滋賀県大津市大石中1-6-6
滋賀県の人口は、県の推計人口年報(2014年10月実施)によると1,416,500人です。年齢分布は、0~14歳が14.6%、15~64歳が61.2%、65歳以上が23.2%となっています。年齢層では40~44歳が最も多く、次いで35~39歳、60~69歳が続きます。
医療機関の数ですが、2014年7月の時点で一般診療所の数が877、病院が58あります。健診が可能な医院は無数にあり、滋賀県医師会や市町村が指定しています。日本人間ドック学会が認定する人間ドック施設は3件です。
滋賀県の「健康づくり支援資料集(平成26年度版)」によると、滋賀県の死因別死亡割合の1位:悪性新生物(がん)が29.1%、2位:心疾患が16.6%、3位:肺炎で9.3%となっています。男性では死因は1位:悪性新生物(がん)が33.8%、2位:心疾患が14.0%、3位:肺炎で10.1%です。女性の死因は1位:悪性新生物(がん)が24.0%、2位:心疾患が19.4%、3位が脳血管疾患で9.2%と、女性では脳血管疾患の比率が高くなりました。悪性新生物(がん)の男性の死亡率は国と比べて高めです。
滋賀県では、健康に過ごしていけるよう企業や飲食店、公共施設などで以下のような取り組みをしています。飲食店では、カロリー表示、野菜たっぷり料理の提供、終日禁煙、完全分煙、企業では社内でウォーキングイベントを実施、公共施設では地域で運動教室を実施しています。高齢者の方々に対してはいつまでも元気に過ごすことができるよう、筋力低下防止運動の実施、高齢者サロンの取り組みなど、滋賀県民が自ら健康づくりに取り組みやすい環境をつくっています。