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乳房が張る

乳房が張るメカニズム

月経前に乳房の張りを感じる女性は多いと思います。女性特有の器官である乳房は、女性ホルモンの影響を受けやすいという特徴があります。月経前に女性ホルモンのひとつである「プロゲステロン」によって、水分をためこみやすくなり、乳房が張るようになります。

月経が終わるころには、乳房の張りは自然に元に戻りますが、人によっては女性ホルモンのバランスが影響して乳房の張りが強くなるあります。また、乳頭から細菌が感染したり、授乳中に母乳が乳腺内で滞ったりすることで、通常より乳房が張ることがあります。

乳房が張るときに考えられる病気

乳房の張りが続くときは、以下のような病気の可能性があります。
●乳腺症
●乳腺炎
●うっ滞性乳腺炎

乳房が張るときに受ける原因究明の検査

乳房の張りが続くときは、視診や触診のほかに以下の検査を行います。

乳腺エコー(乳腺超音波)検査

専用のジェルを塗り超音波の出る医療機器を当てて、乳房の内部を調べます。
「乳腺エコー(乳腺超音波)検査」についてもっと詳しくみる→

マンモグラフィ検査

乳房のエックス線検査で、乳房を圧迫させて検査します。

経腟エコー検査

お腹にジェルを塗り、超音波の出る機器を当てて、子宮の内部にできものがないか確認します。

子宮頸部細胞診・子宮体部細胞診

子宮の入口や内部を専用の綿棒などでこすり取り、細胞の状態を調べる検査です。

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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