人間ドック・健診について

人間ドックの受診は、健康寿命を伸ばすことにつながる!

人間ドックの受診は、健康寿命を伸ばすことにつながる!

人間ドックのいちばんの目的は、身体の状態をチェックすることにあります。人間ドックは年1回の受診が適当とされていますが、定期的なチェックが発症リスクの把握や、病気の早期発見・早期治療につながると同時に、経年変化を見逃さないことに役立ちます。病気の初期は、自覚症状があらわれないことがあり、気づかないうちに病気が進行してしまうことも少なくありません。定期的に人間ドックを受けることで、自分では気づかない疾患を発見し、適した治療を早く行うことができるようになります。 また、人間ドックは、病気の予防にも効果的です。身体の状態を把握することで、食生活や生活習慣を見直し、生活習慣病などを予防することができます。結果、健康寿命を延ばすことにつながります。

マーソギフト券はあなたが贈りたいと思っている方の健康寿命を伸ばすきっかけになればと思っています。

人間ドックと健康診断の違い

人間ドックと健康診断の違い

「企業や自治体で行っている健康診断を受けているから人間ドックは必要ないのでは?」と考えがちですが、人間ドックと健康診断では目的と検査内容に違いがあります。

<標準的な健康診断>
おもに、生活習慣(食事・運動・喫煙・飲酒・ストレスなど)に起因する内蔵脂肪型肥満に着目しています。内蔵脂肪型肥満はメタボリックシンドロームを招き、さまざまな生活習慣病の要因となります。メタボリックシンドローム予備軍と判断された人には、生活習慣改善のための保健指導が行われます。

<人間ドック>
がんを始めとしたさまざまな病気の早期発見を目的としています。
●人間ドックは健康診断よりも検査項目が多く、身体のことをより詳しく知ることができます。
●CTやMRIといった身体のなかの状態を画像で確認できる検査が含まれているケースが多く、臓器の形状や腫瘍の有無などを詳しくチェックすることができたり、がんリスクを血液検査(腫瘍マーカー)で調べたりすることができます。
●検査後に医師による診察、対面での結果説明、必要に応じた検査結果の内容をもとに保健指導を受けられます。

<こんな方は人間ドックの受診がオススメ>
●家族に既往歴がある方
●糖尿病や高血圧症など遺伝リスクのある疾患がある方
●日本人の死因第1位となっている悪性新生物(がん)が心配な方
●結婚や誕生日など人生の節目に身体を徹底的にチェックしたいという方

人間ドックの選び方

人間ドックを選ぶポイントは性別と年齢。人間ドック受診の推奨年齢は30歳以降。受診頻度は1年に1度。
30歳以降の定期的な受診において意識すべき要素は「遺伝」「生活習慣」「女性特有の疾患」です。
人間ドックのプランに下記検査が入っているかを一つの基準として選んではいかがでしょうか。

表は横にスクロールできます

  男性 女性
20代   ・子宮頸がん検診
30代 ・大腸がん検診
・胃がん検診
・動脈硬化のリスク検査
・乳がん検診
・子宮頸がん検診
40代 ・大腸がん検診
・胃がん検診
・動脈硬化のリスク検査
・肺がん検診
・前立腺がん検査
・乳がん検診
・子宮(頸がん・体がん)検診
・卵巣がんや子宮周辺の検査
・胃がん検診
・肺がん検診
・大腸がん検診
50代 ・大腸がん検診
・胃がん検診
・動脈硬化のリスク検査
・肺がん検診
・前立腺がん検査
・心臓の検査
・脳の検査
・乳がん検診
・子宮(頸がん・体がん)検診
・卵巣がんや子宮周辺の検査
・胃がん検診
・肺がん検診
・大腸がん検診
・膵臓がん検査
・骨密度検査
60代 ・動脈硬化のリスク検査
・心臓の検査
・脳の検査
・全身がん検査
・全身がん検査
・骨密度検査
・動脈硬化のリスク検査
・心臓の検査
・脳の検査

