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人間ドック・健診Q&A

人間ドックだけじゃなく、がん検診も必要?

Answer

年齢や性別、遺伝リスクを考慮した上で、人間ドックのオプションの活用や、特定部位の検診を検討するとよいでしょう。

人間ドックを受けるべき理由とは?

多項目にわたって詳しい検査を行う人間ドックを受けることによって健康リスクを把握し、生活習慣を改善することで、病気になりにくい状態を保つことができます。また、人間ドックで疾患を早期発見することで、早期治療を行うことができ、治療の選択の幅を広げたり、完治できたりと、病気発見後の生活の質を高めることができます。人間ドックの受診は、病気を早期に発見して早期治療へとつなげていくことが目的です。

がん検診が必要な理由とは?

病気は、ある程度進行しないと自覚症状が現れないものも多く、とくにがんの場合は自覚症状が現れた段階では治療が極めて困難である場合もあります。一般の人間ドックでは、がんを調べられる範囲が限られているため、がんが心配な人は、がん検診やいくつかの部位のがん検診がパッケージになった専門ドックの受診を検討するといいでしょう。

各種がんの罹患リスクが高まる40代、親族にがんに罹患した人がいる場合など、年齢や自身のリスクを考慮して検査を選ぶのもよいでしょう。がんに罹患している場合に増減する血中の成分を調べる腫瘍マーカーや、全身のがんを一度に調べるPET-CT、乳がんを調べるマンモグラフィや超音波検査、子宮頸がんを調べる子宮頸部細胞診など、さまざまな検査があります。基本のコースに自分の受けたい検査が含まれていない場合には、オプションでプラスすることが可能です。胃や肺など気になる部位があったり、調べたい部分があったりする場合は、オプションを活用しましょう。

医療施設によっては、特定部位のがん検診のほか、脳ドックやレディースドックなど、特定の部位への複数アプローチやいくつかの部位をパッケージ化した専門ドックも用意されています。

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この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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