茨城県つくば市高崎1008番地
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つくば市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、つくば市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
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胃がん | 1)胃部X線(バリウム)検査2)胃内視鏡(胃カメラ)検査のどちらか一方 | 1)40歳以上2)50歳以上偶数年齢 | 1)年1回2)2年に1回 | 1)集団:1,300円2)個別:5,000円 ※70歳以上は1,500円 |
子宮頸がん | 子宮頸部細胞診※医師の判断により子宮体部細胞診も実施(個別のみ) | 20歳以上の女性 | 年1回 | 集団・個別:1,500円 |
肺がん | 胸部X線(レントゲン)検査※65歳以上は結核検診も実施 | 40歳以上 | 年1回 | 集団:500円※65歳以上の結核検診は、集団・個別ともに無料 |
乳がん | 1)乳腺超音波(エコー)検査2)乳腺超音波(エコー)検査・マンモグラフィ併用3)マンモグラフィ※2)、3)のマンモグラフィは40代のみ2方向撮影 | 1)36歳・38歳女性2)40~64歳の偶数年齢女性3)66歳以上の偶数年齢女性 | 2年に1回 | 1)集団:1,500円個別:2,000円2)集団:3,000円個別:3,500円3)集団・個別:1,500円 |
大腸がん | 便潜血検査(2日法) | 40歳以上 | 年1回 | 集団・個別:800円 |
前立腺がん | PSA検査(血液検査) | 50歳以上男性 | 年1回 | 集団・個別:1,000円 |
つくば市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。つくば市独自の取り組みとして、乳がん検診では、指針よりも早い36歳と38歳で乳腺超音波(エコー)検査を実施しており、40~64歳女性ではより高い精度で乳がんを早期発見するために、乳腺超音波(エコー)検査とマンモグラフィを併用受診できることが特長です。また、子宮がん検診は受診間隔が指針よりも短い、年1回で設定されています。さらに、指針にはない前立腺がん検診も実施しています。
つくば市では下記対象者にがん検診の無料クーポンが支給されます。
種類 | 対象者※当該年度にその年齢に達する方 | 無料になる検査項目 |
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胃がん | 40歳 | 胃部X線(バリウム)検査 |
子宮頸がん | 21歳女性 | 子宮頸部細胞診 |
肺がん | 40歳 | 胸部X線(レントゲン)検査 |
乳がん | 41歳女性 | 乳腺超音波(エコー)検査およびマンモグラフィ(2方向撮影)併用 |
大腸がん | 40歳 | 便潜血検査(2日法) |
つくば市では、すべてのがん検診において、無料で受診できる機会があります。厚生労働省の指針における対象年齢の開始時期と前後しており、市民に健康への意識を向けてもらうための取り組みと言えます。無料クーポン券は、5月下旬に対象の方に郵送されます。医療施設の予約方法など、詳細はつくば市サイトで確認してください。また、年度内に40歳となる方は、市から送付されるがん検診の受診券を使用することで、胃がん(バリウム)・肺がん・大腸がん検診が無料で受診できます。
なお、70歳以上の方と生活保護受給者の場合は、胃がん検診(胃カメラ)を除くすべてのがん検診が無料で受診できます。詳しくは自治体の担当課へご確認ください。
がんを始めとした病気予防のため、つくば市では次のような取り組みを行っています。
・基本健診 自覚症状なく進行する生活習慣病の発症を予防するための健診。対象はつくば市に住民登録がある20~39歳の方で、学校や職場等で健診を受ける機会がない方。検査内容は、問診、身体計測(身長・体重)、血圧測定、血液検査(血中脂質・肝機能・貧血・血糖)、尿検査(蛋白・糖)。集団検診・個別検診にて受診可能。費用はいずれも無料。
・胃がんリスク検査(ABC検査) 胃がんの発症リスクとなるピロリ菌の有無を調べるピロリ菌抗体検査と、胃粘膜の萎縮の程度を調べるペプシノゲン検査を実施。対象は40・45歳の市民で、費用は1,000円。採血による血液検査で胃がんのリスクを判定する。
・肝炎ウイルス検診(B型・C型肝炎ウイルス検査) 慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見・早期治療を目的として、B型およびC型肝炎ウイルス検査を実施。対象は40歳以上の市民で、過去に市の肝炎ウイルス検査を受診したことがない方。費用は700円(40~70歳の5歳刻み年齢の方は無料)。
・骨粗しょう症検診(骨密度検査) 骨粗鬆症(骨粗しょう症)により骨折して寝たきりになるのを防ぐために、骨密度検査を実施。対象は30~70歳の5歳刻み年齢の女性市民。検査内容は、問診、超音波(エコー)を用いた踵(かかと)の骨密度検査。費用は1,000円(70歳の方は無料)。保健センターで実施されるレディース検診(集団検診)の日程にて受診可能。
・レディース検診 つくば市の保健センターで実施される「レディース検診」は、つくば市に住民登録がある女性を対象とした集団検診で、乳がん・子宮がん・骨粗しょう症検診の同日受診が可能(ただし、骨粗しょう症検診は一部の日程のみ)。各がん検診の対象年齢や費用は「1-1.つくば市のがん検診」に、骨粗しょう症検診については、上記「骨粗しょう症検診(骨密度検査)」に記載の通り。日程等はつくば市サイトで確認を。
・成人歯科健康診査 虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につなげるための歯科健康診査を実施。対象は30・40・50・60・70歳の市民。検査項目は、問診、歯周病・虫歯に関する口腔内検査。費用は無料。対象者には3月下旬に受診券(はがき)が郵送される。受診時に健康保険証と受診券が必要。
厚生労働省が指針を示しているがん検診以外の検査は、自治体によって実施の有無や検査内容が異なります。人口規模や財政状況、独自の見解など事情はさまざまです。つくば市で実施していない検査のうち、おもだった検査には下記が挙げられます。
・大腸がん:大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
会社員の方は、職場の健康診断やそのオプション検査で上記を受けられるかどうか確認してみてください。受診機会がない場合は、実施している医療施設を探して自費で受診する方法があります。市内もしくは近隣の自治体にも範囲を広げて探してみるとよいでしょう。
つくば市では、つくば市国民健康保険加入者および後期高齢者医療加入者を対象に、ドック健診(人間ドックまたは脳ドック)の受診費用が一部助成されます。助成内容は下記の通りです。
【人間ドック・脳ドックの助成対象者】 ・つくば市国民健康保険の加入者(人間ドックは30歳以上、脳ドックは40歳以上) ・後期高齢者医療制度の加入者 ※いずれも助成申請から受診時まで継続加入しており、市民税・保険料等に滞納がない方
【人間ドック・脳ドックの助成金額】 人間ドック:17,500円 脳ドック:25,000円 ※脳ドックの助成対象は40歳以上の方のみ
助成対象となるには、いくつかの条件があります。 ・年度内に市が実施する集団健診・医療機関健診を受診していないこと ・年度内に助成を受けられるのは、人間ドック・脳ドックのいずれか一方のみ ・人間ドックは年1回、脳ドックは5年に1回の助成 ・つくば市内・茨城県内の健診協力医療機関が実施する人間ドック・脳ドックであること ・受診結果を市の特定保健指導で活用することに同意すること
人間ドック等の助成を受けるためには、受診日までに助成申請をする必要があります。予約、申請方法、必要事項など、詳細はつくば市サイトで確認してください。
日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で400以上の施設が認定されています。このうち、つくば市内の機能評価認定施設は2施設あります(2023年12月現在)。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。