《 マルチスライスCTで実施》肺ドック(スタンダードコース+胸部CT)

【当院のスタンダードコース　+胸部CT　～特徴～】
基本検査、血液検査、胸部レントゲンなど、一般的な人間ドックの検査項目に胸部CTを追加したプランです。
初めて人間ドックを受診する方、肺癌や肺炎、肺気腫などの病気が気になる方にお勧めのコースです。

●検査内容
CT画像撮影装置を使って、肺やその周辺の断面図(CT画像)を撮影し、医師が観察します(読影)。

●CTで分かること
コロナ後遺症等 / 肺出血 / 肺がん / 肺炎 / 結核 / 胸水 / 気胸 など

《呼吸器疾患について》
日本における成人の死因の第1位はがんであり、その中で肺がんはがん死亡原因のトップです。現在、日本で年間に約12万5千人が肺がんを発症し、7万人以上が肺がんで死亡しています。
さらに近年、”肺の生活習慣病”として注目されている病気として、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」というものもあります。
これまで、「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれていた病気の総称で、タバコの煙や汚染された空気などに含まれる有害物質を吸い込むことで、肺や気管支が障害を受ける病気をいいます。
症状は咳や痰で、時間はかかかるものの進行すると、日常生活にも支障を来すようになり、最悪の場合は死に至るケースもあります。
喫煙が最大の危険因子となりますが、喫煙者の発症リスクは、喫煙を始めた年齢、喫煙本数、喫煙年数など喫煙量に関係し、喫煙量が多い人ほどリスクが高くなります。
また、喫煙者本人だけでなく、他人の煙を吸ってしまう受動喫煙もCOPDの危険因子となります。

【おすすめしたい方】
以下のような方に肺ドックをおすすめします。

・本人または両親あるいは兄弟ご親戚に肺がん等の病歴がある方
・ご高齢の方
・慢性の持病(心臓病、糖尿病、肺疾患など)をお持ちの方
・喫煙者と過ごす時間が長い方
・熱すぎるものやカフェインをよく摂取する方　　など

【肺や呼吸器疾患への関心・注目が高まっています】
今、肺などの呼吸器疾患への関心や注目が高まっています。
理由は言わずもがな、新型コロナウイルスの影響です。
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」のような慢性的な疾患があることで、コロナウイルスはより猛威を振るいます。
皆様の大切なお身体の異常が、いつの間にか進行してしまわないよう、定期的な検査で早期発見を心がけましょう。

●スタンダードコースで分かること
・胸部X線検査では肺炎、肺結核、肺がん、肺気腫、胸水、気胸など、呼吸器の疾患の有無、その程度を検査します。
・心電図検査では不整脈の有無、心筋の血液循環が不良(狭心症)の有無、心筋が壊死(心筋梗塞)していないかを検査します。
・肺機能検査では慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患の有無を検査します。
・腹部超音波検査では肝臓、すい臓、腎臓に腫瘍の有無、胆のうは胆石の有無を検査します。
・動脈硬化検査では血管の硬さや動脈閉塞の程度、動脈が石灰化していないかを検査します。
・尿検査では腎臓病や膀胱・尿管・尿道の病気、そのほか血液の病気や心臓病、肝臓病、すい臓病、ホルモンバランスの崩れによる病気や体内の腫瘍の有無を検査します。
・血液検査では貧血、肝臓や腎臓の病気、高脂血症、糖尿病などを検査します。また腫瘍マーカーにより肺がんの可能性を検査します。
・便潜血検査では消化管の潰瘍やポリープ、がんの有無を検査します。


●検査開始時間
・午前9:00

●結果説明
・3～4週間前後で郵送にてお送り致します。

<<予約に関する諸注意>>
※インターネットでのご予約は、仮予約になります。予約はまだ確定しておりません。メールまたは電話による確認、お時間のお打合せが行われてはじめて予約が成立します。随時ご予約を頂いておりますので、ご希望に沿えない場合もございますので御了承下さい。
※1～3日中に当院より予約内容確認のご連絡が入ります。内容確認の連絡がない場合は、お手数をおかけしますが、当院まで確認の連絡をお願いします。