町田市で人間ドックが予約できる医療施設一覧

東京都町田市で受診可能な人間ドック1件の医療施設です。 人間ドックのマーソでは東京都町田市の人間ドック施設を検索し、予約することが可能です。
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[広告]東京都周辺で人間ドックに関連する医療施設

鶴川記念病院 (東京都 町田市)

鶴川記念病院 (東京都 町田市)

特徴 当院は、旧鶴川厚生病院を母体としながら1975年より地域に貢献し続けてきた施設です。
一般的な検査項目のほかに上部消化管内視鏡(胃カメラ)や、腫瘍マーカーなど豊富なオプション検査をご用意しております ... ので、その方に合わせた検査をお受けいただくことが可能です。 項目のほかに上部消化管内視鏡(胃カメラ)や、腫瘍マーカーなど豊富なオプション検査をご用意しておりますので、その方に合わせた検査をお受けいただくことが可能です。 続きを読む▼
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鶴川駅 鶴川駅

東京都町田市三輪町1059-1

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東京都 町田市がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.町田市の特徴

1-1.町田市の人口統計と高齢化率

町田市は東京都多摩地域の南部に位置する市です。1958年の市制施行により、東京都の市のなかで9番目に誕生しました。都心部へ電車で30分程度でアクセスでき、神奈川県の川崎市、相模原市、横浜市などと隣接しています。緑が豊かで子育てがしやすく、通勤にも便利であることからファミリー層に人気が高い市として知られています。

2021年11月1日現在の町田市の人口は約43.1万人(住民基本台帳による)です。国勢調査によれば、町田市の人口は2015年まで増加傾向でしたが、2020年速報値では減少に転じています。なお、日本全体の人口ピークは2008年である一方、東京都の人口は現在も増加が続いています(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所の2018年時点の推計によれば、町田市の人口は2045年には約38.8万人まで減少するとされています。しかし、実際には推計よりも早い段階から人口が減少しており、推計の数値よりさらに減少することが予想されます。

2021年11月1日現在における町田市の65歳以上の高齢者人口は約11.7万人で、高齢化率は27.2%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、全国と比べて町田市の高齢化は進んでいないと言えます。しかし、2000年以降は高齢者人口の割合が年少人口(15歳未満)の割合を上回っており、多くの地方自治体と同様に高齢化率が上昇しています。

町田市の人口と高齢化率の推移
町田市の人口と高齢化率の推移*「町田市人口ビジョン」および総務局統計部「国勢調査」をもとに編集部で作成

1-2.町田市の健康寿命

健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標です。東京都の各区市町村では「65歳健康寿命」を独自に算出しています。65歳健康寿命とは、65歳の方が寝たきりや認知症などの障害によって要介護認定を受けるまでの期間を平均して算出した値で、計算式は「65歳+65歳平均自立期間(歳)」です。

下記は、町田市の平均寿命と65歳健康寿命、および65歳平均障害期間です(カッコ内は東京都の平均)。65歳平均障害期間とは、65歳の方が要介護認定を受けてから死亡するまでの平均期間であり、長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。

65歳健康寿命
※2019年
65歳平均障害期間
※2019年
【参考】平均寿命
※2015年
男性83.71歳(82.93歳)1.59年(1.73年)82.0歳(81.1歳)
女性86.36歳(86.02歳)3.42年(3.53年)88.1歳(87.3歳)

町田市の2019年現在の65歳健康寿命は、男性83.71歳、女性86.36歳です。東京都の平均と比較すると、男女ともに平均寿命と健康寿命が長く、65歳平均障害期間はわずかに短い結果となっています。このことから、東京都のなかでも町田市は介護や寝たきりにならずに自立して元気に生活し、長生きしている方が比較的多いと言えます。

町田市では、2018年に「まちだ健康づくり推進プラン(第5次町田市保健医療計画)」を策定し、健康づくりの推進や疾病対策、医療相談体制の充実など市民の健康寿命の延伸につながる取り組みを行っています。

2.町田市の死因順位と割合

1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、町田市と日本全体のおもな死因は下記のようになっています。

1位2位3位4位5位
町田市
※2019年
悪性新生物(がん)
28.5%
心疾患
17.1%
老衰
9.7%
脳血管疾患
7.9%
肺炎
6.3%
日本全体
※2019年
悪性新生物(がん)
27.3%
心疾患
15.0%
老衰
8.8%
脳血管疾患
7.7%
肺炎
6.9%

