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この検査は何のための検査?

尿素窒素(BUN)

尿素窒素(BUN)とは?

尿素窒素とは、 血液中の尿素に含まれている窒素のことです。尿素は、タンパク質が身体の中でエネルギーとして使われたあとにできる老廃物です。尿素窒素の値は、血液検査によって調べることができます。なお、医療施設によっては尿酸のことを「BUN」もしくは「UN」と略すことがあります。

尿素窒素(BUN)を調べる目的

尿素窒素の血液検査は、腎臓の機能を確認するために行われます。血液中の尿素窒素は、腎臓でろ過されて尿として排出されます。一方で、腎臓の機能に問題がある場合は、ろ過しきれない分が血液中に残るため、血液中の尿素窒素の量が増えます。

尿素窒素(BUN)の血液検査で見つけられる病気

血液検査で尿素窒素を調べることは、次のような病気の診断に役立ちます。

・腎機能障害
・肝機能障害
・腎血流量の減少
・消化管出血
・脱水症状
・尿路結石
・慢性の低栄養状態
など

その他、高たんぱく食を多く摂る方は、尿素窒素が高値になることがあります。

尿酸窒素(BUN)の血液検査の見方

尿素窒素の基準値は下記の通りです。
尿素窒素の基準値は

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この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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