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この検査は何のための検査?

経膣エコー検査(経膣超音波検査)

経膣エコー検査(経膣超音波検査)とは?

エコーは超音波の反響を画像化する検査です。経膣エコー検査では膣から超音波の出る器具を挿入し、子宮や卵巣の状態を調べます。

経膣エコー検査(経膣超音波検査)を行う目的

経膣エコー検査は、子宮や卵巣などの異常や病気を確認するのに役立ちます。婦人科で行われるエコーには、お腹の上から超音波器具を当てるものもありますが、経膣エコー検査は身体の内部から観察するので、より詳細に確認することができます。

経膣エコー検査(経膣超音波検査)で見つけられる病気

経膣エコー検査(経膣超音波検査)をすることは、次のような婦人科の病気の診断に役立ちます。
●子宮筋腫
●子宮内膜症
●卵巣のう腫
●卵巣がん

経膣エコー検査(経膣超音波検査)結果の見方

経膣エコーの検査結果は医師より説明がされます。経膣エコー検査で黒い大きめの物体がみられる場合は腫瘍の可能性、また灰色の物体がみられる場合は卵巣内の出血の可能性があります。

経膣エコー検査(経膣超音波検査)の長所/短所

経膣エコー検査は、専用の器具を膣に挿入するだけなので、身体的負担が少ない検査です。 ただし、経膣エコーは内診台に乗る必要があります。内診台での体勢は、両足を開いた状態で行うので、多くの女性は恥ずかしさを感じるかもしれません。医療機関の内診台には、カーテンやバスタオルなどを腰の部分に使用して、プライバシーの配慮がされています。

経膣エコー検査(経膣超音波検査)の流れ

1. スカートやズボン、下着を脱いだ状態で、検査着を着用する。
2. 内診台に上がる。
3. 超音波の出る器具を膣から挿入する。
4. 子宮や卵巣の様子が、モニターに映し出される。
5. 一通り確認したら、検査は終了。

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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