人間ドックのオプション検査、おすすめの選び方-年代・部位・症状別で解説

こちらの記事の監修医師
上昌広

医師。1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。

山本 佳奈
     

内科医。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員

オプション検査 種類 人間ドック

人間ドックでは、基本検査項目に加えて、自由に追加できる「オプション検査」があります。オプション検査は、気になる部位や発症リスクが高いとされる疾患に関する部位を詳しく調べるための検査です。すべてのオプション検査を受診することは現実的ではありませんが、必要な検査を受けもらさないため、そしてオプション検査をどのように選んだらいいかわからない方のために、年齢や性別ごとによるオプション検査の選び方を紹介します。

★こんな人に読んでほしい!
・人間ドックを受診予定だが、オプション検査をつけたことがない方
・基本の人間ドックのオプション検査と、専門ドックとの違いがわからない方
・人間ドックのオプション検査のおすすめの選び方が知りたい方
・オプション検査の種類を知りたい方

★この記事のポイント
・オプション検査とは、基本的な人間ドックに加えて特定の部位をより詳しく調べる検査
・オプション検査は、基礎検査項目だけでは発見できない疾患を見つけるためにある
・オプション検査は、年齢や性別、生活習慣、家族歴、自覚症状などで受けるべきものが変わる
・喫煙や飲酒習慣があり、食生活が乱れがちな男性は、30代からオプション検査を受けたほうがよい
・女性は、若くても乳がんや子宮頸がんのオプション検査を受けたほうがよい
・おもなオプション検査の種類を知っておこう

人間ドックのオプション検査とは?

そもそもオプション検査とは

人間ドックは、さまざまな検査で全身を調べ、病気の前兆となる異常を早期発見し、予防につなげる検査です。会社の健康診断(健診)や国民健康保険加入者が受診できる自治体の健康診断だけでは見つけることの難しい、自覚症状に乏しい病気を発見することができます。人間ドックの検査項目には、日本人間ドック学会や日本病院会などの団体によって推奨された基本検査項目(身体計測、生理検査、X線・超音波、生化学検査、血液学検査、血清学検査、尿検査、便検査、問診・診察、判定・指導)があります。

しかし、生活習慣や年齢、性別などによって発症しやすい疾患は違ってきます。基本検査項目だけでは網羅できない疾患の有無やリスクを補完するために、疾患ごとに精度の高い検査を受けられるのが「オプション検査」です。

オプション検査は、性別や年齢、生活環境、家族歴などによって推奨される検査が異なります。人間ドック学会が推奨する一日ドック基本検査項目表(健保連人間ドック健診項目表)には、オプション項目として下記6項目が挙げられています。

・上部消化管内視鏡
・乳房診察+マンモグラフィ
・乳房診察+乳腺超音波
・婦人科診察+子宮頚部細胞診
・PSA検査
・HCV抗体検査

PSA検査は、前立腺がん、前立腺肥大症、前立腺炎を調べる腫瘍マーカーの検査です。HCV抗体検査は、C型肝炎ウイルスの感染を調べる検査です。

個々人の背景(性別・年齢、生活環境、家族歴、既往歴など)や健康状態に応じてオプション検査を組み合わせることが、疾患の早期発見と不安の解消につながります。

オプション検査は専門ドックと別物?

オプション検査は、頭部MRI/MRA検査、PSA検査、内臓脂肪CT検査などの個別検査のこともあれば、複数の検査を組み合わせた専門ドック(脳ドック、心臓ドック、レディースドック、大腸ドック、肺ドックなど)として提供されることもあり、医療施設によってさまざまです。また、各医療施設の専門分野や設備環境によって提供されているオプション検査は異なるため、専門ドックとは違う形で、独自の組み合わせによるコースを設定しているケースもあります。

オプション検査はこんな方におすすめ

人間ドックでより精度の高い結果を得るには、自分に合ったオプション検査を選ぶことが重要です。オプション検査は、ご自身の年齢、性別、生活習慣、家族歴、既往歴、健康状態が気になる部位などをもとに選ぶことになります。