町田市のおもな死因とその順位は日本全体と同じです。三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)で亡くなる割合が53.5%で、日本全体(50.0%)をやや上回っています。また、町田市と日本全体のいずれにおいても、がんによって死亡する割合が全死因の3割程度と最も高く、日頃からがん予防を意識することが重要と言えます。がんを早期発見、早期治療するためにはがん検診を定期的に受診することが効果的です。

3.町田市のがん検診の種類・費用

3-1.自治体主導の「5大がん検診」

日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。

5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。

3-2.町田市のがん検診

町田市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。

町田市のがん検診の種類・費用
種類検査項目対象者受診間隔費用
子宮頸がん問診、視診、内診、子宮頸部細胞診20歳以上の偶数年齢女性2年に1回1,000円
乳がん問診、マンモグラフィ40歳以上の偶数年齢女性2年に1回2,000円
大腸がん問診、免疫便潜血検査2日法40歳以上年に1回800円
※町田市成人健康診査などとの同時実施は500円

町田市では子宮頸がん検診、乳がん検診、大腸がん検診が国の基本的な指針に沿って実施されています。胃がん検診と肺がん検診は実施されていませんが、胃がんリスク検診や肝炎ウイルス検診を実施することでがん予防に取り組んでいます(「4-2.町田市のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み」参照)。また、大腸がん検診を町田市成人健康診査などと同時に受けることで費用が割引になる点が特徴です。

3-3.町田市のがん検診の無料クーポン

町田市ではがん検診無料クーポンは配布されていません。ただし、以下の方は受診時に必要書類を提示することで大腸がん検診、乳がん検診、子宮頸がん検診の費用負担が免除になります。
・住民税非課税世帯の方
・生活保護受給世帯の方
・中国残留邦人等支援給付制度が適用される方

ただし、受診後の必要書類提示は、返金申請不可となります。その他、がん検診の詳細は町田市サイトを確認してください。

4.町田市のがん検診受診率と受診率向上のための取り組み

4-1.町田市のがん検診受診率の現状

下記は、2015年度から2019年度の町田市全体の受診率の推移です。

町田市のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度-21.8%-15.7%11.0%
2016年度-12.9%-13.3%5.2%
2017年度-11.9%-14.9%5.3%
2018年度-12.3%-15.3%5.2%
2019年度-11.6%-14.8%4.9%

下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。

自治体主導の日本全体のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度6.3%23.3%11.2%20.0%13.8%
2016年度8.6%16.4%7.7%18.2%8.8%
2017年度8.4%16.3%7.4%17.4%8.4%
2018年度8.1%16.0%7.1%17.2%8.1%
2019年度7.8%15.7%6.8%17.0%7.7%

町田市のがん検診受診率はいずれも日本全体を下回っています。受診率が低い要因として、無料クーポンが配布されていないことや、胃がん検診と肺がん検診が実施されておらず検診の種類が限られていること(男性は大腸がん検診のみの実施)などが考えられます。また、2016年度以降の推移を見ると、日本全体の受診率は全検診とも年々低下傾向であるのに対して町田市は微増微減を繰り返しており、ほぼ横ばい状態と言えます。

日本全体、また町田市においても2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。町田市では無料クーポンは配布されていませんが、日本全体ではこれらの影響も受診率低下につながっていると考えられています。

4-2.町田市のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み

がん検診の受診率向上やがん予防に向けて、町田市では次のような取り組みを行っています。肝炎ウイルス検診の無料実施や働き盛りの世代を対象にした胃がんリスク検診の実施、受診勧奨に力を入れています。

・肝炎ウイルス検診の無料実施
一部の区民を対象にB型およびC型肝炎ウイルス検査を無料で実施。肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的としている。対象は過去に一度も肝炎ウイルス検診の受診歴がない40歳以上の市民。39歳以下は町田市保健所保健予防課にて、肝炎ウイルス検査を毎月無料で実施している(2021年度は当面の間中止)。

・胃がんリスク検診の実施
2013年度で胃がん検診事業が終了したことに伴い、2014年度から胃がんリスク検診(問診および血液検査)を導入。胃がんの発症リスクであるヘリコバクター・ピロリ菌感染などを早期発見し、除菌治療につなげることで胃がん予防を行うことを目的としている。対象は胃がんリスク検診を過去に受けたことがない30歳以上の市民。受診費は800円。

