[広告]埼玉県周辺で人間ドックに関連する医療施設
広告 池袋桜十字クリニック (東京都 豊島区)
9,550円~132,000円(税込)
東京都 豊島区
池袋駅
東京都豊島区東池袋1-13-6ロクマルゲート池袋 7F
【2023年9月】池袋駅東口のサンシャイン通りに新規オープン! きれいで落ち着く院内をイメージしており、新しい医療機器を設置しております。池袋駅や池袋乗り換えの場所でお仕事されている方・お住まいの方におすすめです。
広告 大宮シティクリニック (埼玉県 さいたま市大宮区)
33,000円~125,280円(税込)
埼玉県 さいたま市大宮区
大宮駅
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5ソニックシティビル30F
JR大宮駅西口より徒歩5分、ソニックシティビル30Fに当クリニックはございます。リラックスして人間ドックを受診できるよう、高層階でフロアに余裕がある環境となっております。また、女性専用フロアがありますので、女性の方でも快適にレディース検診を受診できます。
埼玉県草加市谷塚1-11-18
11月 | 12月 | 1月 |
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埼玉県草加市吉町3-1-3
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草加市は、埼玉県東南部に位置する都市です。江戸時代に日光街道第二の宿場町として栄えたのが始まりで、「草加せんべい」が有名です。1958年の市制施行により草加市となり、団地の造成や地下鉄の乗り入れなどを受けて人口が増加し、都市化が進みました。
2021年9月現在の人口は約25.1万人(住民基本台帳による)です。国勢調査によれば、草加市の人口は1960年代から1975年にかけて急増し、その後増加は緩やかになっているものの、現在まで減少は見られず増加傾向は続いています。なお、日本全体の人口ピークは2008年で、埼玉県は現在も増加傾向にあります(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。社会保障・人口問題研究所によれば、草加市の人口は2020年の24.7万人をピークに減少に転じ、2035年には約23.1万人に、2045年には約21.9万人に減少すると推計されています。しかし、2021年9月現在の人口が推計におけるピークの数字を上回っているため、減少幅は推計より小さくなる可能性も考えられます。
2021年1月現在における草加市の65歳以上の高齢者人口は約6.2万人で、高齢化率は24.6%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%であることから、草加市の高齢化率は全国よりも低いと言えます。しかしながら、多くの地方自治体と同様に、総人口に対して高齢者人口の割合は増加しています。
健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。
下記は、草加市の65歳平均寿命と65歳健康寿命、およびその差です(カッコ内は全国平均)。65歳平均寿命と65歳健康寿命との差(介護を要する期間=不健康である期間)が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。
埼玉県では、65歳に達した県民が健康で自立した生活を送ることができる期間、具体的には、介護保険制度の「要介護2以上」に認定されるまでの期間を「65歳健康寿命」とし、草加市も同様の算出方法を採用しています。また「埼玉県5か年計画」のなかで、生涯を通じた健康確保の施策指標として、65歳健康寿命の目標値(2021年:男性17.72年、女性20.39年)を設定しています。
男性 | 女性 | |||||
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2010年 | 2015年 | 増減 | 2010年 | 2015年 | 増減 | |
65歳平均余命 | 18.47年 | 18.77年 | +0.30 | 23.20年 | 23.59年 | +0.39 |
65歳健康寿命 | 16.70年 | 17.04年 | +0.34 | 19.59年 | 20.12年 | +0.53 |
介護を要する期間 | 1.77年 | 1.73年 | -0.04 | 3.61年 | 3.47年 | -0.14 |
【参考】平均寿命(0歳平均余命) | 79.12歳(79.64歳) | 80.09歳(80.79歳) | +0.97(+1.15) | 85.59歳(86.41歳) | 86.06歳(87.05歳) | +0.47(+0.64) |
2015年の草加市の65歳健康寿命は、男性18.47年、女性18.77年です。2010年の65歳健康寿命を比較すると、男女とも延伸が確認できます。また、介護を要する期間も男女ともにわずかに短くなっています。平均寿命は、男女とも全国平均をやや下回っています。
1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、草加市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
草加市 | 悪性新生物(がん)30.7% | 心疾患13.6% | 脳血管疾患7.6% | 肺炎6.6% | 老衰6.2% |
日本全体 | 悪性新生物(がん)27.3% | 心疾患15.0% | 老衰8.8% | 脳血管疾患7.7% | 肺炎6.9% |
草加市の死因順位を見ると、上位3位までは生活習慣病の三大疾病が占め、日本全体で3位の老衰は5位となっています。ポイント数では、1位のがんが日本全体を3.4ポイント上回り、やや高い数値となっています。これは、草加市のがん検診受診率の低さも要因のひとつと考えられます(4-1.草加市のがん検診受診率の現状参照)。
日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。
5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。
草加市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、草加市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
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胃がん | 胃部X線検査(バリウム)、胃内視鏡検査(胃カメラ) | ・バリウム:30歳以上・胃カメラ:50歳以上 | ・バリウム:年1回・胃カメラ:2年に1回 | ・バリウム:900円・胃カメラ:3,500円 |