男性におすすめの選び方

男性の場合、40歳を過ぎたら定期的にオプション検査を含めた人間ドックを受けることをおすすめしますが、早期のうちに発症リスクを避けるのであれば、30代から気になる部位のオプション検査を受けてもいいでしょう。年代別の部位の選び方については以下を参考にしてください。

【30代の男性におすすめのオプション検査】
30代の男性におすすめしたいオプション検査の部位は、肺、胃などです。

・胃の検査:胃ドック、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ、胃内視鏡検査)、ABC検査(ピロリ菌抗体検査+ペプシノゲン検査)など・肺の検査:肺ドック、喀痰検査(口から痰を採取し、肺や気管支などの細胞の悪性度を調べる検査)など
・脳の検査:脳ドック、頭部MRI/MRA検査など
・心臓の検査:心臓ドック、心臓MRI検査、冠動脈超音波検査(冠動脈エコー検査)など

厚生労働省の人口動態統計(2018年)によると、がんによる男性の死亡順位は、1位が肺がん、2位が胃がんです。30代は病気になる可能性が比較的低いとされる年代ですが、喫煙など肺がんのリスクが高い男性は、肺のオプション検査をしておくことをおすすめします。胃がんのオプション検査を受けたことがない方は、まずはABC検査(ピロリ菌抗体検査+ペプシノゲン検査)を検討するとよいでしょう。ABC検査は、胃がんの原因となるピロリ菌の有無を調べる検査です。

【40代の男性におすすめのオプション検査】
40代の男性におすすめしたいオプション検査の部位は、肺、胃、大腸、膵臓、頭部、心臓などです。

・胃の検査:胃ドック、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ、胃内視鏡検査)など
・肺の検査:肺ドック、喀痰検査など
・胸部CT検査
・上腹部CT検査
・大腸内視鏡検査
・PSA検査(前立腺がんの検査)
・がんスクリーニング検査(PET-CT検査など)

人口動態統計によれば、がんによる男性の死亡順位は、30代男性の項目で取り上げた肺がん、胃がん以降、3位大腸がん、4位膵臓がん、5位肝臓がんと続きます。40代は、若いころから続く生活習慣が影響を及ぼし始める世代です。死亡順位5位までの部位から予算に応じて組み合わせることをおすすめします。なかでも大腸がん、膵臓がんは40代から徐々に発症リスクが高まります。大腸であれば大腸内視鏡検査、膵臓であれば腹部の検査(腹部超音波検査、腹部MRI検査、腹部CT検査など)をオプション検査として追加しましょう。また、肥満体型の方、食生活の乱れの自覚がある方、運動習慣のない方は、動脈硬化が懸念されます。血管の病気は自覚症状がなくても進行していくので、脳(頭部)や心臓の状態を観察できる検査(頭部MRI/MRA検査、心臓MRI検査など)を検討するとよいでしょう。

【50代以上の男性におすすめのオプション検査】
50代以上の男性におすすめしたいオプション検査の部位は、肺、胃、大腸、膵臓、頭部、心臓、肝臓、前立腺などです。

・上部消化管内視鏡検査(胃カメラ、胃内視鏡検査)
・喀痰検査
・胸部CT検査
・上腹部CT検査
・PSA検査
・各種がんスクリーニング検査(PET-CT検査など)
・脳ドック
・心臓ドック
・大腸内視鏡検査

50代以上はがん全般のほか、脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など脳血管疾患の総称)や心臓病といった疾患の発症リスクが高まるため、定期的に検査を受けることが早期発見、予防につながります。脳ドックや心臓ドックも定期的に受診することをおすすめします。また、前立腺がんの発症リスクが高くなる年代なので、PSA検査も受けるようにしましょう。

女性におすすめの選び方

日本では、40歳から乳がんリスクが高まるとされていますが、20~30代も乳がんを発症することがあり、子宮頸がんは20代や30代で増加傾向にあります。そのため、どちらも若い世代からオプション検査を受けることが推奨されます。年代別の選び方については以下を参考にしてください。

【20~30代の女性におすすめのオプション検査】
20~30代の女性におすすめしたいオプション検査の部位は、子宮(子宮頸部)、乳房などです。

・子宮頸部細胞診
・経腟超音波検査(経腟エコー検査)
・マンモグラフィ
・乳房超音波検査(乳房エコー検査)

