[広告]千葉県周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 印西総合病院 (千葉県 印西市)
8,349円~105,900円(税込)
千葉県 印西市
千葉ニュータウン中央駅 / 印西牧の原駅
千葉県印西市牧の台1-1-1
一般健診・人間ドックともに多彩なオプションを用意し、各専門分野の医師が検査結果のダブルチェックを行うシステムを築いています。 当センターでは平成 28 年 10 月より、従来の一般健診に加え、新たに人間ドックと遺伝子的リスク検査を開始しました。 健診、人間ドック基本セットに加え、脳ドック、心臓ドック、がん検診など多彩なオプションをご用意しており詳細な検査を受けることが出来ます。
広告 あいざわクリニック (千葉県 香取市)
20,000円~240,800円(税込)
千葉県 香取市
佐原駅
千葉県香取市佐原イ2403-1
日本全国だけでなく、英国をはじめとする世界中から受診に来る方が多い人間ドックです。128ch RF受信システムの高速MRIによる(DWIBS+T2)Fusion処理にがんマイクロアレイ検査等の新たな検査を加えて、複合的全身がん検査と脳ドックを行っています。一流国立大学医学部卒で20年以上臨床経験を積んだ2人以上の専門医の診断です。土日祝日も平日と同じ金額で検査を承っています。
千葉県市川市八幡3-3-3ターミナルシティ本八幡 アイビス地下1階
11月 | 12月 | 1月 |
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市川市は千葉県北西部に位置する市です。江戸川を境にして東京都の江戸川区、葛飾区と相対しています。1934年の市政施行により旧市川町、八幡町、中山町および国分村が合併して誕生しました。千葉市、船橋市、松戸市に次いで県内で4番目に多い人口を有しています(2021年10月1日推計人口)。
2021年9月30日現在、市川市の人口は約49.1万人(住民基本台帳による)です。国勢調査によれば市川市の人口は増加し続けています。千葉県も増加傾向にありますが、増加率の鈍化から過渡期にあると考えられます。なお、日本全体のピークは2008年です(国勢調査をもとにした推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所によれば、市川市の人口は2045年には約46.6万人に減少すると推計されています。
2021年9月30日現在、市川市の65歳以上の高齢者人口は約10.6万人で、高齢化率は21.5%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、市川市の高齢化率は全国よりも低いと言えます。しかしながら、多くの地方自治体と同様に高齢者の割合は増加しています。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。
下記は、市川市の65歳時における平均余命と健康寿命(平均自立期間)を示した表です。市川市の健康寿命は、介護保険要介護認定に基づいて要介護2~5以外の状態として、千葉県が独自に算出しています。平均余命と健康寿命との差(不健康である期間)が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
男性 | 女性 | |||||
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2012年 | 2017年 | 増減 | 2012年 | 2017年 | 増減 | |
65歳時の平均余命(年) | 18.56(18.76) | 19.30(19.47) | +0.74(+0.71) | 23.65(23.38) | 24.48(24.08) | +0.83(+0.70) |
65歳時の健康寿命(年) | 16.83(17.24) | 17.54(17.89) | +0.71(+0.65) | 19.75(20.10) | 20.75(20.74) | +1.00(+0.64) |
不健康である期間(年) | 1.73(1.52) | 1.76(1.58) | +0.03(+0.06) | 3.90(3.28) | 3.73(3.34) | -0.17(+0.06) |
2017年現在の市川市の65歳時における健康寿命(平均自立期間)は男性17.54年、女性20.75年です。2012年と2017年を比較すると、健康寿命は延伸しているものの、男性の不健康である期間がわずかに増加しています。また、2017年の不健康である期間は男女ともに千葉県の平均を上回っており、この期間の短縮が課題と言えます。市川市では健康増進計画「健康いちかわ21(第2次)」を策定し、健康寿命の延伸と健康格差の縮小に取り組んでいます。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、市川市と日本全体の死因およびその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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市川市※2019年 | 悪性新生物(がん)28.4% | 心疾患20.2% | 老衰8.5% | 脳血管疾患6.5% | 肺炎6.1% |
日本全体※2019年 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
市川市の死因順位は日本全体と同じです。がんと心疾患の割合が日本全体を上回っており、とくに心疾患は日本全体よりも5.2ポイント高いです。「健康いちかわ21(第2次)」によれば、市川市は脂質異常症の未治療者の割合が高いとされており、このことも心疾患の死亡割合が高い要因のひとつであると考えられます。脂質異常症は放置すると動脈硬化を引き起こし心疾患や脳卒中の発症リスクになるため、早期治療が重要な疾患です。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
市川市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、市川市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
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胃がん | 胃部X線検査(バリウム)または胃内視鏡検査(胃カメラ) | ・バリウム:40~49歳、50歳以上偶数年齢・胃カメラ:50歳以上奇数年齢※胃カメラを受診した翌年は胃がん検診の対象外 | ・バリウム:年1回(集団)・胃カメラ:2年に1回(個別) | ・バリウム:600円・胃カメラ:1,500円 |