子宮がん | 子宮頸部細胞診、子宮体部細胞診※子宮体部細胞診は医師判断かつ本人同意により実施 | 20歳以上女性 | 年1回 | ・子宮頸部:1,700円・子宮頸部+子宮体部:2,500円 |
肺がん | 胸部X線撮影、喀痰検査※喀痰検査は医師の判断により実施 | 40歳以上 | 年1回 | ・胸部X線:800円・喀痰検査:900円 |
乳がん | マンモグラフィ | 40歳以上女性 | 2年に1回 | 1,300円 |
大腸がん | 便潜血反応検査 | 30歳以上 | 年1回 | 500円 |
口腔がん | 視触診 | 50歳以上 | 希望者のみ(要事前申し込み) | 700円 |
草加市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。独自の取り組みとして、胃がんのX線検診、大腸がん検診は国の指針よりも10年早い30歳から、子宮がん検診の受診間隔は指針より多い年1回実施しています。また、国の指針にはない口腔がん検診を実施している点も特徴です。
草加市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。
種類 | 対象者※年齢は当該年度4月1日時点で判定 | 無料になる検査項目 |
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子宮がん | 20歳の女性 | 子宮頸部細胞診 |
乳がん | 40歳の女性 | マンモグラフィ |
75歳以上の方は無料でがん検診を受診することができます。また、下記の方は検診受診時にカギカッコ内の必要な証明書を提示した場合、無料になります。 ・65歳以上75歳未満で後期高齢者医療制度被保険者「後期高齢者医療被保険者証」 ・世帯全員が非課税の方「世帯主の非課税証明書」 ・生活保護受給者「生活保護受給者証」 ・中国残留邦人など支援給付制度適用の方「本人確認証」
下記は、草加市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 2.0% | 11.3% | 4.4% | 11.6% | 4.8% |
2016年度 | 3.6% | 10.4% | 4.9% | 10.5% | 4.3% |
2017年度 | 3.1% | 10.4% | 4.6% | 10.7% | 4.3% |
2018年度 | 2.8% | 10.6% | 4.7% | 10.1% | 4.9% |
2019年度 | 3.0% | 11.2% | 4.3% | 10.4% | 4.4% |
下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。
胃がん | 子宮頸がん | 肺がん | 乳がん | 大腸がん | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 6.3% | 23.3% | 11.2% | 20.0% | 13.8% |
2016年度 | 8.6% | 16.4% | 7.7% | 18.2% | 8.8% |
2017年度 | 8.4% | 16.3% | 7.4% | 17.4% | 8.4% |
2018年度 | 8.1% | 16.0% | 7.1% | 17.2% | 8.1% |
2019年度 | 7.8% | 15.7% | 6.8% | 17.0% | 7.7% |
草加市のがん検診受診率は、全検診で日本全体を下回っています。受診率の向上が課題であると言えます。
2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。
草加市では、がん予防に向けて独自の検診を行っています。また、課題であるがん検診の受診率の向上については、「そうか みんなで 健康づくり計画(第2次)」(第3次健康増進計画・自殺対策計画・第2次食育推進計画)のなかで「2023年までに受診率を50%にする」ことを目標に掲げ、次のような施策を実施しています。
・肝炎ウイルス検診の無料実施 肝硬変や肝がんの予防につながる肝炎検査(B型、C型肝炎の血液検査)を実施。対象は40歳の方または41歳以上でこれまでに一度も市の肝炎ウイルス検診を受けたことがない方。費用は無料。
・がん検診と特定健診の同時受診の推進 特定検診の通知にがん検診の案内を同封し、肺がん検診と大腸がん検診を特定健診と同時受診できることを周知する。
・個別の勧奨通知 40歳および50歳になる市民にがん検診などの個別勧奨通知を行う。
・禁煙に向けた情報提供 草加市特定健診受診結果から、県・国と比べて女性の喫煙率が高いため、がんリスクを低減するための禁煙に向けた情報提供を積極的に行う。
草加市では人間ドックまたは脳ドックの受診料の一部を助成しています。
【対象者】 ・人間ドックもしくは脳ドックを利用する日現在で、草加市国民健康保険に継続して1年以上加入している方 ・人間ドックもしくは脳ドックを利用する日現在で、満35歳以上の方 ・国民健康保険税を完納している世帯の方 ※上記3つの条件をすべて満たすこと
【助成額】 検査料(税抜)の7割(上限20,000円)
【内容】 人間ドックか脳ドックのいずれか(年度1回限り)
【対象者】 ・人間ドックもしくは脳ドックを利用する日現在、後期高齢者医療制度に加入している方 ・草加市に住民票がある人、または草加市から県外の介護施設などに入所している方(住所地特例適用の方) ・後期高齢者医療保険料を滞納していない方 ※上記3つの条件をすべて満たすこと
【助成額】 検査などに要した費用(上限20,000円)
【内容】 人間ドックか脳ドックのいずれか(年度1回限り)
詳細は草加市サイトで確認してください。
草加市では「そうか みんなで 健康づくり計画(第2次)」(第3次健康増進計画・自殺対策計画・第2次食育推進計画)を策定し、市民の健康寿命の延伸などを目標にさまざまな取り組みを行っています。
・成人歯科健診(歯周病健診)の実施 糖尿病など全身の病気との関連性が指摘されている歯周病を予防するために、成人歯科健診(歯周疾患検診)事業を実施。対象年齢は40~70歳の5歳刻み年齢の方。費用は500円。
・看護師・保健師による健康相談 草加市内のコミュニティセンターで、看護師・保健師による地域健康相談を定期的に実施。血圧、体脂肪測定などの健康チェックのほか、自身の健康相談や介護予防などについて相談できる。予約不要。
・レシピサイトにて草加市公式のヘルシーレシピを掲載 食育推進計画のひとつとして、草加市保健センターによるレシピをレシピサイトに掲載。健康を考慮した薄味のレシピや献立のほか、地場産の小松菜を使ったレシピ、小中学校で人気の給食メニューなども公開している。
※本記事は2021年11月時点の情報を元に作成しています。