若い年代でも発症リスクがあるのが子宮頸がん、乳がんです。子宮頸がんの検査は20代、乳がんの検査は30代以降から定期的に受けるようにしましょう。乳がんに関してはセルフチェックを習慣化することで「しこり」に気づきやすくなります。気になるしこりに気づいたときは、乳がんのオプション検査(マンモグラフィや乳房超音波検査)を受けるか専門の医療機関を受診しましょう。なお、20~30代は乳腺が発達しているため、マンモグラフィではがんと乳腺の見分けがつかないことがあります。選択できるのであれば、この年代は乳房超音波検査(乳房エコー検査)がよりおすすめです。

【40代の女性におすすめのオプション検査】
40代の女性におすすめしたいオプション検査の部位は、子宮(子宮頸部)、乳房、胃、大腸などです。

・子宮頸部細胞診
・経腟超音波検査(経腟エコー検査)
・マンモグラフィ
・乳房超音波検査
・骨密度測定
・大腸内視鏡検査
・上部消化管内視鏡検査(胃カメラ、胃内視鏡カメラ)
・各種がんスクリーニング検査(PET-CT検査など)

厚生労働省の2017年の「全国がん登録 罹患数・率 報告」によると、乳がんの罹患率は30代から高まり、40代に最初のピークを迎えます。乳がんに関するオプション検査もしくは乳がん検診は定期的に受けるようにしましょう。また、40歳以上になると胃がんや大腸がんなどの消化器系のがんの発症リスクも高くなります。胃がんのほとんどの原因となるピロリ菌の有無を調べるABC検査のほか、上部消化管内視鏡検査や大腸内視鏡検査を検討するとよいでしょう。

【50代以上の女性におすすめのオプション検査】
50代以上の女性におすすめしたいオプション検査の部位は、子宮(子宮頸部、子宮体部)、乳房、胃、大腸、肺などです。

子宮がんのひとつである子宮体がんの発症リスクは、閉経前後から高まります。これは、子宮体がんが、月経ではがれ落ちるはずの子宮内膜に発生するためです。さらに、閉経を迎えると女性ホルモンの量が低下することで骨量が減少するため、骨密度測定も定期的に受けるようにしましょう。また、2017年の人口動態統計によると、がんによる女性の死亡数は、多い順に、大腸、肺、膵臓、胃、乳房となっています。乳がんのオプション検査以外に、これらの検査も組み合わせるとよいでしょう。

遺伝リスクのある方(家族歴)

家族親族の誰かが特定の病気にかかったことがある、といった遺伝リスクも、オプション検査を選ぶ上でのポイントのひとつです。家族に大腸がんにかかった方がいるなら大腸内視鏡検査を、肺がんにかかった方がいる場合は胸部CT検査を受けるなど、家族の既往歴(家族歴)に応じてカスタマイズしましょう。

明確な症状ではないけれど、特定部位に不安がある方

頭痛が続く方は脳の検査、ときどき軽い腹痛が起こるといった方は胃や大腸の検査というように、気になる状態に合わせてオプション検査を選んでもかまいません。なんとなく気になる部位がある方は、予算に応じて検査を追加してもいいでしょう。オプション検査で病気の前兆が見つかることで、日々の飲酒量や喫煙量、食事内容などの生活習慣を見直すきっかけになります。なお、はっきりとした自覚症状がある方は、人間ドックやオプション検査ではなく、すみやかに診察を受けるようにしてください。

オプション検査にはどんな種類がある?

頭部のオプション検査

頭部のオプション検査としては、いわゆる「脳ドック」が一般的です。頭部MRIによる脳の断層写真の撮影、頭部MRAによる血管像の描出、頸動脈エコー(脳梗塞の原因となる頸動脈の状態を調べる検査)、簡易認知機能検査などがあります。また、脳ドックでは、脳血管疾患のリスク要因となる病気・状態を見つけることができます。

【こんな方におすすめ】
・40歳以上の方
・生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)の方、あるいはそれらのリスクが高いと指摘されたことのある方
・心筋梗塞、狭心症の持病のある方
・脳血管疾患(くも膜下出血・脳出血・脳梗塞など)の家族歴がある方
・喫煙や過度の飲酒習慣がある方
・頭痛が続いている方
【見つけられる疾患】
・脳血管疾患(くも膜下出血・脳出血・脳梗塞などの脳卒中、未破裂脳動脈瘤など)
・脳腫瘍
・認知症
【価格帯】
約2~5万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約30分~3時間(施設や検査内容によって異なります)

