造影マンモ(乳房)MRI検査

造影剤を用いることでより検出感度の高い乳房MRI検査を行います

◎検査について
<婦人科検査>
◇乳がんの検出感度を高めるために「造影剤」を使用する検査となります。
無症状のしこりがない乳房に関して、造影剤を使用すると造影剤無しの検査よりがんの検出感度が35%高くなります。(*1)
(造影剤無しのMRI検査でもマンモグラフィーより10%検出感度が高いです)
ただし、造影剤の使用は一定の確率で副作用が出る可能性があります。
◇ハイリスク群(※BRCA遺伝子の検査陽性、乳癌の家族歴、高濃度乳腺デンブレストなど)の方にお勧めの検査です。
◇MRI検査は、撮影画像に乳房のサイズによる差がなく、乳腺の密度に関係なくしこりを画像化できるので、年齢や個人差に左右されにくく、検査の精度を保てます。
◇検査の際は、検査台にうつぶせになるだけで、触診はなく、放射線被ばくも伴わない検査です。

(*1)2013年日本乳癌検診学会、乳房MRIスクリーニングに関するガイドラインより

◎検査時間について
◇検査時間は約35分。

◎結果について
◇結果は専門医によるダブルチェック。
◇報告書は後日ご自宅に郵送されます。
◇後日の結果面談説明が可能です。

◎その他のポイント
◇閉所が苦手な方にも比較的受けて頂きやすいMRIがございます。ご希望の方は、ご予約時にお問い合わせ下さい。

※注意事項
≪予約に関する諸注意≫
◇造影マンモ(乳房)MRI検査は画像を見やすくするため、月経開始後5-12日目に撮影することが強く推奨されています。
◇下記に該当する方は、造影剤を使用した検査ができませんので予めご了承ください。
・気管支喘息、小児喘息の既往歴がある方
・アレルギー体質、薬剤アレルギー、造影剤アレルギーをお持ちの方
・妊娠中の方
・透析中の方、腎臓の機能が低下している方

◇インターネットでのご予約は『仮予約』となります。予約はまだ確定しておりません。電話またはメールによる確認、お時間の打合せが行われてはじめて予約が成立します。
※予約状況によってはご希望日時にて予約を承れないこともあります。
◇予約後、3営業日が経過しても医療機関から連絡がない場合、医療機関までまでお電話ください。