相模原市で人間ドックが予約できる医療施設一覧

神奈川県相模原市で受診可能な人間ドック1件の医療施設です。 人間ドックのマーソでは神奈川県相模原市の人間ドック施設を検索し、予約することが可能です。
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JA健康管理センター さがみはら (神奈川県 相模原市緑区)

JA健康管理センター さがみはら (神奈川県 相模原市緑区)

特徴 当院は健診専門施設として橋本駅から徒歩2分の好立地に2007年にオープンしました。人間ドックだけでなく脳ドックや肺がん検査や乳がん検査なども実施しております。お気軽にお問い合わせください。
また毎週
... 水曜は女性医師による検査も可能です。 く脳ドックや肺がん検査や乳がん検査なども実施しております。お気軽にお問い合わせください。
また毎週水曜は女性医師による検査も可能です。
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神奈川県相模原市緑区橋本6-1-14ザ・ハシモトタワー4階

神奈川県 相模原市がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.相模原市の特徴

1-1.相模原市の人口統計と高齢化率

相模原市は、神奈川県北部に位置し、2006年に旧相模原市と旧相模湖町・津久井町が、2007年にさらに旧城山町・藤野町が合併して現在の相模原市となっています。その後2010年に政令指定都市に移行し、人口規模としては神奈川県内で横浜市と川崎市に次ぐ3位の自治体です。政令指定都市とは、地方自治法にもとづき政令によって指定される、人口50万人以上の市を指します。2021年現在、20市が指定されています。

2021年6月現在の人口は約71.9万人(住民基本台帳による)です。国勢調査をもとにした推計人口によれば、相模原市の人口は2018年まで増加傾向にありましたが、2019年には減少、その後2020年には前々年と同水準まで回復しています。なお、日本全体の人口のピークは2008年、神奈川県全体では現在も人口は増加を続けています(いずれも推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所によれば今後は減少に転じ、2030年には約69.6万人に減少すると推計されています。2020年1月現在における65歳以上の高齢者人口は約18.7万人で、高齢化率は26.2%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、相模原市の高齢化率は全国よりもやや低いと言えます。多くの地方自治体では全人口が減少しているのに対して高齢者の人口は増加している傾向がありますが、相模原市の場合は全人口が増加していることも要因のひとつと考えられます。

相模原市の人口の推移・推計及び高齢化率
相模原市の人口の推移・推計及び高齢化率*総務省統計局「国勢調査」より編集部で作成

1-2.相模原市の健康寿命

健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。

下記は、相模原市の平均寿命と健康寿命、およびその差です(カッコ内は全国平均)。平均寿命と健康寿命との差(不健康である期間)が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。

平均寿命
※2015年
健康寿命
※2016年
不健康である期間
男性81.2歳(80.8歳)72.35歳(72.14歳)8.85年(8.66年)
女性87.4歳(87.0歳)75.35歳(74.79歳)12.05年(12.21年)

2016年現在の相模原市の健康寿命は、男性72.35歳、女性75.35歳で、これは政令指定都市20市のうち男性5位、女性3位です。全国平均と比較すると、相模原市では男女ともに平均寿命と健康寿命がわずかに長く、不健康である期間はほぼ同等という結果になっています。

2.相模原市の死因順位と割合

1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、相模原市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。

1位2位3位4位5位
相模原市
※2018年
悪性新生物(がん)
30.2%
心疾患
16.6%
脳血管疾患
7.4%
老衰
7.2%
肺炎
5.9%
日本全体
※2018年
悪性新生物(がん)
27.4%
心疾患
15.3%
老衰
8.0%
脳血管疾患
7.9%
肺炎
6.9%

相模原市の死因順位はおおむね日本全体と同じですが、ポイント数では、1位のがんや2位の心疾患が日本全体を上回っています。4位の老衰と5位の肺炎のポイント数が日本全体よりも下回っており、要因として、日本全体よりも高齢化率の進みがゆるやかであること(「1-1. 相模原市の人口統計と高齢化率」参照)などが考えられます。

