京都府京都市下京区大宮通綾小路下る綾大宮町62シェルブリュー四条大宮1階
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人間ドックは、自覚症状のない病気を早期に発見し、早期治療につなげることを目的とした健康診断の一種です。身体を総合的かつ多角的に調べ、自身の病気リスクを把握することで、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)の延伸に繋がります。企業の定期健康診断と比較して、人間ドックは検査項目数が多く、より詳細な検査が可能です。
人間ドックの検査項目は医療施設によって異なりますが、日本人間ドック・予防医療学会は基本検査項目として8区分50項目程度を定めています。具体的な検査項目には、身体計測、視力・聴力検査、血液検査、心電図検査、呼吸機能検査、胸部X線(レントゲン)検査、腹部超音波(エコー)検査、胃X線(バリウム)検査、尿検査、便潜血検査などがあります。これらの検査により、がんを含む生活習慣病など様々な病気の兆候やリスクが明らかになります。
また、医療施設によっては、CTやMRIなどのより専門的な検査を含むプランや、オプションで追加できる場合があります。例えば、脳の検査に特化した「脳ドック」や、基本的な人間ドックの検査項目に婦人科系疾患の検査を組み合わせた「レディースドック」などです。
人間ドックの受診頻度は、30歳を過ぎたら年1回が推奨されています。毎年受診し、前回の検査結果と比較することで、身体の小さな変化を発見しやすくなります。この経年変化の追跡と定期的な生活習慣の見直しが、病気の予防につながります。なお、女性は20代後半から子宮頸がんの発症リスクが高まるため、20代からの子宮頸がん検診受診が推奨されます。
人間ドックは、けがや病気の診断・治療ではないため、健康保険適用外であり、費用は原則として全額自己負担です。スタンダードなプランの費用目安は3万円〜5万円です。ただし、加入している健康保険組合や居住地の自治体によっては、人間ドックの費用を一部助成(補助)する制度が設けられていることがあります。詳細は、各健康保険組合や自治体のウェブサイト等で確認してください。
人間ドックの受診を検討する際は、ご自身の性別、年齢、家族歴(血縁者の病歴)、および生活習慣を考慮し、必要な検査項目が含まれるプランを選択することが重要です。また、受診する医療施設を選ぶ際には、日本人間ドック・予防医療学会が認定する「機能評価認定施設」であるかどうかを確認することも、質の高い健診を受けるための目安となります。京都市下京区で人間ドックをお探しの方へ、マーソでは4件の医療施設の多様なプランをご紹介しています。『もっと早く受けていれば手遅れにならなかった』といった後悔をしないため、自覚症状のない病気の早期発見へ、まずは一歩踏み出しましょう。
京都府京都市下京区の人口は京都府統計書調べで80,713人。男性が37,248人、女性が43,465人となっています。
年齢分布は0~19歳が10,998人、20~39歳が25,850人、40~59歳が20,514人、60~79歳が17,540人、80歳以上が5,821人となっています。
医療施設数について一般診療所数は157、病院数は9施設あります。そのうち人間ドックを受けられるのは7施設となっています。
京都府京都市下京区の病気による死因は1位、悪性新生物(がん)が31.5%、2位が心疾患で16.9%、3位が肺炎・気管支炎で9.7%となっています。
男性では死因の1位は悪性新生物が36.0%、2位が心疾患が15.0%、3位が肺炎で9.7%、
女性でも死因の1位は悪性新生物が26.2%、2位が心疾患で19.1%、3位が肺炎で10.1%と、どちらも順位が変わらず比率においては多少の違いが見られます。
特に悪性新生物と心疾患の死亡率が全国のそれらの死亡率と比べて少し高くなっています。
京都府京都市下京区では、健康づくりにむけて「下京歩歩(ぽっぽ)塾」を行っており、歩数計を購入して参加申し込みをすることで、データ集計を行い、歩くことの効果分析が受けられます。1年単位で募集を行っており、参加費として歩数計集計・ニュースレターの実費がかかります。また、下京区内の高齢者の交流の場などを記載した「下京区シニアお出かけマップ」や、医院・歯科医院・介護保険外の訪問介護サービスをまとめた「下京区 高齢者の便利帳」を作成しています。