・民間企業と連携した受診勧奨
情報の発信力など独自のノウハウを持つ民間企業と連携して、健康づくりのイベント実施やがん検診の案内チラシの配布を実施。2021年11月現在で13の企業と健康づくりに向けた包括的連携に関する協定を締結している。

・情報誌「みんなの健康だより」での受診勧奨
「みんなの健康だより」は町田市が編集および発行している情報誌で、市内の高齢者支援センターなどで配布されている。がん検診の重要性や検査内容を定期的に取り上げているほか、健康づくりに役立つ情報がわかりやすくまとめられている。

5.町田市の人間ドックの費用補助・助成

町田市では、人間ドックの補助や助成は行っていません。人間ドックの受診費用は受診者の全額自己負担となります。

6.町田市の人間ドック機能評価認定施設

6-1.機能評価認定施設とは?

「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。

審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。

6-2.町田市の機能評価認定施設

全国390以上の施設が認定されており、このうち町田市内の2021年11月現在の機能評価認定施設は1施設あります。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。

7.町田市の健康増進への取り組み

町田市では「まちだ健康づくり推進プラン」のもと、市民の健康増進を支援するまちづくりに取り組んでいます。市内を楽しみながら散策ができるウォーキングマップや高齢者の社会参加を支援するポイント事業などを展開しています。

・町田市ウォーキングマップの作成
町田市内のおすすめ散策コースを紹介するウォーキングマップを作成。町田市の観光スポットや公園、歴史的および文化的スポットに関連した15コースを紹介している。楽しみながら気軽に歩くことで心と身体の健康づくりにつなげることを目指している。

・健康ポイント事業「いきいきポイント制度」の実施
65歳以上の町田市民が市内の介護保険施設などでボランティア活動を行うと、商品券などに交換可能なポイントが付与される「いきいきポイント制度」を実施。高齢者の方が健康を維持し、元気に暮らし続けていくことを目的に展開している。

・世界糖尿病デーに関連したイベントの開催
11月14日の世界糖尿病デーにちなんで糖尿病の予防、治療、療養に関する啓蒙活動を期間限定で実施。2021年度は糖尿病予防に効果的な運動方法について、理学療法士による講演会を町田市公式YouTubeで無料配信している(11月1日~12月26日)。また、11月10日は糖尿病予防運動のシンボルカラーであるブルーで市庁舎をライトアップするイベントを実施。

※本記事は2021年11月時点の情報を元に作成しています。

参考資料
・町田市データ
町田市公式サイト
町田市 まちだ健康づくり推進プラン(第5次町田市保健医療計画)
町田市 位置と地勢(面積)
町田市 まちだってこんなまち
東京都の統計 令和2年国勢調査 人口及び世帯数(速報)第4表「区市町村別人口、増減数及び増減率の推移(平成12年~令和2年)」
町田市 人口・世帯
町田市「町田市人口ビジョン(~2060年)」(2015年12月)
総務省統計局「国勢調査 」都道府県・市区町村別統計表(平成27年)
東京都保健福祉局 65歳健康寿命
総務省統計局「人口動態調査」第6表-13東京都「死亡数,都道府県・市区町村・死因(選択死因分類)・性別(2019年)」
町田市 がん検診等
町田市 健康づくりに向けた包括的連携に関する協定
町田市 健康情報
町田市 健康づくり・介護予防
町田市 【期間限定配信】糖尿病予防講演会~なるほど納得!身近な運動で糖尿病予防~

・全国データ
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
内閣府「令和3年版高齢社会白書(概要版)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口(大正9年~平成12年)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口,日本人(平成12年~27年)」
総務省統計局「国勢調査」第6表「年齢(3区分)、男女別人口及び年齢別割合-都道府県、市区町村(昭和55年~平成27年)」
厚生労働省「平成27年 市区町村別生命表の概況」統計表1 市区町村別平均寿命
厚生労働省 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(2018年3月)
厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」
厚生労働省「地域保健・健康増進事業報告」平成27年度(2015年度)~令和元年度(2019年度)「健康増進編(市区町村表)」
国立がんセンターがん情報サービス がん検診について
日本人間ドック学会 機能評価認定施設一覧
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東京都町田市 人間ドック