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がんは日本人の死因ではもっとも多い病気です。乳がん検査、大腸がん検査など個別の検査で調べることもできますが、一度の撮影で全身のがんを調べることが可能な検査があります。50歳以上の方の検査が推奨されていますが、早期発見・早期治療を考えるのであれば、30代、40代の受診を検討するのもひとつの手段です。全身のがんを一度でスクリーニングする検査法としては「PET検査」と「DWIBS(ドゥイブス)検査」があります。
がんは日本人の死因ではもっとも多い病気です。乳がん検査、大腸がん検査など個別の検査で調べることもできますが、一度の撮影で全身のがんを調べることも可能です。50歳以上の方の検査が推奨されていますが、早期発見・早期治療を考えるのであれば、30代、40代の受診を検討するのもひとつの手段です。
PET査とドゥイブス(DWIBS)検査は一度にほぼ全身の撮影が可能ですが、いずれの検査でも苦手な部位があるため早期発見に有効ながんとそうではないがんがあります。またサイズの小さながんは指摘するのが難しいため、肺がんをカバーする胸部CTや、胃がんをカバーする内視鏡検査などと組み合わせて検査を受けるとより効果的と言えます。
・放射性薬剤を注射し、その薬剤の中に含まれる放射線の一種を検出して解析することでがんが疑われる部位を調べる検査法
・わずかだが被爆する
・MRIを使った検査法
・比較的新しい検査法のため受けられる医療施設が限られている
・ペースメーカーなど体内金属があると検査不可
がんと言われるのは悪性腫瘍のことで、腫瘍には良性腫瘍もあります。
がん(悪性腫瘍)の特徴は
1.自律性増殖:がん細胞は人間の正常な新陳代謝の都合を考えず、自律的、勝手に増殖を続け止まりません。
2.浸潤と転移:周囲にしみ出るように広がる(浸潤)とともに、体のあちこちに飛び火(転移)し、次から次へと新しいがん組織をつくってしまいます。
3.悪液質(あくえきしつ):がん組織は、他の正常な組織を摂取しようとするので栄養をどんどん奪ってしまい衰弱させます。
がんの名称は、一般的には発症した臓器、組織などにより分類されます。
人間の身体は、たくさんの細胞からできています。だから、がんは身体のいたるところで発症する可能性があります。がんになりにくいようにする事はある程度できますが、がんにならないようにする事はできません。よって、がんになっても、できるだけ早い段階で発見する事が重要なのです。
「PET検査」も「ドゥイブス(DWIBS)検査」も大きなドーナツ型のスキャナーに入り、ほぼ全身を一度に撮影する検査という意味では似ています。しかし、その仕組みは大きく異なります。
PET検査は悪性腫瘍のブドウ糖代謝が高いことを利用した検査です。ブドウ糖と似た性質を持つ「18F-FDG」という放射性薬剤を体内に投与し、FDGが多く取り込まれた部位(糖代謝が多い部位)ほど画像上で強く光るように表示されます。PET画像は三次元的なCT画像を重ね合わせることで、がんをより見つけやすくしています。
ドゥイブス(DWIBS)検査はMRIを用いてがんやがんの転移を調べる検査方法です。正常な細胞では水分子の動きはスムーズであるのに対して、がんなどの悪性腫瘍では水分子の動きが悪くなることを利用して水の動きが制御されている部位が目立つようにMRIで画像化しています。
※表はスクロールすることができます
PET検査 | ドゥイブス(DWIBS)検査 | |
---|---|---|
食事制限 | 検査前絶食 | なし※ |
薬剤、注射 | 放射性薬剤を静脈注射 | なし |
医療被ばく | 放射性薬剤とCTによる被曝 | なし |
検査時間 | 注射を含めて3時間程度 | 30分〜1時間程度 |
検査後処置 | 30分~1時間程度待機 | なし |
糖尿病、腎機能が悪い方 | 検査できない場合がある | 検査可能 |
検査することができない方 | ・妊娠中、妊娠の可能性がある方 ・生理中(月経期間中)の方 ・糖尿病など血糖のコントロールが不良の方(低血糖で重症化する恐れのある方) ・安静が困難な方 | ・妊娠中 ・ペースメーカー、人工関節、人工内耳、脳動脈クリップなどの体内金属がある ・磁石式の入れ歯をしている(使用不可能になる場合がある) ・入れ墨やアートメイクをしている(変色や発熱する場合がある) ・閉所恐怖症 ・検査中安静にすることが困難 など |
※経口造影剤を使用する医療施設の場合は当日食事制限あり
PET検査、ドゥイブス(DWIBS)検査どちらの検査にも得意領域と不得意領域があります。また、どちらも小さい病変の検出は難しいです。それぞれの特性を理解したうえで心配であれば他の検査と併用するなどを検討してください。
例えば、ドゥイブス(DWIBS)は動きに弱い検査ですので、胃・肺といった部位にはあまり適していません。全身検査をより効果的に行うには、胃内視鏡検査や胸部CTと組み合わせて受けることをおすすめします。PET検査では「早期胃がん」や「前立腺がん」「腎臓がん」「膀胱がん」などが苦手なので、胃内視鏡検査(胃カメラ)、CT検査、MRI検査、超音波検査(エコー検査)などを併用することをおすすめします。
