位が心疾患で26%、3位が肺炎で13%となっており、男性の悪性新生物での死亡率がかなり高いのが分かります。
これは全国平均と比べてもかなり高い数値となっています。
広島県広島市西区では、健康相談や栄養相談の日を設けています。
病院に行くほどではないけれど専門家に聞いてみたいとか、人間ドックでやその他の検査で指摘されたけれどどうしたらいいのか分からない、という方のために医師や管理栄養士、保健師の方が相談に乗ってくれます。
また、健康のためにウォーキングをするグループをサポートしています。
ウォーキングマップや健康によいウォーキングのポイントを記載した冊子を配布しています。