福島県須賀川市南上町123-1
福島県郡山市八山田7-115
目次[非表示]
いわき市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん検診 | 1)集団:胃部X線(バリウム)検査2)個別:胃部X線(バリウム)検査または胃内視鏡(胃カメラ)検査 | 50歳以上 | 2年に1回 | 1)集団:350円2)個別:1,500円 |
子宮頸がん検診 | 子宮頸部細胞診 | 20歳以上の女性 | 2年に1回 | 集団:350円個別:750円 |
肺がん検診 | 胸部X線(レントゲン)検査、喀痰検査※喀痰検査は、50歳以上で喫煙指数600以上の方が対象 | 40歳以上 | 年1回 | 集団:150円※喀痰検査は+150円個別:350円※喀痰検査は+250円 |
乳がん検診 | 1)40代:マンモグラフィ(2方向撮影)、視触診2)50代:マンモグラフィ(1方向撮影)、視触診3)60代:マンモグラフィ(1方向撮影)※視触診は個別検診の場合のみ実施 | 40歳以上の女性 | 2年に1回 | 集団:1)700円2)、3)500円個別:1)1,200円2)1,000円3)550円 |
大腸がん検診 | 便潜血検査(2日法) | 40歳以上 | 年1回 | 個別・集団:250円 |
いわき市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。ただし、加入中の健康保険・職場等で受診機会がある場合は、料金が高い、検査方法が違う等の理由であっても、市のがん検診を受診することはできません。
なお、受診には市発行の受診券が必要です。年度の途中から市の国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入した方、過去2年間に市の健康診査やがん検診等の受診歴がない方などは、受診券発行の申し込み(電話)が必要です。詳細はいわき市サイトで確認してください。
いわき市では下記対象者にがん検診の無料クーポン(受診券)が支給されます。
種類 | 対象者※当該年度にその年齢に達する方 | 無料になる検査項目 |
---|---|---|
子宮頸がん | 21歳女性 | 子宮頸部細胞診 |
乳がん | 41歳女性 | マンモグラフィ(2方向撮影)、視触診※ |
受診券は、4月中旬から対象の方に郵送されます。登録医療機関、当日の持ち物、その他受診条件などは、いわき市サイトで確認してください。
がんを始めとした病気予防のため、いわき市では次のような取り組みを行っています。
・県民健康調査(19~39歳までの健康診査) 福島県による県民健康調査の一環として、福島県に住民登録がある方で、職場や学校などの既存制度による健康診断を受ける機会がない19~39歳の方を対象に健康診査を実施。検査内容は、身体計測、血圧測定、血液検査、尿検査など。費用は無料。
・肝炎ウイルス検診 慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的として、B型およびC型肝炎ウイルス検査を実施。検査方法は血液検査(HBs抗原検査、HCV抗体検査)。対象は40歳以上の市民で、過去に市の肝炎ウイルス検査を受診したことがない方など。費用は無料。
・ピロリ菌抗体検査 ピロリ菌抗体検査はヘリコバクター・ピロリ菌感染の有無を調べる血液検査。胃粘膜に住みつくヘリコバクター・ピロリ菌により引き起こされる、慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんなどの予防が目的。対象は40歳以上の5歳刻み年齢の方で、過去にピロリ菌抗体検査を受けたことのない方。費用は200円。
・骨粗しょう症検診 骨粗鬆症(骨粗しょう症)により骨折して寝たきりになるのを防ぐために、骨量を測定する骨密度検査を実施。対象は40~70歳の5歳刻み年齢の女性。費用は550円。
・歯周疾患検診 虫歯や歯周病の早期発見によって早期治療、生活習慣の改善につなげるために歯と歯周組織の検査、保健指導を実施。対象は40歳・50歳・60歳・70歳の方。費用は250円。
厚生労働省が指針を示しているがん検診以外の検査は、自治体によって実施の有無や検査内容が異なります。人口規模や財政状況、独自の見解など事情はさまざまです。いわき市で実施していない検査のうち、おもだった検査には下記が挙げられます。
・大腸がん:大腸内視鏡検査(大腸カメラ) ・前立腺がん:PSA検査
会社員の方は、職場の健康診断やそのオプション検査で上記を受けられるかどうか確認してみてください。受診機会がない場合は、実施している医療施設を探して自費で受診する方法があります。市内もしくは近隣の自治体にも範囲を広げて探してみるとよいでしょう。
いわき市では、いわき市国民健康保険被保険者を対象に、登録医療機関にて3種類の国保人間ドックを実施しています。これにより、対象者は通常よりも安価に人間ドック等を受診することができます。いわき市の人間ドック等の内容は下記の通りです。
【人間ドック等の対象者】 30~74 歳の方で、いわき市国民健康保険に加入している方
【人間ドック等の種類】 ・日帰りコース:日本人間ドック学会が定める検査項目がほぼ網羅されたコース ・特別コース(2日間):日帰りコースに、大腸X線(レントゲン)検査または大腸内視鏡(大腸カメラ)検査、負荷心電図などの検査が加わったコース ・脳ドックコース:頭部MRI/MRA、頸部MRA、神経学的検査などのコース
【人間ドック等の自己負担金】 ・日帰りコース:11,400円 ・特別コース(2日間):18,300円 ・脳ドックコース:12,600円
人間ドック等の助成対象となるには、いくつかの条件があります。 ・日帰りコース、特別コースを受ける場合は、市の特定健診は受診できない ・脳ドックを受診する場合は、必ず市の特定健診を受診すること(別日・別医療施設でも可) ・受診可能なコースは日帰りコース、特別コース、脳ドックコースのいずれかについて年1回のみ ・人間ドックと同時に胃や大腸のポリープ切除を行った場合など、自己負担金が変更になる場合もある
いずれのコースも市内の国保人間ドックを実施する登録医療機関へ直接申し込みすることで受診できます。ただし定員に達した時点で受付は終了します。受診について、詳しくはいわき市サイトで確認してください。
日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で400以上の施設が認定されています。2023年10月現在、いわき市内に機能評価認定施設はありませんが、近隣の郡山市に3施設、福島県全体では3施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。