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月経周期が乱れがち

月経周期が乱れるメカニズム

健康な女性の月経周期は25~38日を1周期とされています。月経の周期がこれより短すぎたり、長すぎたりすると、生理不順とも言われます。月経周期は脳内で分泌されるホルモンと、卵巣から分泌される女性ホルモンによってコントロールされています。なんらかの原因により、これらのホルモンの分泌に問題が生じると、月経が乱れる要因となります。また、ダイエットによる栄養不足や強い精神的ストレスによって、月経周期が乱れることもあります。

なお、月経周期の乱れは女性ホルモンの分泌が安定していない思春期の女子や、女性ホルモンの分泌が減少する閉経前後の女性にもみられます。子宮や卵巣の病気で月経以外にも出血する場合もあるので、見分けることが大切です。

月経周期が乱れるときに考えられる病気

以下のような病気の可能性が考えられます。
頻発月経、稀溌(きはつ)月経、無月経、無排卵性月経、多嚢胞卵巣症候群、高プロラクチン血症、甲状腺機能障害など

月経周期が乱れの原因究明のための検査

以下の検査が行われます。

血液検査

採血をして、血液中の女性ホルモンの量を調べます。

経腟エコー検査(経腟超音波検査)

超音波の出る医療機器を膣に挿入して、子宮や卵巣の様子を調べる検査です。

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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