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症状から病気を知る&検査を探す

左右の乳房の大きさが違う

左右の乳房の大きさが異なるメカニズム

乳房の左右差は、健康な女性にも比較的よくみられます。一方で、片方の乳房の大きさが急に変化したり、極端な左右差がみられたりする場合は、なんらかの病気にかかっている可能性があります。

乳房の大きさに左右差ができる原因は、できものや炎症が考えられます。乳房の内部にがんなどのできものができると、左右で胸の大きさが異なる症状が現れます。また、乳頭から細菌が感染したり、授乳中に母乳が乳腺内で滞ったりすると、患側の乳房が腫れるため、乳房の大きさが左右で異なるようになります。

乳房の左右差は骨格に問題が起きている場合もあります。胸の下にある肋骨の変形が起きると、左右の胸の筋肉のつき方に差がでるため、乳房の大きさに差が出ることがあります。

左右の乳房の大きさが違うに考えられる病気

以下のような病気の可能性があります。
乳がん、乳腺症、乳腺炎、うっ滞性乳腺炎、漏斗胸(ろうときょう) 等

左右の乳房の大きさが違うときに受ける原因究明の検査

以下の検査を行います。

乳腺エコー検査(乳腺超音波検査)

専用のジェルを塗り超音波の出る医療機器を当てて、乳房の内部を調べます。
「乳腺エコー検査(乳腺超音波検査)」についてもっと詳しくみる→

マンモグラフィ検査

乳房のエックス線検査で、乳房を圧迫させて検査します。

レントゲン検査

エックス線を照射して、骨格など身体の内部の様子を白黒画像で映し出す検査です。

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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