3.相模原市のがん検診の種類・費用

3-1.自治体主導の「5大がん検診」

日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。

5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。

3-2.相模原市のがん検診

相模原市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、相模原市独自の取り組みです。

相模原市のがん検診の種類・費用
種類検査項目対象者受診間隔費用
胃がん問診、胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ)40歳以上年1回・バリウム
集団:900円
施設:2,900円
・胃カメラ:3,900円(施設検診のみ)
子宮頸がん問診、視診、内診(個別のみ)、子宮頸部細胞診20歳以上女性2年に1回集団:600円
施設:1,700円
子宮頸がん+
子宮体がん
(医師の判断による)
問診、視診、内診、子宮頸部細胞診、子宮体部細胞診(医師の判断による)20歳以上女性2年に1回2,200円(施設検診のみ)
肺がん問診、胸部X線検査、喀痰細胞診(対象者条件あり)40歳以上年1回集団:200円
施設:800円
※喀痰併用:個別700円、施設1,700円
乳がん視触診、マンモグラフィ40歳以上女性
※視触診単独の場合は30歳以上
2年に1回2,000円(施設検診のみ)
※視触診単独:700円(施設検診のみ)
大腸がん問診、便潜血検査40歳以上年1回集団:500円
施設:500円
前立腺がん血液検査(PSA値)55・60・65歳の男性年1回1,000円(施設検診のみ)

相模原市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。相模原市独自の取り組みとしては、子宮頸がんだけでなく子宮体がんの検診も実施していること、指針にはない前立腺がん検診を実施していることが特長です。

3-3.相模原市のがん検診の無料クーポン

相模原市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。

種類対象者
※年齢は当該年度年齢(今年度年齢)
無料になる検査項目
子宮頸がん21歳の女性問診、視診、子宮頸部細胞診
乳がん41歳の女性問診、視触診、マンモグラフィ

無料クーポン券配布対象者であれば、「相模原市の検診」の受診券に対象者であることが明記されています。医療機関で受診券を提示すれば、クーポン配布前であっても無料で受診するすることができます。ただし、受診券を使用して受診した場合は、その後配布されるクーポンは使用することはできません。

また、次の方は無料でがん検診を受診することができます。
・70歳以上の方
・後期高齢者医療保険証を持っている方
・生活保護受給世帯
・中国残留邦人などで支援給付を受けている方
・市民税非課税世帯

4.相模原市のがん検診受診率と受診率向上のための取り組み

4-1.相模原市のがん検診受診率の現状

下記は、相模原市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。

相模原市のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度2.8%18.6%6.8%16.6%7.8%
2016年度6.9%18.5%6.4%16.5%6.7%
2017年度7.7%16.3%6.2%15.9%6.6%
2018年度7.5%15.9%6.1%15.7%6.3%
2019年度7.4%15.8%5.8%15.4%5.9%

下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。

自治体主導の日本全体のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度6.3%23.3%11.2%20.0%13.8%
2016年度8.6%16.4%7.7%18.2%8.8%
2017年度8.4%16.3%7.4%17.4%8.4%
2018年度8.1%16.0%7.1%17.2%8.1%
2019年度7.8%15.7%6.8%17.0%7.7%

相模原市のがん検診受診率は、おおむね日本全国の平均と同水準ですが、ほとんどの検診において全国平均を下回っています。とくに乳がん検診と大腸がん検診は受診率が低い上に全国平均との差も目立っており、課題と言えます。

2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これらが無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりしと、受診率向上に努めています。

4-2.相模原市のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み

がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、相模原市では次のような取り組みを行っています。

・複合受診
がん検診と特定健康診査の複合受診券を発券するなどし、利用者がまとめて受診できるようにする取り組み。

・電子申請
インターネットを用いた電子申請により受診の申請を行えるようにする取り組み。

・がん検診受診促進パートナー制度
市内の企業や団体で、がん検診の受診促進に積極的に取り組んでいる事業者をパートナーとして認定する制度。パートナーに認定された場合、市のサイトなどにパートナー企業として掲載される・パートナー企業を名乗ることができる・市から健康に関する情報提供を受けるなどの支援を受けることができる。