子宮がん | 子宮頸部細胞診、子宮体部細胞診※子宮体部細胞診は、50歳以上の希望者または医師が必要と認めた方のみ | 20歳代偶数年齢女性、30歳以上女性 | 2年に1回 | 600円 |
肺がん | 胸部X線検査、喀痰検査※喀痰検査は医師が必要と認めた方のみ | 40歳以上 | 年1回 | 600円 |
乳がん | 乳腺エコー検査またはマンモグラフィ | ・乳腺エコー:30歳代偶数年齢女性・マンモグラフィ(2方向):40歳代偶数年齢女性・マンモグラフィ(1方向):50歳以上偶数年齢女性 | 2年に1回 | 600円 |
大腸がん | 便潜血検査(2日法) | 40歳以上 | 年1回 | 600円 |
前立腺がん | 血液検査(PSA値) | 50歳以上男性 | 年1回 | 600円 |
口腔がん | 一次検診:問診、視診、触診二次検診:細胞診※二次検診は医師の判断により同日実施することがある | 30歳以上 | 年1回※要申込 | 600円 |
市川市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。乳がん検診は30歳代偶数年齢の女性に乳腺エコー検査を実施しており国の指針よりも手厚い点や、指針にはない前立腺がん検診や口腔がん検診を実施している点が特徴です。また、検診費用が原則600円(胃カメラ1,500円)と比較的安価であり、費用面の補助にも力を入れていると言えます。
市川市のがん検診の無料クーポンは2021年11月現在、配布されていません。
ただし、次の方は無料でがん検診を受診することができます。 ・70歳以上の方 ・後期高齢者医療保険証を持っている方 ・市民税非課税世帯
詳細は市川市保健センターへ問い合わせてください。また、受診後の返金は行っていません。
下記は、市川市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 3.0% | 45.2% | 41.9% | - | 37.5% |
2016年度 | 1.9% | 21.0% | 16.3% | 23.9% | 14.5% |
2017年度 | 1.7% | 21.7% | 15.3% | 23.2% | 13.7% |
2018年度 | 2.5% | 22.5% | 14.6% | 22.7% | 13.1% |
2019年度 | 3.4% | 21.8% | 12.8% | 20.7% | 11.4% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
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2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
市川市のがん検診受診率は、胃がんを除くすべての検診で日本全体を上回っています。受診者の費用負担を少なくするなど、がん検診への市の取り組みが功を奏していると言えます。胃がん検診の受診率が低い要因としては、胃がんリスク検査を受診している市民が胃がん検診を受けない場合があるためと考えられます。近年の胃がん検診の受診率は徐々に伸びている一方で、そのほかの検診では年々低下しています。
2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
市川市ではがん検診の受診率向上やがん予防に向けてさまざまな取り組みを行っています。胃がんリスク検診や口腔がん検診を独自に実施しているほか、肝炎ウイルス検診の費用を全額負担しており、がんを早期発見するための検査(検診)を積極的に導入している点が特徴です。
・胃がんリスク検査の実施 胃がん検診に加えて、胃の萎縮やピロリ菌感染状況から将来の胃がんリスクを判定する胃がんリスク検査を独自に実施。対象は市の胃がんリスク検査を一度も受けたことがない40~75歳の5歳刻み年齢の方。費用は600円。
・肝炎ウイルス検診の無料実施 一部の区民を対象にB型およびC型肝炎ウイルス検査を無料で実施。肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的としている。対象は40歳以上で市の肝炎ウイルス検診を一度も受けたことがない方、または医師が必要と認めた方。
市川市では、市川市在住の国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者を対象に、人間ドックの費用の一部が助成されます。
【対象者】 市川市在住の国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者(75歳以上)
【助成額】 当該年度末で40歳未満の方:上限23,000円 当該年度末で41歳以上の方:上限10,000円
助成対象となるには、いくつかの条件があります。 ・同一年度に、市川市の特定健康診査または後期高齢者健康診査を受診しないこと ・人間ドックを受診時点で市川市国民健康保険(または市川市に住民登録している千葉県後期高齢者医療保険)の加入期間が継続して6ヶ月以上あること ・国民健康保険税の滞納がない世帯に属すること、または、後期高齢者医療保険料の滞納がないこと ・受診する人間ドックが必須の検査項目すべてを実施するものであること
また、助成を受けるためには人間ドック受診後に検査結果や領収書の写しなどの必要書類を市川市国民健康保険課へ提出する必要があります。詳細は市川市サイトでご確認ください。
市川市では子どもから高齢者まで「誰もが健康なまち」をつくることを基本理念として、健康増進計画「健康いちかわ21(第2次)」を策定しています。市民の健康づくりや生活習慣の改善に関する独自の取り組みを紹介します。
・いちかわ健康マイレージ 運動や食事など健康づくりの目標達成に応じてポイントを付与。がん検診の受診や禁煙、健康イベントなどに参加するとボーナスポイントが貯まる。協賛店でサービスを受けられる「ち~バリュ~カード」が交付されるほか、集めたポイントに応じて景品と交換することが出来る。
・健康教育「ヘルシースクール」の推進 子どもたちが健康的なライフスタイルを自ら確立できるようになることを目的として、2005年から市川市内すべての公立幼稚園、小・中・特別支援学校で健康教育「ヘルシースクール」を推進。小児生活習慣病予防検診や口腔検診、新体力テストデータ処理などの結果をもとに子どもたちの健康状態、食生活および生活環境について把握し、よりよいヘルシースクールプランの立案に役立てている。
・健康教育「ヘルシースクール」の推進 子どもたちが健康的なライフスタイルを自ら確立できるようになることを目的として、2005年から市川市内すべての公立幼稚園、小・中・特別支援学校で健康教育「ヘルシースクール」を推進。小児生活習慣病予防検診や口腔検診、新体力テストデータ処理などの結果をもとに子どもたちの健康状態、食生活および生活環境について把握し、よりよいヘルシースクールプランの立案に役立てている。
※本記事は2022年1月時点の情報を元に作成しています。