長野県長野市篠ノ井会666-1
長野県は人口2,121,223人で、年齢分布としては0歳から14歳が284,972人で全人口の13.5%、15歳から64歳が1,238,371人で全人口の58.5%、65歳以上が592,157人で全人口の28%からなる県です。
長野県には病院が131施設、一般診療所が1,321施設あり、また、人間ドック学会の機能評価認定施設は12施設あります。
平均寿命は男性で80.88歳・女性で87.18歳で、男女ともに全国トップとなっています。
長野県の公式ホームページによると、平成22年における長野県全体の全死因に対する病死三大死因での死亡率は55.2%となります。死因別に見ると、悪性新生物は26%、心疾患は15%、脳血管疾患は14%となります。
男女で比較すると、男性は悪性新生物30%、心疾患13%、脳血管疾患12%に対し、女性は悪性新生物26%、心疾患15%、脳血管疾患14%となり、悪性新生物は男性、心疾患と脳血管疾患は女性の割合が大きいです。
全国平均と比較すると、男女共に脳血管疾患の割合が大きくなっています。
長野県では、「しあわせ信州創造プラン」の中で、「健康長寿世界一の信州」を実現することを目指しています。そのための健康づくり・医療充実プロジェクトとして、4つのアクションを掲げています。1つめは、医師会や医療関係者、健康ボランティアなどが一体となった健康づくり県民運動の展開、2つめは、がん・心疾患・脳血管疾患に対する診療機能の向上、3つめは、心の健康支援策の充実、4つめは、住み慣れた場所で支援が受けられる地域医療体制の強化です。