宝塚市で人間ドック・健診が予約できる医療施設一覧

兵庫県 宝塚市がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.宝塚市のがん検診の種類・費用

1-1.宝塚市のがん検診

宝塚市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、宝塚市独自の取り組みです。

宝塚市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。宝塚市独自のがん検診として、前立腺がん検診を実施しています。また、子宮頸がん検診については、受診間隔が指針より短いことも特長です。

1-2.宝塚市のがん検診の無料クーポン

宝塚市では下記対象者にがん検診の無料クーポンが支給されます。

無料クーポン券は、6月下旬に対象の方に郵送されます。受診先の医療施設や当日の持ち物、その他受診条件などは宝塚市サイトで確認してください。

2.宝塚市による病気予防のための取り組み

2-1.宝塚市が実施している病気予防の検査や取り組み

がんを始めとした病気予防のため、宝塚市では次のような取り組みを行っています。

・肝炎ウイルス検診
慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見・早期治療を目的として、肝炎ウイルス検診を実施。対象は40歳以上の市民で、過去に肝炎ウイルス検診を受診したことがない方。検査方法は血液検査（HBs抗原検査、HCV抗体検査）。費用は集団800円、個別1,200円（年度内に41・46・51・56・61・66歳となる方は無料クーポン券で受診可能）。

・胃がんリスク検査（ABC検査）
胃がんの発症リスクとなるピロリ菌の有無を調べるピロリ菌抗体検査と、胃粘膜の萎縮の程度を調べるペプシノゲン検査を実施。採血による血液検査で胃がんのリスクを判定する。対象は40歳の市民で、胃を全摘している方は対象外。費用は2,000円。

・歯周病検診
歯を失う大きな原因となる歯周病を早期発見・早期治療するための歯周病検診を実施。歯肉や歯石など歯周組織の確認のほか、歯や口腔粘膜の状況、嚙み合わせ、口腔清浄状態の確認、歯科相談・指導なども実施。対象は40歳・50歳・60歳・70歳に達した市民。受診券は、誕生日翌月に送付される。費用は無料。

2-2.気にしておきたいその他の検査

厚生労働省が指針を示しているがん検診以外の検査は、自治体によって実施の有無や検査内容が異なります。人口規模や財政状況、独自の見解など事情はさまざまです。宝塚市で実施していない検査のうち、おもだった検査には下記が挙げられます。

・胃がん：胃内視鏡検査（胃カメラ）
・大腸がん：大腸内視鏡検査（大腸カメラ）
・骨粗しょう症：骨密度検査

会社員の方は、職場の健康診断やそのオプション検査で上記を受けられるかどうか確認してみてください。受診機会がない場合は、実施している医療施設を探して自費で受診する方法があります。市内もしくは近隣の自治体にも範囲を広げて探してみるとよいでしょう。

3.宝塚市の人間ドックの費用補助・助成

宝塚市では、宝塚市国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者を対象に、宝塚市立健康センターで実施する「総合健診コース（健康ドック）」に対してのみ費用を一部助成しています。宝塚市立健康センターの「総合健診コース（健康ドック）」の検査項目は、日本人間ドック学会の定める基本検査項目をほぼ網羅しています。健康ドックの助成内容は下記の通りです。

【健康ドックの助成対象と自己負担額】
・35歳以上の宝塚市国民健康保険被保険者：9,000円（助成額21,000円）
・後期高齢者医療制度被保険者：21,000円（助成額9,000円）
※オプション検査を追加する場合、追加費用分は自己負担

健康ドックの助成対象となるには、いくつかの条件があります。

・年度内の健康ドック費用助成は1回まで
・年度内に市の特定健康診査または後期高齢者健康診査を受診していないこと
・助成を受けるには、市の特定健康診査または後期高齢者健康診査の受診券が必要
・宝塚市立健康センター以外の医療機関で実施される人間ドックは助成対象外
など

健康ドックの年間予定や予約方法など、詳細は宝塚市サイトで確認してください。

4.宝塚市の人間ドック機能評価認定施設

日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で400以上の施設が認定されています。宝塚市内に機能評価認定施設はありませんが、隣接する神戸市に9施設、伊丹市に2施設、兵庫県全体では17施設あります（2023年12月現在）。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。