※表はスクロールすることができます
PET検査 | ドゥイブス(DWIBS)検査 | |
---|---|---|
検査に適している | 頭頸部(咽頭、副鼻腔、喉頭など)がん、甲状腺がん、食道がん、肺がん、乳がん、膵臓がん、大腸がん、卵巣がん、子宮がん、悪性リンパ腫など*3 | 咽頭がん、甲状腺がん、食道がん、乳がん、肝臓がん、胆嚢がん、胆管(胆汁が流れる管)がん、大腸がん、子宮がん、卵巣がん、腎臓がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫(骨髄がん)など*1,*2 |
検査に向いていないがん | 肝臓がん、前立腺がん、膀胱がん、スキルス性胃がん、腎がん、一部の肺がんなど*3 | 肺がん、胃がんなど*1,*2 |
*1.東海大学工学部「MRIを活用した新たながん診断法を開発」医用生体工学科・高原太郎教授
*2.名古屋市医師会健診センター DWIBSドック(全身がん検査)
*3.日本核医学会 PET核医学分科会編「 FDG-PETがん検診ガイドライン 第3版」(2019年)
人間ドックでPET検査を受ける場合は、原則保険適用にならず全額自己負担です。医療施設やプランによって異なりますが、費用は10万円前後となるのが一般的です。
人間ドックでドゥイブス(DWIBS)検査を受ける場合は、原則保険適用にならず全額自己負担です。医療施設やプランによって異なりますが、費用は5万〜8万円前後が一般的です。
PET検査だけですべてのがんの可能性を発見することはできませんが、全身のがんを調べたい場合には、PET検査が得意とする部位と苦手とする部位を知っておき、苦手とする部位に対してはほかの検査と組み合わせるとよいでしょう。
ドゥイブス(DWIBS)検査はMRIという検査の特性上、受けられない場合がありますので事前に確認しましょう。
<ドゥイブス(DWIBS)検査を受けられない可能性がある方>
・妊娠中
・ペースメーカー、人工関節、人工内耳、脳動脈クリップなどの体内金属がある
・磁石式の入れ歯をしている(使用不可能になる場合がある)
・入れ墨やアートメイクをしている(変色や発熱する場合がある)
・閉所恐怖症
・検査中安静にすることが困難
など
現在行われているがん検査は、PET検査、ドゥイブス(DWIBS)検査以外にも複数あります。
いずれの検査方法にも得意・不得意があり、それらを組み合わせたり、部位や場合によって使い分けることで、より多面的で精度の高い検査が可能になります。
検査機器の進歩により名称が異なる場合もありますが、代表的な検査方法をご紹介します。
CT検査はComputed Tomographyの略で、コンピューター断層診断の事を言います。
X線を照射して臓器の形態的な異常を見つける検査法です。 X線を360度全方向から照射することで、人体を輪切りにした画像を撮影でき、体内の断面が白黒写真のような画像となっていくつも写し出されます。
これにより立体的に体内の形を把握して、異常を発見することができます。薄く広がっているタイプのがんや、悪性度の低い高分化がんの発見にも適しています。
所要時間は検査範囲によって異なります。 検査内容によっては、検査前に造影剤を飲む場合があります。 わずかですが被ばくがありますので、妊婦の方、または妊娠の可能性がある人は受けられません。
エコー(Ultrasonography)検査は、超音波検査の事を言います。
弱い超音波(人間には聞き取れない高い周波数の音)を体に当てて、臓器や組織にぶつかってできる反射波を画像化することによって診断する検査方法です。
人体に無害で、放射線の被爆や、検査による痛みなどもほとんどないと言われています。
がん検診では乳房、甲状腺、腹部、骨盤部などで広く使われています。
ただし、超音波は骨や空気を通りにくいので、脳や肺、胃、腸などの検査には、あまり適していません。
内臓や体腔内部に小型カメラ状の機器を直接入れて観察する検査法のことです。
胃、大腸、気管支など、調べる部位によって様々なタイプの機器がありますが、それらを総称して内視鏡と呼びます。
がんには多くの種類がありますが、中には腫瘍マーカーと呼ばれる物質を作り出すものがあります。体液(主に血液)の中に含まれる腫瘍マーカーを測定する事で、がんの有無や進行度などをある程度把握することができます。
腫瘍マーカーを作り出すのは、ある程度病状が進行しているがんで、早期のがんの発見に役立つ腫瘍マーカーは今のところ見つかっていません。日々新しい腫瘍マーカーが開発されており、すでに確率された腫瘍マーカーでも最新の研究で別のがんに対してもマーカーになりうる事が明らかになる場合があります。
腫瘍マーカーはあくまでも特定のがんを発症している可能性としてとらえられるもので、特定の腫瘍マーカーが一定以上の数値を示している場合は、詳しい検査を行う必要があります。