5.相模原市の人間ドックの費用補助・助成

相模原市では、相模原市在住の国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者を対象に、人間ドック・脳ドックの費用の一部が助成されます。助成内容は下記の通りです。

【人間ドック・脳ドックの助成対象者】
相模原市在住の国民健康保険被保険者(40歳から74歳まで)および後期高齢者医療被保険者(75歳以上)

【人間ドック・脳ドックの助成額】
人間ドック:22,000円
脳ドック:10,000円

人間ドック・脳ドックの助成対象となるには、いくつかの条件があります。
・国民健康保険税に未納がない世帯
・市の助成を利用して受診した人間ドックの検査結果を、検診機関から市に提出させることと、特定健康診査の受診結果として取り扱うことに承諾する
・受診は市内の契約医療施設のみ
・人間ドック、脳ドックともに年度内1人1回の助成

その他の助成条件、募集時期など詳細は相模原市サイトで確認してください。

6.相模原市の人間ドック機能評価認定施設

6-1.人間ドックの機能評価認定施設とは?

「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。

審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった人間ドックの健診施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。

6-2.相模原市の人間ドック機能評価認定施設

日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で410以上の施設が認定されており、このうち相模原市内の人間ドック機能評価認定施設は2023年8月現在で3施設あります。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。

7.相模原市の健康増進への取り組み

相模原市では健康寿命の延伸に向けたさまざまな取り組みを行っています。ユニークな取り組みを紹介します。

・20代、30代のための健康診査
20歳以上の国民健康保険加入者であれば、自己負担金1,000円で一般健康診査を受けることができる。

・検診に関するお知らせSMS配信
一般検診の受診歴のある市民に対して、SMS(ショートメッセージサービス)で検診の時期をお知らせする支援を行っている。携帯電話にお知らせが届くことで、受診忘れを防ぐことができる。

・健活チャレンジ
健康づくりに30日以上取り組むと、抽選で豪華景品が当たる。景品は温泉入浴券や健康器具、市内施設の商品引換券など。さらに、健康づくりに30日以上取り組んだ上で特定の検診を受診すると、金券が当たる再抽選に参加することができる。

・健康づくり普及員
保健所が中心となって行う「健康づくり普及員養成講座」の修了者を健康づくり普及員とし、体操やウォーキング、講習などさまざまな取り組みを促進する取り組み。普及員を対象とした研修会なども行っている。

※本記事は2021年6月時点の情報を元に作成しています。

参考資料
・相模原市データ
相模原市公式サイト
相模原市 人口・統計
神奈川県「平成30年神奈川県衛生統計年報統計表」
相模原市 がん検診
相模原市 健康・医療・衛生よくある質問「がん検診無料クーポン券について知りたい。」
相模原市 がん検診受診促進パートナー制度
相模原市 国民健康保険加入者への人間ドック・脳ドック検診料の一部助成
相模原市 国民健康保険被保険者健康診査
相模原市 SMS(ショートメッセージサービス)による特定健診のお知らせについて
相模原市 健活!チャレンジ
相模原市 相模原市健康づくり普及員

・全国データ
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
総務省 指定都市一覧
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
内閣府「令和3年版高齢社会白書(概要版)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口(大正9年~平成12年)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口,日本人(平成12年~27年)」
総務省統計局「国勢調査」第6表「年齢(3区分)、男女別人口及び年齢別割合-都道府県、市区町村(昭和55年~平成27年)」
厚生労働省「平成27年 市区町村別生命表の概況」統計表1 市区町村別平均寿命
厚生労働省 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(2018年3月)
厚生労働省「平成30年(2018)人口動態統計(確定数)の概況」
厚生労働省「地域保健・健康増進事業報告」平成27年度(2015年度)~令和元年度(2019年度)「健康増進編(市区町村表)」
国立がんセンターがん情報サービス がん検診について
日本人間ドック学会 機能評価認定施設一覧
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