[広告]福岡県周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 桜十字福岡病院 (福岡県 福岡市中央区)
9,800円~85,800円(税込)
福岡県 福岡市中央区
博多駅 / 天神駅 / 渡辺通駅 / 薬院駅
福岡県福岡市中央区渡辺通3-5-11
ドック専用の待合室や女性専用のレディースエリアもございます。ゆったりとお過ごし頂けるよう、清潔感のある雰囲気を大切にしています。 各診療科目の医師が在籍し、MRIやCTといった医療機器を活用。外来も併設しておりますので、二次検診など受診後のご利用も可能です。 また、院内併設の専用ラウンジにてドックご受診後お食事をご用意しております。
福岡県福岡市博多区博多駅中央街9-1KITTE博多8階
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福岡県福岡市博多区博多駅東1-13-9いちご博多駅東ビル2F
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福岡県福岡市中央区渡辺通3-5-11
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福岡県糟屋郡志免町別府北二丁目12番1号
福岡県福岡市博多区博多駅前2-20-1大博多ビル6F
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福岡県福岡市中央区天神2-13-7福岡平和ビル2階
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福岡県福岡市東区千早4丁目14番40号
福岡県福岡市中央区大名2丁目6-50号福岡大名ガーデンシティ・タワー5F
福岡県北九州市八幡西区菅原町2-13
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福岡県は九州地方に位置する県で、県庁所在地は福岡市です。古くから本州と九州、日本とアジアの交差点として発展してきた地であり、学問の神様で有名な菅原道真を祀る「太宰府天満宮」といった歴史的な名所が多くのこされています。また、福岡県を代表するグルメとして博多ラーメンや博多明太子、あまおうなどが知られています。
2021年10月1日現在の人口は約512.7万人(推計人口)であり、47都道府県のうち9位(2021年1月1日現在)です。「第2期福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略(2020〜2024年度)」によれば、福岡県の人口は1970年から現在にかけて増加し続けていますが、伸びの鈍化などから近い将来減少局面に入ると推測されています。なお、日本全体のピークは2008年です(推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、2045年には約455.4万人まで減少すると予想されています。
2021年1月1日現在における65歳以上の高齢者人口は約141.2万人で、高齢化率は27.6%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、福岡県の高齢化は日本全体よりも進んでいないと言えます。しかしながら、高齢者の平均寿命の延びと出生数の減少により、福岡県の高齢化は今後も進んでいくことが予想されます。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。
下記は、2016年における福岡県の健康寿命と「日常生活に制限のある期間の平均」です(カッコ内は全国平均)。日常生活に制限のある期間が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
健康寿命※2016年 | 日常生活に制限のある期間の平均※2016年 | 【参考】平均寿命※2015年 | |
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男性 | 71.49歳(72.14歳) | 9.23年(8.84年) | 80.7歳(80.8歳) |
女性 | 74.66歳(74.79歳) | 12.66年(12.34年) | 87.2歳(87.0歳) |
2016年現在の福岡県の健康寿命は、男性71.49歳、女性74.66歳で全国平均よりも短く、47都道府県の順位では男性40位、女性30位です。また、「日常生活に制限のある期間の平均」においても、男女ともに全国平均よりも長い結果となっています。「いきいき健康ふくおか21(中間見直し)」では、健康寿命の延伸を目指して、県民個人の健康づくりを支えるための環境づくりを推進するとしています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します人口動態調査によると、福岡県と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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福岡県※2019年 | 悪性新生物(がん)29.0% | 心疾患11.6% | 肺炎7.4% | 脳血管疾患7.0% | 老衰6.1% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
福岡県の死因順位は1~4位まで疾患で占められています。日本全体で3位の老衰は福岡県では5位です。ポイント数においては、1位のがんが1.7ポイント日本全体を上回っています。福岡県のがん検診受診率は日本全体に比べ低い(「4-1.福岡県のがん検診受診率の現状」参照)ため、がん検診受診率の向上が課題であると言えます。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
厚生労働省が示している指針は下記の通りです。全国各市区町村に対し、科学的根拠に基づいた効果が認められるがん検診を推奨しています。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 |
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胃がん検診 | 問診、胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ)のいずれか | ・バリウム検査:40歳以上・胃カメラ:50歳以上 | ・バリウム検査:年1回・胃カメラ:2年に1回 |
子宮頸がん検診 | 問診、視診、子宮頸部細胞診および内診 | 20歳以上女性 | 2年に1回 |
肺がん検診 | 問診、胸部X線検査および喀痰検査 | 40歳以上 | 年1回 |
乳がん検診 | 問診およびマンモグラフィ | 40歳以上女性 | 2年に1回 |
大腸がん検診 | 問診および便潜血検査 | 40歳以上 | 年1回 |
これを受け、全国各市区町村は、基本的に上記に沿ってがん検診を実施しています。さらに、前立腺がん検診や子宮体がん検診などの実施、年齢の引き下げ、受診費の無料化などに取り組んでいる市区町村もあります。