心臓(循環器系)のオプション検査

心臓の病気は突然死の引き金となるだけでなく、脳梗塞などの病気のリスク要因となります。はっきりした自覚症状がないまま進行することがあるため、早期発見のために検査を受けることが推奨されます。心臓のオプション検査には、マルチスライスCT、心臓エコー検査、胸部レントゲン検査、心臓MRIといった画像検査、心電図検査、脂質代謝機能などの血液検査、血圧やBMI測定などがあります。

【こんな方におすすめ】
・50歳以上の方
・生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)の持病のある方
・肥満の方
・心臓病の家族歴がある方
・喫煙や過度の飲酒習慣がある方
・運動時に胸が痛む方、動悸がある方
【見つけられる疾患】
・狭心症
・心筋梗塞
・高血圧性心疾患
・心筋疾患
・心臓弁膜症
・不整脈
・動脈硬化など
【価格帯】
約1~5万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約2~3時間(施設や検査内容によって異なります)

乳房のオプション検査

乳房のオプション検査は、おもに乳がんの有無を調べるための検査です。マンモグラフィ、乳房超音波検査(乳房エコー検査)、乳房視触診(乳房のしこりや、脇の下のリンパ節の腫れを調べる検査)、PEM検査(乳房PET:腫瘍マーカー)、乳房MRI検査などが該当します。

【こんな方におすすめ】
・女性(乳がん検診は40歳以上が対象となっているが、若い方の発症例もあるので年齢を問わず)
・出産経験のない方
・授乳経験のない方
・肥満ぎみの方
・乳がんの家族歴がある方
・飲酒習慣がある方
・胸にしこりのようなものがある方
【見つけられる疾患】
・乳がん
・乳腺症
・乳腺のう胞など
【価格帯】
約1~5万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約15分~30分(施設や検査内容によって異なります)

肺(呼吸器系)のオプション検査

呼吸器系疾患のオプション検査は、おもに肺がんの早期発見を目的にしています。基本検査である胸部X線検査では、心臓・肝臓・大血管の陰に隠れた部分にできたがんを見つけるのが難しい場合があるため、肺CT検査、喀痰(かくたん)細胞診検査、腫瘍マーカー検査、肺機能検査などの複数の検査を組み合わせて調べていきます。

【こんな方におすすめ】
・喫煙者の方(とくに喫煙歴が長い方)
・同居者にヘビースモーカーがいる方
・呼吸器系がんの家族歴がある方
・咳や痰、動悸、胸痛などの症状が気になっている方
・50歳以上の方
【見つけられる疾患】
・肺がん
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・肺気腫
・肺炎・気管支炎など
【価格帯】
約1~2万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約1時間(施設や検査内容によって異なります)

肝臓・腎臓のオプション検査

基本検査で行なう尿検査や血液検査とあわせて、上腹部の断層写真を撮影する上腹部CT検査や上腹部MRI検査、腹部超音波検査(腹部エコー検査)などを行い、腎臓や肝臓に問題がないかを調べるオプション検査です。腫瘍マーカーも組み合わせることで、肝臓がん・膵臓がんの発見にもつながります。医療施設によっては、肝臓と関わる胆のうや胆管、膵臓を調べることもあります。

【こんな方におすすめ】
・過度の飲酒習慣がある方
・喫煙習慣がある方
・生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)の持病のある方
・肥満の方
・肝炎の既往歴がある方
・肝臓病や腎臓病の家族歴がある方
【見つけられる疾患】
・肝臓がん
・肝硬変
・肝炎
・腎細胞がんなどの腎臓病
・膵臓がん
・胆石
・膀胱結石など
【価格帯】
約1~3万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約30分~1時間(施設や検査内容によって異なります)