人間ドックの種類

人間ドックにはさまざまな種類があり、それによって検査内容や受診対象となる方の目安が違ってきます。検査内容から探すのは大変なので人間ドックの種類と検査内容についてご説明します。

人間ドック

人間ドック

人間ドックでは、基本的な検査をバランスよく受けることができます。検査項目は医療施設や検査プランによって異なるため費用に幅があります。
●受診対象となる方の目安
・30歳以上のすべての方(ただし人間ドックの受診対象年齢は20歳以上のため、成人していればだれでも受診可能)。
・全身の健康状態を知りたい方。
・生活習慣を見直したいと思っている方。
・人間ドックなどの詳しい検査を受けたことがない方
●検査項目
身体計測、聴力検査、視力検査、尿検査、血液検査、心電図検査、胸部レントゲン検査、腹部超音波検査、胃内視鏡検査など
●受診費用:3~5万円
●検査時間:2~5時間

レディースドック

レディースドック

レディースドックでは、基本的な人間ドックの検査に加え、女性特有の疾患である乳がん、子宮がんにかかっている可能性があるかどうかを検査します。女性の方にはレディースドックの受診がオススメですが金額的に予算オーバーの場合は婦人科系健診(乳がん検診や子宮がん検診)を目安にしても良いのではないでしょうか。
●受診対象となる方の目安
・20歳以上の女性。(人間ドックは30歳以上が目安となりますが子宮頸がんは20代から発症リスクが高くなります)
・血縁者が女性特有のがん疾患になった方。
●検査項目
人間ドック、乳がん検診、子宮がん検診
●受診費用:4万~8万
●検査時間:3~5時間

メンズドック

メンズドックでは、基本的な人間ドックに加え、男性特有の疾患である前立腺がんにかかっている可能性があるかどうかを検査します。
●受診対象となる方の目安
・40歳以上のすべての方(ただし人間ドックの受診対象年齢は20歳以上のため、成人し ていればだれでも受診可能)。
・前立腺がんの遺伝リスクのある男性
●検査項目
人間ドック、前立腺腫瘍マーカー検査、前立腺エコー検査、前立腺触診
●受診費用:4~6万円
●検査時間:3~5時間

メンズドック

脳ドック

脳ドック

人間ドックは定期的に受けているけど脳ドックは受けていないという声をよく聞きます。発症リスクが高くなるのは40歳以上ですが、脳血管疾患や脳腫瘍など後遺症が残る病気もあるので大切な方に受けてもらえると少し安心ですね。
●受診対象となる方の目安
・30歳以上の方
・高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、動脈硬化のある方
・血縁者が脳血管疾患になったことのある方
・頭痛が頻繁にある方
・飲酒や喫煙などの習慣がある方
●検査項目
頭部CT検査、頭部MRI検査、頭部・頸部MRA検査、頸動脈超音波検査など
●受診費用:1.5万~3.5万
●検査時間:2~4時間

PET検査

PET検査

PET検診では、1回の検査で全身にがんがあるかどうかを調べることができます。検査薬を血管に注射してPETカメラで撮影する検査です。
●受診対象となる方の目安
・50歳以上の方
・血縁者ががん疾患になったことのある方
●検査項目:PET-CT検査
●受診費用:10万円前後
●検査時間:2時間ほど

費用相場

一般的な人間ドック 30,000円~50,000円程度
脳ドック 15,000円~35,000円程度
レディースドック(人間ドック+婦人科検診) 40,000円~80,000円程度​
全身がん検査(PET検査/DWIBS) 50,000円~100,000円程度
心臓ドック 20,000円~50,000円程度
婦人科検診(乳がん検診+子宮がん検診) 5,000円~25,000円程度
乳がん検診 3,000円~12,000円程度
子宮がん検診 5,000円~15,000円程度
購入