市区町村によっては、がん検診の無料クーポンが配布されている場合があります。福岡県の県庁所在地である福岡市の場合、がん検診無料クーポンは以下の通りです。
種類 | 対象者 | 無料になる検査項目 |
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子宮頸がん | 20歳の女性 | 子宮頸部細胞診 |
乳がん | 40歳の女性 | マンモグラフィ |
無料クーポン券を紛失した場合は、受診時に住所、氏名、生年月日を確認できる公的機関が発行した証明書を提示することで、無料で受診できます。
また、次の方は無料でがん検診を受診することができます。 ・満70歳以上の方 ・70歳未満で後期高齢者医療に加入している方 ・市民税非課税世帯の方 ・生活保護受給世帯の方 ・中国残留邦人等で支援給付を受給している方
がん検診の詳細は各市区町村ページをご参照ください。
福岡県福岡市の健康への取り組みを見る(医療施設一覧ページへ) 福岡県北九州市の健康への取り組みを見る(医療施設一覧ページへ)
下記は、2015年度から2019年度の福岡県全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.2% | 27.7% | 8.5% | 25.6% | 11.9% |
2016年度 | 7.4% | 15.2% | 4.7% | 14.7% | 5.7% |
2017年度 | 7.2% | 13.8% | 4.6% | 15.0% | 5.5% |
2018年度 | 7.2% | 13.5% | 4.5% | 15.5% | 5.3% |
2019年度 | 6.7% | 15.0% | 4.1% | 13.5% | 5.1% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
福岡県のがん検診受診率は、2016年度以降全検診において日本全体を下回っています。2015年度の子宮頸がん検診と乳がん検診は日本全体を上回っているものの、2016年度に大きく低下し、2019年度まで横ばいで推移しています。
2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、福岡県では次のような取り組みを行っています。肝臓がんのリスクとなる肝炎ウイルスの無料検査や、禁煙サポート、がん検診受診促進に取り組む事業所の表彰イベントなどがあります。
・肝炎ウイルス検査の無料実施 肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなりうる肝炎ウイルスの検査を無料で実施。対象は、20歳以上で過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方(北九州市、福岡市、久留米市在住の方は、各市が実施する無料検査を利用)。
・「卒煙サポート薬局」による禁煙相談の実施 福岡県では、福岡県薬剤師会とともに「禁煙相談員」を養成し、相談員を配置した薬局を「卒煙サポート薬局」として登録している。卒煙サポート薬局では、禁煙したい方の相談に応じたり、情報提供を行ったりしている。
・「福岡県働く世代をがんから守るがん対策サポート事業」の推進 官民一体となってがん検診受診率の向上に取り組むことを目指し、がん検診の普及啓発・受診勧奨やがんの治療と仕事の両立に取り組む県内の事業所を「福岡県働く世代をがんから守るがん対策サポート事業」として登録。過去のイベントでは、事業所の表彰や優良事例の報告、著名人による講演などを実施していた。
福岡県では、市区町村によって人間ドックの費用を補助または助成している場合があります。詳しくは各市区町村のWebサイトを参考にしてください。例として、久留米市、飯塚市、春日市の人間ドック費用補助を紹介します。
●人間ドック(特定健康診査の基本項目を含む) 【対象者】久留米市国民健康保険に加入している40〜74歳の方 【助成金額】上限6,500円 【助成条件】 ・当該年度の4月1日以前から継続して市国保に加入している方 ・特定健診の基本的な項目をすべて満たす人間ドックを受診した方 ・健検診費用を自己負担した方 ・同一年度内に久留米市国民健康保険特定健康診査を受診していない方 ・国民健康保険料の滞納がない世帯の方
●特定ドック(人間ドックと特定健診の同時受診) 【対象者】飯塚市国民健康保険加入者で、特定健診と同時受診する方 【助成金額】人間ドックの検査費用のうち、特定健診の検査項目にかかる費用(約10,000円) 【助成条件】 ・受診対象の施設は飯塚病院 予防医学センターまたは福岡県済生会飯塚嘉穂病院 ・受診時に受診券がない場合は助成の対象外
●人間ドック(特定健診との同時受診) 【対象者】40~74歳の春日市国民健康保険加入者 【助成金額】人間ドックの検査費用のうち、特定健診の検査項目にかかる費用を春日市が負担 【助成条件】 ・受診は契約医療施設のみ ・人間ドック申し込み時に「特定健診の同時受診」を伝える
「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。
審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。
全国で390以上の施設が認定されており、このうち福岡県内の機能評価認定施設は2021年11月現在で16施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。
福岡県では、県民の健康寿命の延伸のためにさまざまな取り組みを行っています。健康づくりの取り組みに応じてポイントが貯まる「ふくおか健康ポイントアプリ」や健康情報サイトによる情報提供、ヘルシーレシピのコンクールなどがあります。
・「ふくおか健康ポイントアプリ」の運用 日々の歩数や健康記録、健(検)診の受診、健康イベントへの参加など、健康づくりの取り組みに応じてポイントが付与されるアプリ「ふくおか健康ポイントアプリ」を運用。一定のポイントが貯まると、協力店のサービス利用やプレゼントが当たる抽選に応募できる。
・健康情報サイトでの一体的な情報提供 福岡県と市区町村、関連団体の健康情報を一体的に提供する専用のサイト「ふくおか健康づくり 県民運動情報発信サイト」では、各市区町村が実施する健(検)診の情報や健康イベントなどがわかりやすく掲載されている。ほか、スロージョギングや自宅でできる運動などの動画配信、ロコモチェック、ヘルシーレシピなど、さまざまな健康情報がまとまっている。
・「ひさやま元気予報(生活習慣病発症予報)」の提供 「ふくおか健康づくり 県民運動情報発信サイト」内にて、将来の生活習慣病の発症リスクが予測されるシミュレーターを提供。健康診断の結果を入力すると、50年以上続く久山町研究(生活習慣病の疫学調査)の成果に基づき、一般的・統計的な傾向が提示される。
・レシピコンクールの開催 野菜摂取や減塩など、生活習慣病やフレイルの予防を考慮し、福岡県の農林水産物を使用したヘルシーメニューを募集する「チャレンジ!レシピコンクール」を開催。受賞レシピに選ばれた方には、賞品として県産品と県産米が贈呈される。また、応募者全員に「ふくおか健康ポイントアプリ」のポイントが付与される。
※本記事は2021年11月時点の情報を元に作成しています。