胃のオプション検査

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ、胃内視鏡検査)、胃部X線検査(バリウム検査)などのオプション検査で、胃の病気(おもに胃がん、食道がん、胃ポリープ)の早期発見を目指します。ABC検査(ピロリ菌とペプシノゲン検査を組み合わせた血液検査)で、胃がんや十二指腸潰瘍のリスクを調べることができます。

【こんな方におすすめ】
・過度の飲酒習慣がある方
・食生活が不規則な方
・胃に違和感・不快感のある方
・消化器系のがんの家族歴がある方
・40歳以上でまだ胃の検査を受けたことがない方
【見つけられる疾患】
・胃がん
・食道がん
・食道炎
・胃ポリープ
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍など
【価格帯】
約1~4万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約10分~2時間(施設や検査内容によって異なります)

大腸のオプション検査

便潜血検査のほか、大腸内視鏡検査や大腸CT検査などで直接大腸内を調べて、おもに大腸がんの早期発見を目指すオプション検査です。検査の過程で大腸ポリープが見つかった場合は、がん化しているかどうか、がん化するリスクがあるかどうかの判別のため、精密検査が行われます。

【こんな方におすすめ】
・過度の飲酒習慣がある方
・下痢や便秘を繰り返している方
・腹痛や腹部膨満感が気になっている方
・慢性的な痔がある、痔のような症状がある方
・消化器系のがんの家族歴がある方
・40歳以上でまだ大腸の検査を受けたことがない方
・血便を認められる方
【見つけられる疾患】
大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎など
【価格帯】
約2~3万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約30分~1時間(施設や検査内容によって異なります)

子宮・卵巣のオプション検査

女性特有の疾患を発見するために受けておきたいのが、子宮頸部細胞診(子宮頸部から細胞を採取し、子宮頸がんを調べる検査)、経腟超音波検査(子宮筋腫・卵巣嚢腫などの有無を見る検査)、HPV検査(子宮頸部の細胞を採取し、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスに感染しているかを調べる検査)などです。

【こんな方におすすめ】
・すべての年代の成人女性
・不正出血・月経困難・下腹部痛などがある方
・婦人科系のがんの家族歴がある方
【見つけられる疾患】
・子宮頸がん
・子宮体がん
・卵巣がん
・子宮筋腫
・子宮内膜症など
【価格帯】
約5,000円~2万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約10~15分

前立腺のオプション検査

日本泌尿器科学会は、住民検診(自治体が行なう検診)では50歳以上、人間ドックでは可能ならば40歳以上の男性に、前立腺がん発見のためのPSA検査、前立腺膀胱超音波検査(前立腺膀胱エコー検査)、前立腺MRI検査などのオプション検査を推奨しています。

【こんな方におすすめ】
・40歳以上の男性
・下腹部の圧迫感や頻尿が気になっている方
・尿が出にくいと感じる方
・ヘビースモーカー
・飲酒習慣がある方
・前立腺がんの家族歴がある方
【見つけられる疾患】
・前立腺がん
・前立腺肥大症など
【価格帯】
約3,000円~2万円(施設や検査内容によって異なります)
【検査時間】
約30分

参考資料
日本人間ドック学会「2020年度 一日ドック基本検査項目表(健保連人間ドック健診項目表)」
日本消化器がん検診学会「対策型検診のための 胃内視鏡検診マニュアル 2015 年度版」
国立国際研究センター 肝炎情報センター C型肝炎
厚生労働省「がん検診のあり方に関する検討会中間報告書 ~乳がん検診及び胃がん検診の検診項目等について~ 平成27年9月」
国立がん研究センター 社会と健康研究センター がん検診ガイドライン 子宮頸がん
厚生労働省 がん検診手帳 子宮頸がんについて
日本泌尿器学会「前立腺癌検診最新情報」
日本乳癌学会「患者さんのための乳癌診療ガイドライン2019年版」乳がん診療を正しく受けていただくために
日本医師会「知っておきたいがん検診」子宮頸がん検診Q&A
厚生労働省「平成29年(2017)全国がん登録 罹患数・率 報告」

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人間ドックは、受診して結果を確認して終了、ではありません。受診する医療施設に左右されずに経年変化を追うことが重要です。

こちらの記事の監修医師
上昌広

1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。 虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。

山本 佳奈
     

1989年生まれ。滋賀県出身。医師。 2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)

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