愛媛県松山市一番町3-3-3
愛媛県今治市北宝来町2-4-9
愛媛県松山市六軒家町4-20
愛媛県松山市大手町1丁目4-1ココファン松山大手町1階
愛媛県松山市松末2-19-36
愛媛県松山市味酒町1-10-10-5
愛媛県松山市富久町360番地1
愛媛県松山市末広町18-2
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今治市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、今治市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん | 胃部X線検査(バリウム) | 40歳以上 | 年1回 | 集団のみ:1,400円 |
子宮頸がん | 子宮頸部細胞診 | 20歳以上女性 | 年1回 | 集団:1,200円個別:1,500円 |
肺がん※65歳以上は結核検診を含む | 1)胸部X線(レントゲン)検査2)胸部CT検査のどちらか一方 | 40歳以上 | 年1回 | 1)集団:700円2)集団:3,000円 |
乳がん | 1)乳腺超音波(エコー)検査2)問診、マンモグラフィ | 1)30歳女性2)40歳以上女性 | 1)年1回2)2年に1回 | 1)集団のみ:2,500円2)集団:1,200円個別:2,400円 |
大腸がん | 便潜血検査(2日法) | 40歳以上 | 年1回 | 集団:500円個別:700円 |
前立腺がん | PSA検査(血液検査) | 50歳以上男性 | 年1回 | 集団のみ:900円 |
今治市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。独自のがん検診として、前立腺がん検診を実施しています。また、乳がん検診は指針よりも早い30代から乳腺超音波(エコー)検査を実施しているほか、子宮頸がん検診の受診間隔が指針より短いことも特長です。
さらに、肺がん検診では、自治体の検診としてあまり用いられていない「胸部CT検査」が採用されています。指針で定められている胸部X線(レントゲン)検査が平面的な画像であるのに対して、胸部CT検査は立体的な画像を得ることができるため、肺内部の気管支や血管の状態をより詳細に確認することができます。
今治市では下記対象者にがん検診の無料クーポンが支給されます。
種類 | 対象者※年齢は当該年度4月1日時点で判定 | 無料になる検査項目 |
---|---|---|
子宮がん | 20歳女性 | 子宮頸部細胞診 |
乳がん | 40歳女性 | マンモグラフィ |
大腸がん | 40歳 | 便潜血検査(2日法) |
無料クーポン券は、5月末ごろに対象の方に郵送されます。紛失した場合や他市から転入してきた場合の再交付の流れなど、詳細は今治市サイトで確認してください。
がんを始めとした病気予防のため、今治市では次のような取り組みを行っています。
・腹部超音波(エコー)検診 腹部の臓器(肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓)におけるさまざまな異常を調べるために、腹部超音波(エコー)検査を実施。対象は40歳以上の市民。集団検診にて費用は2,200円。
・肝炎ウイルス検診(B型・C型肝炎ウイルス検査) 慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的として、B型およびC型肝炎ウイルス検査を実施。対象は40歳以上の市民で、過去に肝炎ウイルス検査を受診したことがない方。検査方法は採血による血液検査(HBs抗原検査、HCV抗体検査)。集団検診にて費用は無料。
・骨粗しょう症検診 骨粗鬆症(骨粗しょう症)により骨折して寝たきりになるのを防ぐために、骨粗しょう症検診を実施。対象は、40~70歳の5歳刻み年齢の女性市民。検査内容は、超音波(エコー)による踵(かかと)の骨密度検査。集団検診にて費用は600円。
・30歳代健診 30~39歳の市民を対象にした健康診査。検査内容は、身体計測・血圧測定・尿検査・血液検査・診察であり、医師が必要と判断した場合には心電図検査・眼底検査・貧血検査も実施する。集団検診にて費用は1,000円(年度内に1回のみ)。
・歯科歯周病検診 全身の健康にも影響することが知られている歯周病を早期発見・早期治療するために、歯科歯周病検診を実施。対象は40・50・60・70歳の市民。ただし、現在治療中の方は対象外。市内実施歯科医院にて、費用は無料(年度内に1回のみ)。歯石除去などの処置は別途費用がかかる。
厚生労働省が指針を示しているがん検診以外の検査は、自治体によって実施の有無や検査内容が異なります。人口規模や財政状況、独自の見解など事情はさまざまです。今治市で実施していない検査のうち、おもだった検査には下記が挙げられます。
・胃がん:胃内視鏡検査(胃カメラ)、胃がんリスク検査(ABC検査/ピロリ菌抗体検査およびペプシノゲン検査) ・大腸がん:大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
会社員の方は、職場の健康診断やそのオプション検査で上記を受けられるかどうか確認してみてください。受診機会がない場合は、実施している医療施設を探して自費で受診する方法があります。市内もしくは近隣の自治体にも範囲を広げて探してみるとよいでしょう。
今治市では、今治市国民健康保険の被保険者を対象に、比較的安価に受診できる「国保短期人間ドック」を実施しています。検査内容や自己負担額は以下のとおりです。
【対象】今治市国民健康保険被保険者(40歳以上)
【検査内容】 基本健診(特定健診の項目を含む)、視力検査、心電図検査、腹部超音波(エコー)検査胃がん検診:胃部X線(バリウム)検査肺がん検診:胸部X線(レントゲン)検査大腸がん検診:便潜血検査(2日法)肝炎ウイルス検診:B型・C型肝炎ウイルス検査
【自己負担額】11,200円 ※胃がん検診を「胃内視鏡(胃カメラ)検査」に変更する場合は+2,200円
【実施場所】今治市医師会市民病院(健診センター)
今治市では、今治市の国民健康保険および後期高齢者医療制度の被保険者を対象に、愛媛県厚生連健診センターで実施される人間ドック「バリっと元気ドック」の受診費用を一部助成しています。助成内容は下記のとおりです。
【助成対象者】 ・今治市国民健康保険の被保険者(40歳以上) ・後期高齢者医療制度の被保険者
【検査項目】 ・基本コース 身体計測、問診、診察、血圧、血液検査、尿検査、肺機能検査、心電図検査、便潜血検査(2日法)、腹部超音波(エコー)検査、眼底検査・眼圧検査、視力・聴力検査、胸部CT検査、胃部X線(バリウム)検査 ※胃がん検診の「胃部X線(バリウム)検査」を「胃内視鏡(胃カメラ)検査」に変更する場合、追加料金が必要 ・基本コース+女性プラン(上記基本コースに下記を追加) 子宮頸部細胞診、経腟超音波(エコー)検査、内診、マンモグラフィ、骨密度検査 ※骨密度検査は、DEXA法により大腿骨の骨密度を測定
【自己負担額】 ・基本コース:約19,300円(通常の費用は40,150円) ・基本コース+女性プラン:約17,500円(通常の費用は46,200円)
【実施場所】 愛媛県厚生連健診センター(松山市)
なお、特定健診・各がん検診もしくは人間ドックの助成は、年度内1回まで受けられます。「国保短期人間ドック」および「バリっと元気ドック」には、特定健診やがん検診の検査項目が含まれているため、特定健診・各がん検診を受診してしまった場合は、人間ドックの助成を受けることができません(重複した場合、2回以上は全額自己負担)。
申し込み方法や受診にあたっての注意事項など、詳細は今治市サイトやJA愛媛厚生連サイト等で確認してください。
人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で400以上の施設が認定されています。今治市内に機能評価認定施設はありませんが、隣接する松山市に3施設、西条市に1施設、愛媛県全体では5施設あります。(2024年1月現在)。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。