肺がんドック(胸部CT検査)

◇胸部ヘリカルCT検査と喀たん細胞診検査を行います。
◇胸部ヘリカルCT検査は、胸部X線撮影よりも解像力が優れており、詳細な検査が可能です。
◇ヘリカルCT検査では、人の身体の体軸を中心にしてらせん状に動き、連続的なスキャンを行います。これまでは、撮影時に呼吸によりブレてしまいやすい胸部CT検査でしたが、従来では難しかった鮮明な撮影がヘリカルCT検査では可能となり、小さながんを発見するのに効果的です。
◇喀たん細胞診検査では、たんに含まれる成分や細胞を調べ、がん細胞の有無を調べます。3日間、起床時にたんを採取する簡単な検査でございます。肺がんは、たんの中にがん細胞が排出されることも多いため、ヘリカルCT検査と組み合わせることにより、より肺がんの詳細な検査が可能となっております。
◇日本人のがんによる死亡数の内、男性の第一位、女性の第二位が肺がんとなっております。しかし、早期発見・治療を行うことで、生存率は飛躍的に上がります。特に50歳以上の方には、年に一度の定期的な検査をおすすめしております。
◇喫煙者や周囲に喫煙者がいる方の他、大気汚染ディーゼルや職業性の発がん物質(アスベスト、ヒ素、クロム等)により肺がんになる可能性もあります。気になる点のある方は一度検査をご受診いただくことをおすすめ致します。
◇検査は1時間未満で終了致しますのでお忙しい方にもおすすめです。
◇検査結果は後日郵送致します。