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膀胱炎

膀胱炎とは?

膀胱炎とは、細菌が尿を排出するために溜めておく袋である膀胱内に侵入することで、炎症を起こすのが原因です。細菌が侵入するときは尿道から入ることが多いため、男性と比較して女性は尿道が短く、膀胱炎の発症リスクは高いです。また、大腸にいる腸内細菌が膀胱に入ることによっても膀胱炎を引き起こします。女性は、膀胱と大腸の距離が近いため、膀胱炎が多く見られます。

しかし、膀胱炎により重篤な病気が隠れていることが多いのは男性です。男性の膀胱炎には、前立腺肥大症や膀胱がんが隠れていることもあります。また、女性の場合は腎臓疾患や膀胱の疾患が疑われることもあります。

膀胱炎の症状

悪寒、発熱、頻尿、血尿などが見られます。

膀胱炎の原因と予防法

膀胱炎の原因は、尿道から侵入した大腸菌などの細菌です。男性よりも女性の方が尿道から膀胱までの距離が短いため、膀胱炎を発症しやすい傾向があります。尿意を感じたら、我慢せず早めにトイレへ行くようにしましょう。

膀胱炎になりやすい人

膀胱炎になりやすい方は以下です。
●女性
●前立腺肥大症や尿路結石がある
●免疫力低下
●睡眠不足

膀胱炎を調べる検査

膀胱炎について調べる検査には以下のものがあります。

尿検査

尿検査で白血球数や細菌の数を検査します。膀胱炎が起きている場合は、数値の上昇が見られます。

超音波検査

超音波検査で膀胱に炎症が存在しているか調べます。

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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